苫前町のホタテ漁は、養殖を基幹とする漁業で、日本有数の好漁場である武蔵堆に近く、稚貝や半成貝の生産が盛んです。2025年2月には、ホタテの養殖かごを引き揚げ作業中に漁船が転覆する事故が発生し、乗組員2名が一時行方不明になる事態もありました。
目次
苫前町のホタテ漁の歴史
苫前町でホタテ養殖が始まったのは、約40年前で、10軒が組合主導で稚貝の生産に取り組みました。これは、オホーツク側で地撒き養殖が始まった頃にあたります。当初は稚貝生産が無理だと言われる中で、組合員たちが試行錯誤を重ねて技術を確立し、現在は稚貝や半成貝の生産がフル稼働で行われています。
ホタテ漁を体験して
〜地域おこし協力隊「田渕」が挑戦〜
- 基幹漁業:
苫前港を拠点とし、ホタテ貝の養殖漁業が基幹となっています。 - 養殖内容:
稚貝と半成貝の生産が主であり、オホーツク海や宮城、韓国など各地に出荷されています。 - 漁場:
日本海有数の好漁場である武蔵堆に近く、沖合での養殖が行われています。 - 課題:
漁業者の高齢化や後継者不足
苫前町のホタテ漁の歴史
苫前町でホタテ養殖が始まったのは、約40年前で、10軒が組合主導で稚貝の生産に取り組みました。これは、オホーツク側で地撒き養殖が始まった頃にあたります。当初は稚貝生産が無理だと言われる中で、組合員たちが試行錯誤を重ねて技術を確立し、現在は稚貝や半成貝の生産がフル稼働で行われています。
ホタテ漁を体験して
〜地域おこし協力隊「田渕」が挑戦〜
10/7 この日は朝4時スタート。
当時の気温はわずか9℃。
九州出身の自分にとっては真冬の寒さで、
作業を始める前からすでに震えていました🥶
でも、そんな寒さの中で見る朝日が
本当に美しく、
「今日も一日頑張ろう」と
自然に気持ちが引き締まりました。
作業内容は、養殖用の“まるカゴ”に半成貝のホタテを規定の数だけ入れる作業です!
単純なように見えて、
ひとつひとつ丁寧に扱う繊細な仕事です。
しかもこの日は「入れ替え作業」も重なり、
カゴとホタテの数に圧倒されながらも
手を止める暇はありませんでした。
ビニール手袋は途中で破け、
頭がぼーっとしたりと気力との闘い!
終わったのは14時ごろ!
体はクタクタでしたが、終わった瞬間に感じた
達成感は大きかったです。
一緒に作業していた漁師さんや外国人スタッフの皆さんの手際の良さ、
そして黙々とこなす姿勢には
本当に感動しました。
苫前の海を支えている人たちの凄さ、誇り、
そして仕事への覚悟を
この日、間近で感じることができました。
今回の体験を通して改めて思ったのは、
「現場のリアルを知ることが、地域の魅力を伝える第一歩」だということ。
寒さも疲労もありましたが、それ以上に“人の力”と“地域の誇り”を感じられる一日でした。
これからも、こうした体験を通じて、
苫前町の産業や自然、そして人の想いを発信していきたいと思います。
🦪 苫前町のホタテが日本と世界をつなぐ。
その舞台の裏側には、日々全力で向き合う人たちの姿があります。
そんな「現場の物語」を、これからもお届けしていきます。
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とままえおこしプロジェクト〜起こせ編〜
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