What we do
Our Mission 「脳汁の最大化」
脳汁とは、脳内麻薬のことで、エンドルフィンやドーパミン、アドレナリンなどのことを指します。主にネット上で使用される言葉で、興奮したときや幸せなときなどに「脳汁がドバドバ出た」といった使われ方をしています。
我々のミッションは、VRやARなどをはじめとした仮想現実の技術を使って、利用者に現世では到底体験できないような経験を提供し、この現実世界における脳汁の分泌量を最大化することです。
難しい言い回しですが、これは「幸せな人を増やす」と言い換えてもいいかもしれません。
仮想現実の技術は進み、近い将来、人は自宅にいながらにして世界を旅したり、かわいい/かっこいい理想の相手とデートすることもできるようになります。
それは、現実世界における人々の経済格差や環境格差を埋めることとも繋がり、人類の進化にも大きく貢献します。
一方でこれは、人類は現実世界上では自ら行動をすることはなくなり、ベッドに横たわっているだけ、という昔のSFにあったディストピア世界の入り口とも言えます。
「幸せとは何か」という恒久的な問いにも関わってくるでしょう。
その中で我々は、あえてこの「脳汁の最大化」をミッションとして選択しました。科学の進歩は止めることはできません。我々は、仮想現実の発達に伴い人類に課せられた新たな課題に対し、真摯に向き合っていきます。
Why we do
Our Vision 「ちょっと間違った未来をつくる」
VRの歴史は古く、1960年代には開発が始まっていたようです。2016年には家庭用の機器が数多く発売され、VR元年と言われました。以降VRをはじめとする仮想現実の技術は急速に世界中に広がり、私たちのすぐ手の届くところに揃いつつあります。
VRがもたらす仮想空間は人類が手に入れた新世界です。地球上に新大陸はもう存在しないですし、星間飛行まではまだ時間がかかりそうです。人類はしばらくこの空間で開拓を行っていくことになるでしょう。
歴史上、新大陸に入植した者はそこに文化を作ります。思えばインターネットが普及しはじめたときもそうでした。
最初は混沌、徐々に整備が進み、最後はスーツを着たビジネスマンがやってきたり、普通の人たちが押しよせてきたりして、楽しかった世界をつまらなくするというのがいつものパターンです。
せっかくの新世界。我々はそこに既存の常識を持ち込まず、もっと遊びとユーモアに溢れる世界にしたい。現実世界では叶えられないような憧れを、誰もが実現できるような場所にしたい。新しい常識を作り、おもしろい状態を普通と定義してしまいたい。
少しくらい無茶をしても大丈夫、現実ではできない挑戦をできるのが仮想世界です。
そんな現実世界から見ると少しおかしな世界を構築し、人類を5度くらいズレた方向に大きく進化させ、ちょっと間違った未来をつくることが、我々の使命です。