2つの新規事業がスタート!コネクテッドTV※のデータ分析事業と、メディアバイイング事業が生まれた理由とは!?
※コネクテッドTV:インターネットを接続したテレビ端末
こんにちは。テレビデータのスタートアップREVISIO株式会社(旧社名:TVISION INSIGHTS株式会社)人事マネージャーの太田です。弊社では、ただいま2つの新規事業が立ち上がり、大きな変化が起こっています。
その中でも、市場の変化やお客様の要望に合わせたサービスを提供するために重要な役割を担っているのが、カスタマーサクセスチーム。ビジネス本部の執行役員を務める東野が、新規事業の取り組みやカスタマーサクセスチームのカルチャーをお話しいたします。
テレビの注視率を取得するREVISIO。2つの新規事業のうちの一つコネクテッドTVの可能性
Q.テレビのスタートアップ企業が増えている中でREVISIOの特徴を改めてアピールすると?
東野:テレビ関連の事業でスタートアップは増えてきてはいるものの、お客様から言われる弊社の特徴は変わっていません。
弊社は「テレビCMや番組がどのように見られているか?テレビの前の状況をセンサーで可視化して、お客様のマーケティング活動、主にテレビCMの効果を最大化するための会社」です。
誰が・どう見ているのかという、「テレビを見ている瞬間(注視データ)」を計測しており、お客様の課題に合わせてデータを活用してテレビCMの効果を上げています。
Q. 直近の、CTVに対応したデータ収集の背景は?
東野:背景としては、コネクテッドTV(以降 CTV)の急激な普及です。CTVはインターネットに繋がったテレビのことなのですが、5年ほど前まではCTVを持っている人は4人に1人程度でした。しかし、新型コロナウイルスの流行により「おうち時間」といわれる家で過ごす時間が増えました。
今や、CTVでYouTubeやNetflix、TVerなどを見る人は2人に1人程度と言われています。
CTVの普及が物凄いスピードで進んでいて、生活者の動きに合わせたデータをとることで、CMを出稿されるお客様に活用してもらおうと始めました。
Q.弊社のミッションは「メディアマーケットを圧倒的に進化させる」ですが、今まで弊社ではメディア=テレビでしたが、CTVまで広げることは本当にワクワクしますね。CTVの視聴データを活用することは、世界初の試みですが、苦労した点や可能性については?
東野:視聴データを抽出する工程を0→1で作るところは簡単ではありませんでした。
技術的な課題をはじめとして障壁になることをどのようにクリアしてデータ取得をしていくのかチームで議論に議論を重ねて進めています。
その一方で、CTVの市場はかなり盛り上がっていて、我々のデータをCTVでも活用したいというお客様が増えています。テレビでは地上波の番組だけを見る人、YouTubeをよく見る人、Netflixの映画が好きな人など、テレビで視聴するものはどんどん多様になっていくでしょう。そのため、統合的にマーケティング施策を行う必要性が増していきます。
お客様の属性は、従来のテレビでCMを出稿している広告主様を想定していますが、テレビCMだけでなく、CTVのデータ活用に向けてさらなる提案ができることは楽しみです。
お客様にデータを活用してもらうために始めたメディアバイイング事業
Q.メディアバイイングの事業が始まった背景は、どのようなものだったでしょうか?
東野:メディアバイイング事業に関しては、メディアバイイングを行うことが目的ではなく、より多くのお客様に我々のデータを活用してもらうための手段でした。
というのも、我々のお客様は関東と関西のエリアでテレビCMをコンスタントに出稿している企業が中心です。テレビCMにかける金額が小さい企業にとって、我々のデータを活用する費用を捻出することができない企業も少なくありません。
そのため、弊社にメディアバイイングをお任せいただければ、最初からデータドリブンでバイングができますので、テレビCMを出稿する媒体費の中でデータ活用できると考え始めました。
Q.お客様の反応はどのようなものでしたか?
東野:反応はとてもよかったです。「やっと始めたんですね!」という待望のお声もいただき、嬉しいですね。一方で、まだ事業として立ち上げフェーズで、サービスをつくりながら走っている状況です。市場の変化に合わせて、事業を確立させていきたいです。
Q.新規事業では、どのような点にやりがいを感じますか?
東野:我々のデータを活用してくれるお客様が目に見えて増えている点ですね。
これまでの事業だと我々のお客様となりうる企業はマーケティング予算がとても大きな企業がほとんどでした。しかし、今回の2つの事業に参入したことでご利用いただける可能性のある企業が広がります。
Q.今後の事業展開について少しお話しできますか?
