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ウンログの企業コラボレーション!腸活企業との取り組みって?【江崎グリコ】

ウンログでは、腸活商品を企画・販売するさまざまな企業さまとのコラボレーションを行っています。「腸活企業に潜入!」シリーズでは、企業のご担当者さまに商品の特徴や魅力、ウンログとのお取り組みについてお話をうかがっていきます!

第2弾は「BifiX シリーズ」を販売する江崎グリコさんを訪問しました。

「BifiX ヨーグルト」ってどんな商品なの?

ナガセ:
BifiXシリーズがどういった商品なのか教えてください。

齋藤さん:
グリコが見つけた、お腹の中で増える特別なビフィズス菌「BifiX」を使用したヨーグルトです。2019年の春からは、新しく食物繊維「イヌリン」を加えて、美味しい相乗効果が期待できるヨーグルトとなりました。

ナガセ:
「BifiX」 は、齋藤さんが見つけたビフィズス菌なんですよね。

齋藤さん:
2003年ぐらいですかね、当時は「お腹で生きて腸まで届く乳酸菌」や「生きて腸まで届く〇〇菌」などが世の中で話題になっていたときで。

ナガセ:
プロバイオティクスですね。

齋藤さん
その中でグリコとして新しい商品を考えたときに、生きて腸まで届くだけじゃなくて、届いたあとも元気に活躍するような菌を探したいと。それで見つけたのがビフィズス菌BifiXなんです。お腹の中で増殖する力を持っているというのが、他の乳酸菌やビフィズス菌との決定的な違いです。

ナガセ:
実際にどのくらいの数に増えるものなのでしょうか。

齋藤さん:
研究の結果では、お腹の中で10倍に増えることが分かっています。具体的に言うと、100億個のBifiXを飲んだあとに、1週間の便を採取して、その中の菌数を調べて合計したら1000億になったということが確認できました。

ナガセ:
すごー!他の菌ではここまで増えないんですか?

齋藤さん:
他の菌でも調べたんですけど、BifiXくらいお腹の中で増えるのは確認できませんでしたね。最大でも1.5倍くらいかな。

ナガセ:
今回リニューアルをして、食物繊維がプラスされましたね。数ある食物繊維の中で、イヌリンが選ばれた理由は何ですか?

齋藤さん:
BifiXとの相性ですね。おなかの中に届けた時に、最もBifiXを活躍させてくれるのがイヌリンだったんです。

ナガセ:
なるほどー!そもそも、なぜ食物繊維を新しく加えることになったんですか?

齋藤さん:
実は、お客さんに調査をしてみたところ、菌と人間には相性があるということ、そして、腸活はヨーグルトだけではできないと思っている方が多いことが分かったんです。

ナガセ:
運動もしなきゃいけないし、野菜も食べなきゃいけないし、よく睡眠をとったり、水分をとらなきゃいけない、みたいなことですね。

齋藤さん:
そうです。私たちとしては、誰もが相性の谷を越えてBifiXの良さを体感してもらいたいですし、お客さんがヨーグルトだけじゃなくて、食物繊維もとりたいと思ってるのであれば、これを組み合わせたものを作ってあげたいと思ってました。

ナガセ:
食物繊維を加えることで、どんな効果を期待できるんですか?

齋藤さん:
BifiXは、実際にお腹の中で10倍以上に増えるんですけど、正直に言うと相性によっては、増えにくい人もいるんです。平均で10倍なので、100倍や1000倍になる人もいれば、1倍にしかならない人もいるという状況でした。今回は、それをイヌリンと合わせて摂取することで、改善しようとしました。

ナガセ:
結果としていかがでしたか?

齋藤さん:
BifiXが増えにくかったという人でも、イヌリンと一緒に食べることでお腹の中のBifiXが増えるのを確認できたので、成功だと思います!

ナガセ:
じゃあ、より多くの人がBifiXの腸内改善効果を実感できる形に改良ができたんですね!

さまざまなフレーバーを展開する「BifiXシリーズ」商品開発の裏側

ナガセ:
腸活系のヨーグルトって、プレーンヨーグルトのイメージがあるんですけど、グリコさんではフレーバーをたくさん出してますよね。

齋藤さん:
プレーンヨーグルトって、酸っぱくて続けにくかったり、砂糖を入れるのが面倒くさかったりするじゃないですか。だったら、そのまま食べられる加糖タイプを出そうというところから、BifiX ヨーグルトは始まったんです。

忙しい朝とか、忙しい人でもパッと食べられるのが、BifiXの良さなので。ラインナップを増やしていって、飽きずに食べられる状況も作りたいし、全部そのまま食べて美味しい。なおかつ腸活としても意味があるものにしています。

ナガセ:
何てありがたいヨーグルト……。

齋藤さん:
そして、10月1日からは新しく「こんにゃくゼリー ぶどう味」も出します。

ナガセ:
それ、気になってたんです!ただのぶどうを入れるんじゃなくて、こんにゃくゼリーを入れるっていうのが新しいですね。

齋藤さん:
シリーズで特に人気があるのが、「アロエ」や「白桃ザクロ」なんですけど、味はもちろん美味しい上に、健康イメージがあるみたいなんです。お客さんたちは、どうせ食べるんだったら、味が美味しくて、腸活的な機能があるものが食べたいと思っているようで。そういった背景もあり、今後は他のラインナップにも機能素材を加えたものを作っていこうと考えています。

ナガセ:
とても楽しみです。あと、BifiXシリーズには、飲むタイプもありますよね。これはどんなきっかけで生まれたんですか?

