こんにちは、Product Marketing ManagerのMifaです。「データプラットフォーム」というキーワードにビビビッときてこの夏に入社しました。私が所属するSolution teamのお仕事は、Vponが保有する1億IDを超えるデータを軸に、分析やDMPといった様々なプロダクトの強みをどう最大化してマーケットへ届けるか…それを創り出すのがミッションです。
さて、皆様はデータを利用して、どんなことを成し遂げたいですか?私は、お客様にとっての羅針盤になるようなプロダクトを届けたいというビジョンを描いています。というのも、かつてその羅針盤を手に入れた時の体験が忘れられないからです。
あれは遡ること5年前。SIerでシステムエンジニアの経験を積んだ私は、数万人規模のBtoBイベントを主催する会社で、デジタルマーケティングの仕事に従事していました。集客のためのコンテンツ制作や広告配信、Web申込の管理など幅広い業務に携わっていましたが、中でも一番悩ましかったのが、イベントの取材に来てくださるTV局や業界記者からの「今年のトレンドは何ですか?」という無邪気(に私には映るのですが、もちろんいたって真面目)な質問です。
1000社を超える企業が集うイベントのトレンド…。こっちが知りたい!と何度思ったことでしょう(笑) BtoBビジネスにファッション業界のような流行色はありません。現場をよく知るセールスメンバーにヒアリングするものの、職位が上がるにつれて抽象度が増していって、記者の関心を引くような新鮮さや面白さは失われていきます。結果、毎回かけらの情報を集めてどうにか形にしていたという有り様でした。
そんな私に転機が訪れたのは、SEだった経験を買われてイベント参加者が利用する商談予約システムの開発に携わったことでした。そのプロジェクトのKPIは登録数や利用率だったのですが、その事業の過程でどこにどんなニーズがあるのかを俯瞰できるデータという宝庫を手に入れたのです!これまでの憶測は確信に変わり、分析軸を変えることで新たな示唆が生まれました。データの示す方向に舵を切ったことで、霧がすーっと引いて、視界が晴れていくような感覚をいまでも覚えています。
かつて記者からの質問にしどろもどろだった私は過去のものになりました。発する言葉には根拠があり、溢れる自信は記者との関係性をも良好なものにしてくれました。データの恩恵は対メディアに留まりません。分析結果をセールスツールとして活かして、その先のクライアントに還元することで売り上げにも貢献。システム利用の副産物として蓄積されたデータから広がる新たな展開たるや!!まさにこんな気持ちです。
これら一連の出来事は、今後広がるDXが世にもたらすインパクトを腹落ちさせるに十分な経験となりました。そしていま、私はVpon JAPANにいます。私が手にしたような羅針盤を、クライアントと共に創りたい。いつも手に取っていただいて、前進をサポートするようなプロダクトを提供したい。そんな想いで日々の業務に携わっています。そして幸せなことに、それに挑戦する場がたくさんあります。むしろ、溢れています!w
なんか面白そうだな、ワクワクするなと心が動いた方、ぜひ一緒に働きましょう!刺激的な毎日が待っていますよ!