― 01入社して一年以上が経ちましたが、一年前の自分と比べて変わりましたか?
岡本さん:明確に変わったことは自分に自信がついたことです。一年前の自分は運用業務として降ってくるタスクをただ淡々と処理し、そこに達成感はあまりありませんでした。
しかし、この一年Webディレクターを担当して様々な案件に出会い、それを経験してきた事実が自分の自信につながりました。成功した案件、失敗した案件それぞれありますが、その全てが自分の糧となって根付いていることを感じます。
― 02技術をどのように伸ばしましたか?
岡本さん:Webディレクターのスキルは、色々な案件を担当することによって伸びていったと思います。その中で試行錯誤し、前回の反省点を踏まえ進んでいく事により、着実に実力が付いていると感じます。あとは自分が必要と思ったスキルには対し、貪欲に挑戦していく事が大切です。
― 03一年間を通して思うことはありますか?
岡本さん:あっという間に1年経ったなと言うのが正直なところです。時間を忘れるほど濃厚な1年でした。30代前半のこの時期に濃厚な1年を過ごすことが出来たことは、私にとってとても幸運でした。
― 04WEBディレクターにとって30代はどのように学べばいいですか?
岡本さん:物を売る際にターゲットユーザーにどのようにその商品の魅力を伝えるか、その商品は安心、安全であり信頼に値する物だという事を伝えるためには、どのようにすればよいかなど、伝えることの大事さは、ユーザーの視点で物事を考える大切さだと教わりました。
まず、ユーザーを知ることが大事であり、ユーザーを知らずにものを作れないことを学びました。 また、サイト構造設計では、サイト戦略が基に設計を行うことが必要だと気づかされました。ただ単に、整理を行うのではなく、ただ単に新規コンテンツを作るのではなく、サイトの戦略が基になって、サイト構造が出来上がることを学びました。 そして、情報設計では、ユーザーが欲している情報をいかにサイトの中で導かせてあげるか。ユーザーが満足いくように、情報を整理し、滞在時間をいかに長く滞在させるか。
最終的なゴールにいかに導かせるかなど情報設計にも戦略があることを学びました。とにかく案件数をこなすことだと思います。色々な案件に出会って、それぞれの苦労をすることによりそれが実になると思います。うまくいった案件、うまくいかなかった案件それぞれに、何故その結果になったのかを考え、次に活かすことを考えられれば、Webディレクターとして、成長することが出来ると思います。
― 05WEBディレクターにとって大変なことは、何ですか?
岡本さん:私の場合、まず大変なことはコミュニケーションでした。振り返ってみれば、クライアント、チームメンバーに対し、対応もれ、認識もれがあった際にあの時の伝え方がまずかったと思う事は多々あります。自分では分かったつもりになっていても人にそれを伝えきれているか、どう伝えたら良いか、認識の齟齬が発生しないかなどのコミュニケーション対してベストかを探ることがとても大変でした。
しかし、その大変な中でも困っていることをトラスタスに報告すれば、改善策やアドバイスのフォローアップがあり、本当に助かっています。
― 06WEBディレクターにとってやり続けた方がいい事はありますか?
岡本さん:かなり抽象的な話になってしまいますが、自分を改善し続ける事です。Webディレクターを担当する以上、何かしらの失敗するケースや辛いことも多々あるかと思います。しかし、そこで心を折ってしまったら成長がない。成長するためには何が悪かったのかを分析し、次に活かすように改善すること、自分を常にアップデートすることが重要になってきます。そのための勉強方法は人それぞれだと思いますが、本を読んで知識を広めたり、今日起きたことを日記に書いて見直したり、セミナーに出てみたり。とにかく自分をアップデートすることを続けたいと思います。
― 07WEBディレクターになってよかったことはありますか?
岡本さん:とにかく自分に自信が持てたことです。Webディレクターとしては、まだまだ実力不足を痛感する日々ですが、その中でも仕事に対する考え方や進むべき方向性に筋が通った感覚があります。 具体的にと言うと難しいですが、ディレクターをやる上でやってはいけない事、うまくいくというノウハウは今後のモノの考え方に良い方向に作用するものだと思っています。
― 08一年経って、トラスタスに感じたことを教えてください。
業務委託でWebディレクターをすることに不安が強かったですが、今はこの業態だからこそ色々なことが出来るようになるんだなと改めて思っています。例えば仕事で危うい場面があっても、アラートを上げればそれをキャッチアップして、アドバイスをくれる。よく、同じような業態で不満を聞くのは決まって「常駐が開始したらもう完全に放置」と言うものですが、トラスタスではその状況が起こりません。社員を第一に考え、常に直に接してくれるからこそ、良い状況が生まれているんだと思っています。