京都でなにか始めるのは決めていたし、和菓子を作ろうとも決めていたけど、何をどうしたいかは具体的には決まっていなくて、毎日まいにち図書館に行って和菓子の本を読んだり、和菓子店を見て回ったり、1年くらいずっとなんともいえない便秘のような日々を過ごしていました。
ある日、京都駅の大きなお土産コーナーをいつものように徘徊してた時でした。ガラスケースにいろんな老舗和菓子店の商品が並んでいるんだけど、どれも同じに見えてつまんないなー。と思っていたその時・・・、ビビビッ!と。「もしマリメッコがここに和菓子屋さんを開いたら!?」って急に思い浮かんで、このガラスケースにカラフルなマリメッコのお菓子やパッケージが並んだら、ここにいる人みんなワクワクするだろうなぁーって、ひとり大興奮しました。
それが僕が和菓子をつくる意味が生まれた瞬間、お菓子を作ったこともない僕が0から試行錯誤して和菓子店を始めるモチベーションになった衝動でした。