東野:事業を増やすのではなく、現在のデータビジネス・CTV・メディアバイイングの事業を確立させていきます。まだ事業は未完成で、営業をしたり、実際にお客様のご要望を伺ったりして、サービスをつくっています。このように「サービスをつくりたい」「事業を確立させていきたい」というようなフェーズに興味がある方にはぴったりの環境です。
自分の強みとホスピタリティを持つカスタマーサクセスチーム
Q.事業の変化だけではなく、組織としてもメンバーが増えていますね。カスタマーサクセスチームの特徴
東野:カスタマーサクセスチームは、一人ひとりがプロフェッショナルとしての活躍スタイルがあります。メインの業務とは別にプラスアルファでの業務を行っているのが特徴ですね。
例えば、カスタマーサクセスとしてお客様の分析業務をやりつつ、調査会社と共同プロジェクトの推進をリードしていたり、新規事業の推進をしたり。
外資系企業出身で英語力を活かしたいというメンバーには、グローバル企業向けのレポーティングを任せています。
任せるきっかけは、こんなことをやってみたい!という意欲的なメンバーが多いからです。
そもそも採用の段階でチャレンジしてみたいことを聞いて、自分の強みを弊社で活かしていけると思った人を採用しています。また、こちらからこの業務やってみないか?という風に話すこともあります。上司との1on1のミーティングのときや普段の業務の中でも、話しやすい環境をつくることを意識していますね。
Q.チーム全体として感じる風土はありますか?
東野:チーム間での助け合いの風土を強く感じます。
もちろん、それぞれが自分の役割に責任をもって業務を行っていますが、忙しくなるタイミングは誰にでもあります。そんな時に「助けますよ!」「助けてください!」とチームで声をかけられるようになっていますね。チームのミーティングで業務の内容や進捗を共有していたり、メンバーの忙しさを顔のアイコンで示した表をつくって可視化したりしています。メンバー間でもコミュニケーションがとりやすいという声を聞いています。
Q.チームワークのよい組織ですね!「お客様への姿勢」という点でメンバーに共通している点はありますか?
東野:「お客様のために!」という奉仕の心を持っているメンバーが多いのではないでしょうか。
お客様が現状困っていることだけではなく、こんなことも課題になるだろうなということを予測して先回りした提案をしたりすることによって、スムーズにプロジェクトを進められたり、お客様自身、気づいていなかった課題に気づくことができ、喜ばれることもあります。
私自身もホスピタリティや本当に相手のためになることを考えるというのは、人として重要だと思います。
ソリューションを売るだけではなく、サービスや感動体験を提供することができるメンバー、そしてお客様のマーケティングの先のお客様のことを一緒に考えたいメンバーばかりですね。
Q.東野さん自身、良い組織作りのために心がけていることはありますか?
東野:一人ひとりの個性が強いので、それをうまく取り入れるようにしています。
個人のやりたいことが言いやすい環境をつくったり、意見を積極的に採用したり。
入社したばかりの方には、オンボーディングにはチーム一丸でサポートをしています。スタートアップなので組織体制や業務の進め方に不安を感じながら入社する人も少なくないでしょう。
スタートアップだからこそ、のびのびとチャレンジができる環境をつくっています。
入社した社員にも「スタートアップのわりに、ちゃんとしてて驚きました(笑)」といわれます(笑)
新しいことにチャレンジして、激しい変化を自ら生み出す。
Q.この1年間を振り返って、東野さん自身が感じられることはありますか?
東野:やはり、2つの事業が立ち上がったという点がとても大きな変化でしたね。執行役員としての自覚や役割はまだまだだなと感じていますが、CVTやメディアバイイングの事業とともに走っているという感覚でした。
まだまだ立ち上げフェーズでうまくいかないこともたくさんありますが、そういうことも含めて受け入れて少しでも前に進めていければと思っています。この先も変化は続くので、変化し続けていくということにワクワクしています。
Q.どのような方がREVISIOで活躍できるのでしょうか。
東野:先ほどの話と共通するのですが、ホスピタリティのある方でしょうね。
お客様のために・チームのために頑張れる人は、結果的にお客様からの信頼や周囲からのサポートを得やすくなり活躍しやすくなっているんじゃないかと思います。その上で自分の強みを発揮できる方は、弊社で活躍できると思います。
また、事業や組織において変化が大きいので、0から立ち上げることに携わりたい方は大歓迎です。
新しいことへのチャレンジの連続なので、泥臭いことや上手くいかないこともたくさんあります。そのようなチャレンジも前向きに楽しめる方にはぴったりの環境です。
Q.スタートアップならではのチャレンジが歓迎される環境は素敵ですね。最後に求職者の方へメッセージをお願いします!
東野:さまざまなポジションで積極的に採用を行っています。ソリューションを販売するだけでなく、本当にお客様のためになることを追求していきたいという思いのある方にはフィットする環境です。
弊社の扱うテレビを視ている瞬間「注視データ」は、他社にない独自性と大きな成長の可能性に満ちています。新規で立ち上がった2つの事業をはじめ、スピードと変化を楽しめると思います。
特にカスタマーサクセスチームは、会社の中でもいろんなチームと関わりがあり、あらゆるセクションで活躍できることが魅力だと思います。
REVISIOでは、チームにジョインいただけるメンバーを大募集中です。詳細は下記よりご確認ください。
■現在募集中のポジション https://herp.careers/v1/tvision/
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