What we do
TOPPAN CVC活動では、この不確実性の高い世の中において、社会の課題を解決する起業家をリスペクトし、起業家とともにより健やかで豊かな社会の実現を目指しています。イノベーションにより、新たな産業を生み出すことで、新しい未来を実現する開拓者となるべく活動を行なっています。
2016年のスタート以来、事業規模や業種にこだわらず、多様な企業との連携に積極的に取り組み、すでに60社以上のスタートアップへの投資を実施しております。
TOPPAN CVCがスタートアップへの投資に取り組む目的は2つです。
①「スタートアップの叡智を活用し、既存事業に新たな価値を生み出すこと」。
TOPPANは独自の「印刷テクノロジー」を軸として多角的に事業を発展させてきました。TOPPANグループが長い歴史の中で積み重ねてきた信頼やノウハウ、企画力や技術力に、スタートアップの持つ叡智や新しいアイデア、未知の可能性を融合させることによって、新たな社会的価値を創出することを目指しています。
②「既存事業の延長ではなしえない、新しい分野へ挑戦すること」
既存の分野では創出できない新しい事業分野に挑戦することも、CVCの大きな目的です。リアル×デジタルの両面からTOPPANグループとの事業シナジーが見込める領域に投資しています。出資額は企業ステージや協業内容などに応じてフレキシブルに決定し、国内だけでなくアメリカなど、グローバルで連携を展開しています。
※2022年6月に米国にCVCファンドと投資管理子会社「TGVP」を設立
https://www.tgvp.vc/
TOPPAN CVCの活動にご興味を頂いた方は、TOPPAN CVC JOURNALもご覧ください。https://toppan-cvc-journal.jp/
Why we do
スタートアップとの資本業務提携によって、新事業の共創を目指すためです。
TOPPANは「エルへート凸版法」を用いた技術ベンチャーとして1900年に創業しました。基盤となる印刷技術を、柔軟な発想で他の分野にも応用することで、現在も事業分野を拡大し続けています。
2015年からは従来の受注型モデルからの脱却を目指し、TOPPANグループで注力するべき4つの成長領域として、「健康・ライフサエンス」、「教育・文化交流」、「都市空間・モビリティ」、「エネルギー・食料資源」を設定しました。TOPPAN CVCはこれらの領域を中心に、市場・顧客起点での新事業開発を目指して2016年からチャレンジを続けています。
How we do
◎投資領域
TOPPANの4つの成長領域はもちろん、DX、SXに資するビジネスモデルや技術を有するスタートアップなど、幅広く投資しております。ステージ・エリアでは、国内のアーリー~ミドルステージを中心に、海外への投資も強化しています。
◎投資方法
TOPPANのB/Sからの直接投資というスタイルをとっている中で、大きく以下2点の工夫をしております。スピードと大胆な意思決定を担保するため、スタートアップへの投資専用の年間予算と決裁ルートを確保・構築。新たな事業の共創のため、スタートアップとTOPPANの2社間での業務提携を締結する資本業務提携を実行。
◎投資後の共創
投資後はスタートアップとTOPPAN CVCに加えて、TOPPANの事業部門を巻き込んだ3者による事業推進を基本形としております。事業部門を通じたマーケティング活動や販売連携、共同ソリューショニングなどの具体的な取り組みをはじめ、資本業務提携の中で取り決めた協業テーマの進捗管理を行う協業定例などを織り交ぜて取り組んでおります。数は多くはありませんが、投資先のスタートアップに出向メンバーを送り、スタートアップ自身の事業開発をご一緒することもあります。
TOPPANは中期経営計画においてDX、SX実現という大命題を掲げて、今大きな変革期を迎えています。社会的な課題は様々ありますが、TOPPAN単独では解決できないことがほとんどです。
多様なスタートアップの力を借りることで、一緒に社会課題の解決にチャレンジしていきたいと思います。是非、私たちと一緒に社会を一歩前へ進める仕事をしましょう!