◆ 札幌から3時間半。だけど心はすぐに近くなる町、苫前
北海道の北西側、日本海に面した小さな町「苫前町(とままえちょう)」。
札幌からは車で約3時間半。旭川からは2時間半。決して近くはありません。
でも、不思議と「また来たくなる」場所です。
海、風、広がる畑。そして、何よりあたたかい“人”。
苫前町は、ただの地方ではありません。
「人が人と関わる」ことに、本気の町です。
◆ 協力隊 × 高校生 × 農家さん。畑から始まる、地域の教育
先日、苫前商業高校の2年生と地域おこし協力隊が一緒に取り組んだ「カボチャの定植体験」が行われました。
地元農家さんの協力を得て、生徒たちは土を耕し、苗を植え、汗を流します。
この日だけで、単なる“農業体験”が“地域づくり”に変わっていくのを感じました。
教えるのは、農家さんだけではありません。
一緒に作業する地域おこし協力隊は、外から来た“よそ者”でありながら、いまではこの町の一員。
高校生たちと向き合いながら、「地域と生きること」のリアルを伝えています。
◆ よそ者、歓迎。苫前町は“外からの力”で育つ町
この体験に参加していた高校生の中には、苫前町の外から通っている生徒もいます。
彼らは、苫前町に来て、こう語りました。
「空気が違う」
「人の距離が近い」
「自分が必要とされてる気がする」
地元の人だけではなく、外から来た人もこの町の“今”を作っています。
◆ 「移住ってハードル高いな」と思ったあなたへ
苫前町には、移住希望者向けに**“お試し移住”や短期ボランティア体験**ができる制度もあります。
いきなり住むのではなく、「ちょっと来てみる」「一緒に何かしてみる」から始められる。
地方が気になる。でも踏み出せない。
そんなあなたの“最初の一歩”を、苫前町は歓迎します。
◆ 最後に。次に畑に立つのは、あなたかもしれない
自然の中で働くこと。
人とじっくり向き合うこと。
地域の未来を一緒に育てていくこと。
それらすべてが、ここ苫前町では“特別じゃない日常”です。
もう一度、自分の生き方を考え直したい。
誰かの役に立てる暮らしをしてみたい。
そんな想いを持つあなたに、苫前町はぴったりです。
「カボチャを植えること」から始まる、小さな一歩。
あなたもこの輪に加わりませんか?