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企業とユーザーを繋ぐ腸活マッチング!効果体感サポートがLTVをウンと高めるってホント?

ウンログが2019年から販売している「ウンといいBOX」。腸活企業とユーザーをつなぐ架け橋として双方からの人気も高い有償のサンプリングボックスです。腸活商品のサンプリングとウンログを使ったロギングを掛け合わせたユニークなサービスはどうして生まれたのか?今回は開発者のうんCMO・中島さんに開発の背景や今後の展望についておうかがいしました!

プロフィール

中島のりゆき
ウンログ株式会社 うんCMO

キャリア当初は、Webエンジニア、ディレクターとして約7年クリエイティブ業務に従事する。以降、クリエイティブ面に強みを持ちながら多くの企業の事業成長を請け負う。IBJ社で、ボードメンバーとして上場まで事業改善に取り組み、戦略PRコンサルティング会社のビルコム社で新規事業責任者として新規事業創出、宅配クリーニング「リネット」を運営するホワイトプラスで、ブランディング/PR責任者として会員数6万人から35万人への成長に尽力。現在は、ウンログ社でうんCheif Marketing Officerとしてブランド戦略、メディア/アプリのマーケティングを担う。2012年JWDA デザインアワード奨励賞、2014年webグランプリ優秀賞、2018年ブレーン「越境クリエイター」10人に掲出。

ー 「ウンといいBOX」の人気が止まりませんね!第6弾も発売早々に完売してしまいましたが、まだまだ知らない方もいらっしゃると思いますのでどんな商品か解説をお願いします!

ウンログが厳選した腸活商品を4商品詰め合わせて、1週間ずつお試しをしてもらう1ヵ月分の有償サンプリングボックスです。商品を試しながらウンログアプリでうんちの記録をつけて、うんちの変化を観察することで、自分の腸にあっている商品かどうかを見極めることができます。

サプリメントなどはお試しといっても1ヵ月分のパッケージが多いので、購入に勇気がいりますよね。「ウンといいBOX」は1週間分で手軽に始めることができますし、通常価格の80%オフ程度の価格で提供できているので腸活ビギナーも始めやすいです。

サンプリングの性質上、企業さまから提供してもらう数には限りがあるので200セットくらいの少数販売なのですが、ありがたいことに毎回完売する人気商品です。

ー 私も仕事柄、いろいろな企業さんのサンプルをいただくことも多いのですが、3回分くらいのものが多くて、効果体感できる前に終わってしまうことも多いです(笑)。自分にあうと思える商品は今でも数商品しか見つかっていないので、幅広く試せるのはいいですよね。

アンケート調査によると、約60%が「腸活をしている」と回答していて、そのうちのほとんどは「ヨーグルトを食べている」という結果が出ています。しかし、「ヨーグルトを食べている」うちの約60%は「効果が本当に出ているのかわからない」というのが現状です。腸活は自分自身にあった方法で実行しなければ効果は期待できないですし、あっている方法を試していても微細な変化に気づけないまま離脱してしまうケースも多いです。腸活の効果は毎日のうんちをチェックすると、回数の増加や形や色の変化によって体感できるようになります。「ウンといいBOX」はウンログで記録をつけていくことで効果実感をしてもらいやすい仕組みになっているんです。

腸活がブームになったことで、企業もたくさんの商品を世に送り出していますし、情報も溢れています。ユーザーの立場からすると、情報に埋もれてしまって自分は何から始めたらいいのかわからないという人はかなり多いです。

企業の立場では、エビデンス研究をして質の高い商品を販売しているにも関わらず、効果実感できない間に離脱されてしまうという課題があります。腸活の効果実感といっても、ダイエットや睡眠、免疫などさまざまな切り口がありますが、どれも数値で可視化することが難しいんです。うんちや便通は短期で効果実感しやすく、ウンログによって可視化することができるので、企業の体験して欲しい商品価値を体感してもらいやすくなります。結果としてリピート率も上がり、LTVを高めることに繋がります。ユーザーと企業のどちらのニーズも満たすことができるのが「ウンといいBOX」の強みです。

ー 各商品、うんち記録以外に購入者を対象に使用後のアンケート調査も行っていますよね。出品企業はデータをどのように活用しているんですか?

企業は商品に使用している素材のエビデンス研究に力を入れていますが、最終商品での試験は莫大なコストがかかるためハードルが高いです。「ウンといいBOX」は低コストで200名近い一般ユーザーにサンプリングができますし、アンケートも企業が聞きたいことをヒアリングできるので、ライトでスピーディーにできるユーザー調査として活用いただいています。ユーザーが実際に感じる商品価値から便通の変化までデータとして入手できるので、マーケティングの改善余地を見つけるための手段としても活用いただいていますね。

ー どんな経緯で開発されたんですか?

ウンログアプリの中の「ウントーーク」をはじめ、ウンTubeやウンログ女子部といったコミュニティの中で「いい腸活商品が見つからない」という声は多いです。また、ウンログは80社以上の企業とお取り組みをしていますが、ナショナルクライアントと呼ばれるような大企業から小さな企業までどの企業も共通して「見つけてもらえない」「続けてもらえない」という課題がありました。どちらの課題も解決できてニーズに応えられるサービスを作ろう!というところからスタートしたサービスです。

食品企業には昔から「サンプリング」という文化が根付いているので、ウンログアプリのロギングと合わせて効果を体感できる「お試し」という方法が最適だと考えました。ユーザーはさまざまな商品の中から自分に合う商品は見つけられる、企業はこれまでのように単純なばら撒きではなく真剣に商品を探している人へ届けることができる、さらにウンログもうんちデータを手に入れることができるので、三方よしの方法でした。

ー なるほど!「ウンといいBOX」によってお腹の健康を手に入れるスピードはどんどん早くなっていきそうですね。

体の変化に気がつくためのメインの手段は毎年の健康診断ですが、それでは日々の小さな変化には気がつくことができません。しかし、血や髪を利用して日々の健康は数値視覚化できるようにテクノロジーが発展してきています。なかでも、うんちをチェックする観便は誰でも・毎日・無料で行うことができ、自然と排泄されるものなので痛みをともなうこともありません。

観便が広がると、うんちから食事や生活習慣も定量化することが可能になります。現在は食事やサプリメントが溢れていますが、その中で自分が何を食べるのがいいのかがわかりやすくなり、自分で健康管理・健康増進ができるようになります。その足掛かりの役割を「ウンといいBOX」が担っているんです。

ー 今後の展開がますます楽しみですが、どんな構想があるんでしょうか?

今後は、アプリ上で観便もできて腸活商品も買えるという、ウンログの腸活経済圏を作っていきたいんです。ウンといいBOXはその入り口になる商品なので、ユーザーは自分にあった商品を見つけたらアプリから定期購入ができて継続していける導線を作りたいです。企業に対しては、自分たちの商品の認知や効果を知るモニター調査の一環として利用してもらい、そこからユーザーに継続してもらうための施策を提案していきたいと考えています。

ウンといいBOX単体では、データを早く揃えて、ウンログユーザーに高い精度で自分に合う商品をレコメンドできるような仕組みを整えていきたいです。

腸活って興味があるけど、サプリメントは高価だし、そもそも効果があるのか不安で手が出せない…という方は結構多いはず。1週間で効果体感できる商品はお腹にあっている証拠なので、1つでもみつかれば儲けモノ。さらに、毎回新しい商品をお得に試せるというだけでもとっても嬉しいパッケージなのではないでしょうか。私も自分のお腹にあう商品をもっと見つけたいです!

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