6月6~8日
北海道大学の学園祭「北大祭」に、苫前町として初めて出店しました。
私は7日、8日の2日間参加しました!
メニューは、苫前町産のタコを贅沢に使った「タコ飯」。
この日を目指して準備を重ねてきた一品です。
結果は、想像以上の大反響。
2日目・3日目は、なんとお昼過ぎには完売。
多くの方に「美味しい!」「タコの味が濃い!」と声をかけていただき、
苫前町の魅力が“食”を通して伝わった瞬間を、何度も実感しました。
目次
- 苫前商業高校との合同出店で見えたもの
- タコ飯を「作る側」に立って見えたこと
- 老若男女に愛される町を目指して
- 苫前町って、どんなところ?
- 地域おこし協力隊として、この出店で感じたこと
- 小さなまちが、誰かの記憶に残るように
苫前商業高校との合同出店で見えたもの
特に印象深かったのは、2日目。
この日は、苫前商業高校の生徒たちと一緒に店頭に立つ合同出店の日でした。
初めての環境にも関わらず、一生懸命声を出し、
来場者に町のことを伝えようと頑張る姿は、とても頼もしく、まぶしかったです。
「高校生と一緒にまちを盛り上げる」という体験は、
自分にとっても新しい挑戦であり、エネルギーをもらう時間でもありました。
タコ飯を「作る側」に立って見えたこと
そして迎えた最終日。
この日は、自分自身がタコ飯づくりを担当しました。
調理の工程一つひとつに想いを込めて、お客様のために炊いたご飯。
それを食べた方から「おいしい!」の言葉をいただいたとき、
その一杯のタコ飯が、苫前町の印象そのものになっていることを強く感じました。
料理が、地域を伝える「メディア」になる。
そんな気づきを得られた日でもありました。
老若男女に愛される町を目指して
今回の北大祭では、子どもから大人まで、さまざまな方がブースに立ち寄ってくれました。
「苫前ってどこ?」「また食べたい」「行ってみたいな」
そんな言葉がとても嬉しくて、町の未来に希望を感じる3日間でした。
老若男女に愛される町を目指して。
一人ひとりと丁寧につながりながら、これからも歩み続けていきたいと思います。
苫前町って、どんなところ?
苫前町(とままえちょう)は、北海道の西側、日本海に面した小さな港町です。
美しい夕日と風車が並ぶ海岸線、夏には特産の甘いメロンやスイートコーン、
そして新鮮な海の幸──中でも「タコ」は町の名物のひとつです。
町の人口は約2,700人ほど。
決して大きな町ではありませんが、温かい人たちと、豊かな自然、
そして何より「関わった人を覚えてくれる距離感」が魅力です。
今回の出店も、「苫前町って初めて聞いたけど、なんかいいね」と思ってもらえる
きっかけになればと思い、足を運びました。
少しでも気になった方は、ぜひ遊びに来てくださいね。
地域おこし協力隊として、この出店で感じたこと
私は今、苫前町で地域おこし協力隊として活動しています。
観光や特産品を通じて町の魅力を発信しながら、
「ここで暮らす人たちの想いを、どうすれば多くの人に届けられるか?」を
日々考えながら、現場に立っています。
今回の北大祭出店は、その答えのひとつが見えたような気がする3日間でした。
人は、知らない町にいきなり関心を持つことは難しいかもしれません。
でも、“おいしい”という感動や、“がんばってるね”という共感を通じてなら、
ほんの少しずつでも心が動いていく。
苫前町のような小さな地域でも、
関わる人の顔が見えたり、声が届いたりすることで、
「この町を応援したい」と思ってもらえる瞬間は、確かにあるんだと実感しました。
小さなまちが、誰かの記憶に残るように
町を元気にすることは、一度きりのイベントで完結するものではありません。
でも、イベントや出会いが「入り口」になることは確かです。
そして、そうした出会いの積み重ねこそが、地域の未来をつくる種になると信じています。
老若男女に愛される苫前町を目指して。
その第一歩を、タコ飯から踏み出せたことが、何より嬉しかった6月でした。
これからも、苫前町の“今”を等身大で発信していきます。
もしどこかで見かけたら、ぜひ少しだけ足を止めて読んでみてください。
苫前町をもっと知りたい方はこちらをチェック!
【苫前町HP】http://www.town.tomamae.lg.jp/
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