「私を変えてくれたこの町で、新しい挑戦を」中学校行けなかった日から生徒会長へ。苫前商業高校卒業生がインターン候補者として苫前町訪問!未来を変える一歩を踏み出すあなたへ。
はじめに:今の自分を変えたいと願うあなたへ
「新しい環境で自分を試したい」 「誰かの役に立つ仕事がしたい」 「過去の自分よりも、これからの自分を好きになりたい」
今、そんな想いを抱えていませんか? もしそうなら、今回のストーリーはきっとあなたの背中を押してくれるはずです。
11月26日〜27日の2日間、私たちのもとに新しい風が吹きました。 地域おこし協力隊インターンシップに立候補してくれたのは、北翔大学(北海道江別市)に通う現役大学生、森井さん。現在は福祉を学びながら、授業が無い日はボランティアに汗を流す、アクティブで笑顔が素敵な女性です。
しかし、彼女がこの町に戻ってきた背景には、心を揺さぶる「再生の物語」がありました。
苫前で過ごした日々が、彼女を「主人公」に変えてくれた
森井さんは、実は苫前商業高校の卒業生です。 今でこそハツラツとして、人と関わることが大好きな彼女ですが、かつては大きな壁にぶつかっていました。
中学生の頃、学校に通えなくなった時期があったのです。「行ける高校がない」とまで言われた彼女。そんな中で巡り合ったのが、苫前商業高校でした。
出身地ではない、まったく知らない土地での生活。最初は不安で押しつぶされそうだったと言います。 けれど、苫前という町は彼女を見捨てませんでした。先生方、そして地域の人々の献身的なサポートと温かさが、固く閉ざしていた彼女の心を少しずつ溶かしていったのです。
「ここなら、私は変われるかもしれない」
そう感じた彼女は、なんとその後、生徒会長に立候補。 かつて学校に行けなかった少女が、全校生徒を引っ張るリーダーとして活躍するまでに成長しました。制服の規則を変えるために学校に申請したり、後輩を積極的に引っ張ってくれたり、
苫前で過ごした3年間は、彼女に自信を与え、人を信じる力を思い出させてくれたのです。
「おかえり」が飛び交う町。挑戦を支える温かいコミュニティ
初日、関係各所や彼女がお世話になった方々へ挨拶回りを行いました。 そこで私が目にしたのは、驚くべき光景でした。
「お!森井さんじゃないか、元気だったかい?」 「よく帰ってきたね、覚えているよ!」
会う人会う人、ほとんど全員が彼女のことを覚えていて、満面の笑みで迎えてくれたのです。 卒業して時間が経っても、これほど地域に愛され、馴染んでいる姿を見て、受け入れ側である私自身が胸を熱くしました。
地域おこしの現場では、孤独を感じることもあるかもしれません。でも、ここ苫前には、挑戦する人を「おかえり」と受け入れ、全力で応援する土壌があります。彼女の姿が、地域との交流の大切さを改めて教えてくれました。
私たちと一緒に、苫前で新しい物語を始めませんか?
森井さんの初回顔合わせは、彼女自身にとっても、これからの人生の道標となるような2日間になったと信じています。
地方には人口減少や担い手不足など、解決すべき課題がたくさんあります。
しかし、「課題がある」ということは、「あなたの力が活きる場所がある」
ということでもあります。
過去がどうであれ、経験がどうであれ、「苫前を元気にしたい」「自分も変わりたい」
という想いさえあれば、苫前町はあなたを歓迎します。
森井さんのように、あなたもこの町で新しい一歩を踏み出してみませんか?
私たちは、地方を元気にしようと立ち上がる仲間を待っています。
一緒に、苫前町を盛り上げていきましょう!
まずはお気軽に「話を聞きに行きたい」ボタンを押してくださいね。
📌もっと苫前町を知りたい方はこちら!
▶Instagram: Tomamae Hokkaido(@discover_tomamae)
▶YouTube: 苫前町公式チャンネル
▶︎NOTE :とままえおこしプロジェクト〜苫前町地域おこし協力隊〜
▶︎X(旧Twitter):苫前町のかぼちゃだんご