“誰と働くか”が私にとっての決め手でした
一歩を踏み出せたのは、人を信じられたから。
自分らしく働ける職場で、新しい挑戦を続けています。
■プロフィール
後藤可奈さん/エンジニア
「かっこいい大人」への憧れからスタート
ーまずは、後藤さんのこれまでのキャリアを教えてください!
子どもの頃、先生になるのが夢でした。特に、小学1年生のときの担任の先生がとても素敵な方で、「こんなふうな大人になりたい」と思ったのがきっかけです。
いま思えば、ただ「先生になりたい」じゃなくて、「憧れの存在になりたい」という気持ちが根底にあったのかもしれません。
教育実習で見えたこと
学生時代、中学校の先生を目指していましたが、大学4年の教育実習のときにある気づきがありました。
限られた学校という環境の中で、全員の子どもにポジティブな影響を与えることの難しさを実感したんです。
そこから、「学校という枠にとらわれずに、もっと自由な形で子どもたちを支えることってできないかな?」と考えるようになりました。
教育業界から、異業種、そしてエンジニアの道へ
卒業後は教育業界に就職し、しばらく働いていたのですが、新しいことにチャレンジしたくなり、貿易業界へ転職。
ちょうどそのころ、コロナ禍もありました。社会全体が大きく揺れた時期に、「この先どんな状況でも、自分一人で価値を生み出せるスキルが必要だ」と強く思うようになったんです。
それがきっかけで、エンジニアを目指すことを決意。独学でプログラミングを学び、フリーランスとして経験を積んだ後、2024年6月にVISKに入社しました。
「この人たちと働きたい」──直感が背中を押してくれた入社の決め手
ーVISKとの出会いを詳しく教えてください!
VISKとの出会いは、まさに直感が背中を押してくれたものでした。面接でお話しした笹川さんと、後日、1人目の社員である倉田さんに会ったとき、「この人たちと一緒に働きたい」と、自然に思えたんです。
転職活動では「何をやるか」以上に「誰と働くか」を大事にしていた私にとって、その感覚はとても大きなものでした。
実は、当時のVISKにはまだオフィスがなくて、面接のなかで「どんなオフィスがあったらいいと思う?」って聞かれたんです。
まだ採用が決まったわけじゃないのに、「あれ?私、もう入ること前提で話されてる?」と、ちょっとびっくりしました(笑)。でも、そういう未来の話ができる雰囲気が、嬉しくもありました。
ーオフィスの相談を受けたのですね(笑)他にはどんな会話をしたのでしょう?
面接では、自分のことをとにかくたくさん話しました。学生時代の話や、これまでの経験、自分の価値観など…。もう全部曝け出したという感じです。
「これが自分なんだから、これで落ちたら仕方ないな」って、腹を括って臨んでいました。
笹川さんの第一印象は、「若いのに、場数踏んできた感じがある人」。落ち着きもあるし、勢いも感じる人だなって。初対面なのに妙な安心感がありました。
そうした空気感のなかで、気づいたら「ここで働きたい」と思っていました。言葉にはしにくいけれど、あのときの感覚は間違っていなかったと思います。
タスクもナレッジも「迷わせない」がモットーです
ーいまはどんな業務を担当しているんですか?
現在は、Webアプリやモバイルアプリのフロントエンドエンジニアとして、画面設計や実装を担当しています。「誰でも迷わず進める導線とは何か?」を常に意識しながら取り組んでいます。
あわせて、VISK社内でのナレッジ担当としても動いており、メンバーが業務や仕様について迷ったとき、すぐに答えにたどり着けるようなドキュメントの整備や更新にも力を入れています。
ーそうした役割を担う中で、日々どうやって集中力を保っているんですか?
1日のリズムとしては、午前中は思考を使うタスク(設計・調査・文章作成など)、午後は手を動かす作業タスク(実装やまとめなど)に割り当てることで、自分の集中力と向き合いながら効率的に進められるよう工夫しています。
Slackなどでのやり取りでは、相手の時間を奪わない配慮を大切にしています。たとえば、画面のスクショには赤枠や矢印を入れて要点が伝わるようにしたり、要件を端的に書くなど、受け取る人の気持ちになって言葉を選ぶようにしています。
苦手な分野にも立ち向かえたのは、信頼できる仲間がいたから
ー苦労したことはありましたか?
入社当初は、自分の専門外の領域、特にインフラまわりに関わる機会も多く、最初はかなり苦労しました。でも、テックブログを読み込んだり、仮説を立てて自分で検証したりと、徹底的に調べて理解するよう努めました。
特に、同じプロジェクトだったPONさんには、最初から話しやすい雰囲気を作ってもらえて感謝しています。お互いのスタイルを尊重しながら進められる関係性は、とても心強いものでした。
“つくる”楽しさを原動力に、チームを支えるクリエイターへ
ー今後の目標を聞かせてください!
フロントエンドエンジニアとしての枠を超えて、もっとクリエイティブな存在になりたいと思っています。単なる「コードを書く人」ではなく、自分の手で価値を生み出せるクリエイターを目指したい。
昔から、何かを組み立てる作業──レゴや折り紙のようなもの──に夢中になるタイプで、「作ること」の楽しさは原動力のひとつです。その感覚は、エンジニアとしても大切にしていきたいですね。
そのために、AI技術にも注目していて、自分のアイデアをより自由にかたちにする手段として、積極的に取り入れていきたいと考えています。AIを使いこなすことで、技術だけでなく、自分自身の可能性ももっと広げていけると感じています。
ーVISKの中ではどんな目標がありますか?
「マネージャーを支えられる存在になること」も目標のひとつです。私はチームの“2番手”や“3番手”のようなポジションが得意なんです。
たとえば、「この資料、誰かが作らなきゃ」という場面で、「もう作っておきました」と動けるような、そんな一歩先を読めるプレイヤーでありたい。自分の存在がプロジェクトの安心材料になれるように、チームにとって“いてくれてよかった”と思ってもらえるような働き方を目指していきたいです。
挑戦は一人じゃない。だから、一歩踏み出せる
ー最後に、採用候補者へのメッセージをお願いします!
挑戦には不安がつきものですが、誰かと一緒ならその不安は和らぎ、想像以上の力が引き出されます。VISKには「一緒に挑戦しよう」という空気があり、「一緒にやってみよう」と声をかけ合える関係がここにはあります。
不安を一人で抱える必要はありません。私自身も安心をもらったように、これから仲間になる方にとっての心の支えになれたら嬉しいです。直感を信じて飛び込んできてください!
おまけ:絵より注釈!?その楽しみ方、ちょっと気になります!
新しい趣味として最近始めたのが、美術館巡りです。最初は「なんとなく」で足を運んだのですが、意外とハマってしまいました。
面白いのが、絵そのものよりも横にある注釈を読むのが好きなんです(笑)。作品が生まれた背景や、作者の意図を知ることで、「この人はこんなふうに感じて、これを描いたのか」と想像するのが楽しいんですよね。
▼VISKに興味がある方へ
後藤さんのように、「一歩踏み出したい」と思っている方をVISKは歓迎しています。
まずはカジュアルにお話しませんか?エントリーお待ちしています!