泌尿器疾患から愛猫を守る次世代スマートトイレ「toletta」の開発を行なっています。
2019年2月にローンチし、現在では5,000頭以上のねこに使ってもらっています。
■愛猫を苦しめる泌尿器疾患
多くのねこを苦しめる、慢性腎臓病や尿路結石などの泌尿器疾患。5歳以上のねこでは最も一般的な死因であり、10歳以上のねこの30~40%が発病するといわれています。
ねこは我慢強く、体調が悪くても隠そうとする生き物。そんなねこを病気から守るためには、毎日の体調を知り、変化にいち早く気付くことが大切です。
■次世代スマートトイレ「toletta」でできること
・24時間自動でトイレチェック
ねこがいつも通りトイレに入るだけで、おしっこの量・回数、体重、トイレへの入室回数・滞在時間・経過時間を計測しスマートフォンアプリに記録。泌尿器疾患の初期症状を見逃しません。
・首輪不要でねこを見分ける
どのねこがいつおしっこをしたか、多頭飼いでもまとめて健康管理。AIカメラがねこを何頭でも見分けます。
・異常値が出たらアラート通知。
アラート検知率は97.5%!
毎日のデータに異常値が出たら、獣医師からアラートが届きます。そのまま健康相談もできます。
■SaaS Plus a boxという新たなビジネスモデル
tolettaはハードウェアの販売を初期費用とし、アプリにて提供しているサービスに対してサブスクリプション課金を行っています。これは現在注目を集めるSaaS Plus a boxというビジネスモデルであり、AppleやPelotonが代表的な存在です。
■世界進出
ねこの健康問題は世界共通です。しかし、tolettaのような健康管理ができるトイレは日本にしかありません(これにはワケがあります)。我々はtolettaを世界中に広げようとしており、先立ってアメリカ最大手のペットカンパニーである「MARS Petcare(マース ペットケア)」のイノベーション部門「Kinship(キンシップ)」と提携し、米国展開のパイロットプログラムを開始しております。
日本に猫は1,000万頭しかいませんが、アメリカには1億頭、世界では6億頭います。tolettaを世界中のねこに使ってもらえるように事業展開を加速させます。