皆さんこんにちは。
今回は簡単なベトナム語の挨拶についてお話しさせて頂きます。
①Xin chao / こんにちは
ベトナム語のこんにちは、を意味する「Xin chao / シンチャオ」は日本語とは異なり1日中使われます。
むしろ英語のHelloとか中国語の你好とかと比較してみると、日本語の方が特殊なんですかね?
Xinは敬語の役割を果たし(ここよく覚えておいて下さい!)、Chaoが「こんにちは」の本体部分になります。
また、「Chao chi」や「Chao anh」のように人称代名詞を直後に付けた挨拶もよく用いられます。(人称代名詞については前回の記事をご覧ください。)
https://www.youtube.com/watch?v=_iafnRiwRUY
②Cam on / ありがとう
ありがとうは「Cam on / カムオン」です。
実はこの発音が結構難しくて、最初はみんな英語の「come on」になっちゃいます。
僕も最初は全然聞き取ってもらえませんでしたが、「Cam」と「on」をはっきり分けて発音するようにしたところ、なんとか聞き取ってもらえるようになりました。
https://www.youtube.com/watch?v=quX3HuIS4tE
また先ほど出てきた「Xin」を文頭に付けて「Xin cam on」と言うことで、より丁寧な響きになります。
ちなみに「どういたしまして」は、「khong co gi / コンコージー」です
③Xin loi / すみません
「すみません/ごめんなさい」を意味する「Xin loi / シンロイ」は教科書には必ず乗っている表現なのですが、ベトナム人の間ではあまり使われることはないそうです。
というのも、普通に使う表現としては少し重すぎるようで、頻発すると結構違和感を感じるそうです。
日本人が「大変申し訳ございません」って連発するのは、ビジネスシーンで本当に自分に非があった時くらいですよね。
ただ、店員さんを呼ぶ時には「シンローイ」って使ってる人も結構いるみたいなので、実際ベトナム語を話せるようにならないとわかんない微妙なニュアンスがあるんでしょうか。
https://www.youtube.com/watch?v=37ingxI-2Gc
ちなみに、中島美嘉の「雪の華」はベトナム語だと「xin loi anh yeu em / 君を愛してごめん」というタイトルになるんですね。
みなさんもベトナムに行ったら是非使ってみてください!
黒岩