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ロコガイド 新しいロゴに込めた思い

こんにちは、デザイナーの吉井です。
「株式会社トクバイ」は2019年8月1日より、「株式会社ロコガイド」となりました。

これまではコーポレート、サービスともに「買い物を、かしこく、たのしく」というミッションのもと、チラシ・買い物情報サービス「トクバイ」を主軸に、毎日の買い物が便利で楽しくなるサービスを提供してきました。
今後は、その買い物領域から枠を広げ、ロコガイドという言葉がそのまま示すとおり「地域の案内人」として、「地域のくらしを、かしこく、たのしく」することを新しいミッションに掲げ、事業を展開していきます。

各地域での生活者ひとりひとりに最適化された、くらし全体がより便利で楽しくなるようなサービスを提供していく―

新しい社名にも、そんな意味が込められています。

今日はその新しい社名にまつわるコーポーレートロゴについて、デザインを担当した立場からロゴに込めた想いをお話ししたいと思います。


最初にお見せすると、上がその新しいコーポレートロゴです。

僕がこの「ロコガイド」という社名に変わると聞いたのは数ヶ月前。
聞いた当初は少し驚きもありましたが、とてもシンプルで、まっすぐな思いが伝わる名前だと感じたのを覚えています。

同時に早速新しいロゴの話になり、スケジュール都合やコミュニケーションの取りやすさや意思疎通のスピードを考慮して、上長と相談のうえ社内で制作することにしました。


デザインの検討開始にあたっては、まずはじめに新社名が示すVIとして表現したいことをデザイナー間で話し合い、いくつかのコンセプトキーワードを抽出。キーワードに沿った参考イメージも集めながら、様々なバリエーションでデザイン検討を重ねていきました。

テクノロジー感や先進性が感じられるもの、真面目で誠実感が強いもの、あえてポップさを強めに入れたもの、エッセンスとして文字上に具象物を取り入れたもの.......1ヶ月程度をかけイメージの発散と収束を繰り返すうちに、最終的には我々が提供していきたい価値として

・「地域のお店やスポットに実際に自分の足を運び、行動することの活発さや楽しさ」
・「そこに存在する人と人のあいだに生まれる、無機質でない親しみやすさやあたたかさ」

この2点の表現に重きを置くことが、社名や会社の空気感に合っている、という結論に。



制作過程では何度も紆余曲折や遠回りもしましたが、新しい社名と本気で向き合いながらアイディアを徐々に絞り込んでいき、最終的には上記のデザイン案に着地させることができました。デザインした僕自身も、このまっすぐな社名が示す通り、地域のくらしに寄り添えるような親しみやすいロゴができたのではないかと感じています。

細部へのこだわり

具体的なデザインにあたっては特定のフォントを元にせず、オリジナルのフォントを一から書きました。
こだわった点は、ロゴ全体としての均整感・一体感に気を払いながら、文字ひとつひとつの線の太さや角度、サイズ感をほんの少しだけ崩し、若干のアンバランス感をあえて取り入れたところです。特に今回はタイプだけのロゴだったので、デザインツールで機械的に表現できる手法のみに頼らず、そういったところで細やかな独自性を出すようにしました。

他にもすべてのコーナーポイントから角ばったエッジを削ったり、随所にやわらかなカーブを用いたりしながら、最後は目視でバランスを見極め、全体にコロっとした雰囲気を持たせるようにしています。これらの特徴により、先に挙げたような「活発さや楽しさ」「親しみやすさやあたたかさ」を感じられる表現をロゴのデザインに込めました。

ちなみに少し裏話的な内容にはなりますが、「ロコガイド」という文字を見ると「ロコ」はカクカクとした印象に、「ガイド」は濁音などからインパクトが強い印象に感じられます。

ここを目指したい表現に向けてどうまとめるか、といったバリエーションもかなり考えたのですが、日本語のロゴをデザインするときの独特の難しさを感じました。直線的要素と曲線的要素をどう織り交ぜるかによって印象が大きく変わってくるので、堅さと柔らかさのバランスが意外に難しく、何度も試行錯誤を重ねたうえで今の形にまで辿り着いています。
(特に「ガ」や「イ」が個人的にかなり苦戦したところで、制作期間中は街中やWebにあふれるカタカナの文字を必死に探し参考にしていました...)

また今回は始めの段階から、新たなシンボルマークはロゴに用いない判断にしていました。そのためロゴタイプのみの表現にチャレンジにすることになったのですが、そこにどれだけブランドイメージの説得力や意味を持たせるか、というのも個人的にかなり苦心したところです。

コーポレートカラーの刷新



コーポレートカラーも同時に刷新し、メインカラーには新しくグリーンを採用しました。(「トクバイ」サービスのイメージカラーは左の色がそのまま残ります)

・「地域」というイメージから純粋に想起しやすいこと
・今後様々な情報に領域を広げていくにあたり、中間色としてイメージを強く規定しない受容性の高い色であること
・先述のロゴそのもののデザインコンセプトに違和感なく沿えること

などの理由から、この落ち着いたトーンのグリーンを選択しています。
またシルバーグレーを2トーンのサブカラーとして採用していて、これには

・「ロコ」と「ガイド」を組み合わせた造語であることをより分かりやすくする
・事業ドメインを表す主役的な意味である「ロコ」の色彩を邪魔しない
・ガイド( ≒ 私たち)はあくまで黒子として一歩引いた存在感にする
・「ガイド」に濁点が多く語感が強いため、少し印象を和らげる

といった理由があります。

この配色もいくつかのパターンを出し検討を重ね、最終的にはロゴタイプが持つ意味との親和性を踏まえてこの組み合わせに決めました。

おわりに

ロゴデザインを考えているときはいつもそうなのですが、制作期間中はそのことに四六時中取り憑かれ、それだけで頭がいっぱいになります。今回も仕事中、プライベート問わず、ずっとロゴや社名のことを考えていて、その分途中で客観視しづらくなることもあり、迫るスケジュールの中このままうまく着地するのか...と悩むこともありました。それでもデザインチームや周囲のスタッフからのアドバイス・サポートに支えられ、自信を持って世に送り出すロゴを作ることができました。

そして今月から私たちは心機一転、ロコガイドとして歩んでいきます。

新しい会社は、まだ生まれたばかり。これから世の中に新しい価値を作っていく、まだまだ発展途上の段階です。会社やブランドイメージの成長に合わせて、このロゴも多くの方に認知を広げていければと考えています。

これからロコガイドをよろしくお願いいたします。

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