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【内定者体験談】2回の就職活動とベンチャー企業という選択肢

私は2回の就職活動をしました。

1回でいいよ十分だよ…と皆思うであろう就職活動。それを2回もした経緯と後悔。そして何を得たか。

就職活動中の皆さんに知っていただき、参考になれば幸いです。


[1]初めての就職活動とそして...

初めての就職活動。もうドキドキでした。

体調等の理由により私は大学入学まで2年の浪人をしていました。企業がこのことをどう思うのか。そして私が大学院で研究してきた分野を扱う企業は多くもない。

こんな私が入社できるところなんてあるのだろうか…!

そんな不安がありました。

不安を押し殺しながら、まず企業選びの軸を考えました。人々の役に立つ製品を作り、そして学んできた知識を活かせるところがいい。それらを軸として、就職活動をスタートさせました。

そして、私はとある大企業に内定を頂きました。

なんと大企業!しかもこれまで学んできた専門分野を活かせるかもしれない!

そう喜びながら、私はとある小さな気持ちと予感をなくせないでいました。

その企業の入社試験を受けると決めた時から、私はそれを感じ続けていたのです。

この企業に入ることはない気がする。本当にこれでいいのだろうか」、と。

しかしせっかく掴んだ大企業への内定。就活の軸も満たしているし、大丈夫なはず。

そう自分に言い聞かせ、私は自分の内の声で響く小さな声を無視して、内定承諾の返事をしました。

…今思えば、少なからず、友達や親せきへの見栄が、内定承諾に影響していたのだと思います。内心、内定を頂いた企業の風潮や、大企業の働き方が自分には会っていないと感じていたこと。つまらなそうだと感じていたこと。これらの気持ちが、「本当にこれでいいのか」という自分の内の声を出させていたのだと思います。

そして…内定承諾をした後。決まったのは、なんと病気療養による1年の休学でした。

高校時代から無理を通してきた体と心に限界が来てしまったのです。

当然、いただいた内定は白紙になり。

そのことを聞いた日、家族に申し訳なくてすごく泣きました。けれど、その企業への入社を惜しむ気持ちはあまりありませんでした。このことからも、この企業にどうしても行きたい、と思う気持ちはなかったということがはっきりしました。


[2]2回目の就職活動と出会い

そして病気がよくなった半年後に、就職活動を再開しました。友人たちは休学中に卒業し、一人での就職活動。一見孤独なように見えますが、周りへ見栄を張ることなく就職活動をすることができるというメリットがありました。企業規模のくくりなく、本気で自分のためになる、自分が入りたいと思う会社を探したいと思いました。

そして2回目の就職活動で、私は一目ぼれのように、この会社以外は考えられないという出会いを果たすことになります。VSTという会社との出会いでした。

初めはマシンビジョンレンズという製品がかっこいいいと、感じたことがきっかけでした。そしてVSTという会社を調べるうち、産業コンサルタントとして、人々の生活を支える製品を作る機械の光学製品を、時にお客様と話しあい、作っていることを知りました。ここだと、強く感じました。

私は大学院での研究活動が好きでした。しかし同時に「これがどこまで役に立つ技術になるのだろうか」と、疑念を感じるようにもなっていきました。こういった経験から、自分には人の役に立っているという実感が欲しいのだと気づくことになったのです。

ずっと、この気持ちを満たせる会社を探していました。VSTならばお客様と直接接し、笑顔など人の生の反応を感じ役立つことを実感できるのではないかと考えたのです。

そこからは、まるで片思いの相手を振り向かせるように必死になりました。VSTに何度もコンタクトをとり、面接に進みました。面接の度にVSTのことを知り、胸をときめかせました。

不安がなかったわけではありません。地元から離れてベンチャー企業に就職するという選択は、勇気のいる決断でした。厳しい仕事についていけるか、安定性はあるのか等、色々な不安がありました。しかし不安のほとんどは払しょくされました。VSTはマシンビジョンレンズ、画像処理というこれからが期待される業界に属し、その海外シェアはトップレベルという実力を誇っていました。残された唯一の不安は、厳しい仕事に自分がついていけるのかということでした。その不安も、面接を受けるたびに薄くなっていきました。面接でエンジニアや人事担当者の方にお会いし、VSTでは積極的に発言し、自分から動く姿勢を持ち続けることが大事であることという印象を受けたからです。それに対し、仕事に対してあきらめないこと、努力を続けることが要であり、それならば自分の努力次第であると考えました。

極め付きは、最終面接でのとある社員の方との出会いでした。入社するか未確定の私に対し、私が今後どう成長していけばいいのか、その方向性を面接の場で共に考えていただいたのです。そのことから、ここまで人を大事にする会社はないと、また社員の方一人ひとりに惹かれていく自分を感じました。自信のない最終面接でしたが、絶対この会社に入りたいと、思わせた最終面接でした。

そして最終面接の結果は見事に合格。迷うことなく、お返事をさせていただきました。

見栄等なく、本心で行えた2度目の就職活動で、私はようやく納得できる会社、ここでなくてはいけないという会社に出会うことができました。


[3]就活生の皆さんへ

就活生の皆さん。就職活動や人生のチャンスは決して一度きりではないと、私はこれまでの人生でそう考えます。就職活動において大切なことは、自分がどうしたいのか徹底的に考えること。そしてそれを実現するための選択肢を可能な限り探ることだと、私は2回の就職活動を通じて感じました。

あなたの運命の会社は、大企業かもしれないし、VSTのようなベンチャー企業かもしれません。自分の内の声を無視してはいけません。あなたが企業選びにおいて、大切にしたいものは何ですか?

それはもしかしたら、ベンチャー企業という、人によっては少し勇気のいる選択で叶うのかもしれません。

「ベンチャー企業は安定性があるのか?」「本当に小さな会社が発展していくの?」

ベンチャー企業に挑戦したい、けどそんな不安を持つあなたに、VSTという選択肢はいかがでしょうか。あなたの挑戦を我々VSTは心よりお待ちしています!

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