齋藤さん:
それはですね、開発者がこのアイデアを……まあ僕なんですけど(笑)

僕が入社してすぐのときに、先輩がヨーグルトの種菌をコップに入れて飲んでいて、「これがお通じの悩みにいいんだよ」と言うんですよ。

ナガセ:
え?(笑)

齋藤さん:
種菌というのは、濃縮された菌の原液みたいな状態なのでものすごく濃いんです。ものすごく酸っぱいし、美味しくないんですけど、それに蜂蜜や砂糖を入れたり、牛乳に混ぜたりして飲んでたんですよ。それで自分も胃腸が悪いなってときに、たまにそういうことをするようになって。

齋藤さん:
あるとき、これを売ればいいんだと気づいて、つくったのがこちらです。

ナガセ:
へー!面白い!

齋藤さん:
全然美味しくなかったので、そのままじゃ売れないんですけど、数年間、試行錯誤して、商品化できました。

ナガセ:
ヨーグルトと比べると、ビフィズス菌の数にどれくらい差があるんですか?

齋藤さん:
約10倍ですかね。1本100グラムなんですけど、ヨーグルトは100 グラム あたり100億ぐらいのビフィズス菌が入ってるので、こっちは約1000億です。

ナガセ:
それがおなかの中でさらに10倍になって1兆個ってことですよね。すごすぎます!

グリコが「美味しくて、健康にもいい」にこだわる理由

ナガセ:
ちなみに、どういう食べ方をすると、腸活で効果が出るのでしょうか?

齋藤さん:
例えばですが、便が出にくいなどお通じの悩みで困ってる人が、BifiXを1日100 グラム や50~60グラムを食べただけですぐ改善するというのは難しいのではと思います。

最初は1パックを1日で食べて、便が詰まってる状況をざっと流した上で、そのあとから毎日100グラムずつ続けられるのが良いですね。

ナガセ:
なるほどー。食べるタイミングに悩んでいる人も多そうです。

齋藤さん:
会社の問い合わせにもよく、「朝昼夜のどのタイミングで食べたらいいんですか」という電話が来ますね。ただ、これに関しては続けやすいタイミングでいいんじゃないかなと思ってます。

ナガセ:
続けることが一番大事ってことですね!

齋藤さん:
そうです!結局、腸活において一番難しいのは続けることなので。だからこそ、グリコではお客さんが腸活を続けられるためにはどうすればいいかを考えています。

ナガセ:
そうなると、やはり味へのこだわりが強いのでしょうか。SNSでBifiX ヨーグルトを調べると、みなさん「ほんのり甘くておいしい」と味に言及してる人が多いです

齋藤さん:
そうですね。グリコは「美味しさと健康」をスローガンに、商品開発をしています。

齋藤さん:
健康のことだけを考えていると、味のことは二の次になっちゃうことがありえるし、僕らもそういう風に考えてしまうことがあるんです。でも、お客さん視点で考えると、健康だからって味に妥協はしたくないじゃないですか。だからこそ、私たちは「美味しいし、健康にも良い」ものを作り続けたいです。

ウンログとコラボした「綾瀬はるか腸になろうキャンペーン」

ナガセ:
「綾瀬はるか腸になろうキャンペーン」についても教えてください!

齋藤さん:
背景としては、ヨーグルト市場が頭打ちの状態だったということがあります。それは、ヨーグルトを食べることによる、さまざまな効果効能を打ち出しているものの、実際に体感できてる人が少ないことが原因だったんです。もっと、食べた結果を実感できるものとして、表現する必要がありました。

ナガセ:
それが「腸内年齢」という指標をつくり、体内の腸内フローラを見える化することだったんですね。

齋藤さん:
はい。お腹の中の変化を見えるようにしてあげるというのが、私たちにとって重要なミッションでした。そこで、腸内フローラ検査キットのサービスを提供するウンログさんに、世の中にその価値を共に伝えていくパートナーとしてご依頼した次第です。

ナガセ:
ありがとうございます!「腸内年齢」以外にも、いま考えてることってあるんですか?

齋藤さん:
腸内フローラの良し悪しを測る指標として、「腸内年齢」を打ち出すことはできました。しかし、腸内フローラが「良くなったら」「悪かったら」どうなるのかがまだ伝えきれていないのが課題です。次のステップとしては、腸内年齢が若いと将来どんなに良いことがあるのか、ということを伝えていきたいと思っています。

ナガセ:
確かに、腸内フローラが良くなることでどんなメリットがあるのか分からないと、腸活を続けるのは難しいですよね。

齋藤さん:
やっぱり、腸内年齢という指標をつくったあとに、これがどういう意味があるのか科学で説明していく必要がありますね。

あとは、ナガセさんがもっともっと有名になって、腸活や腸内フローラ検査がいかに大事なのかってことを世に発信して、世間の注目を浴びることを期待しています(笑)

ナガセ:
うわー責任重大ですね。頑張ります(笑)

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