電話番号.com|オンライン上の電話帳
電話番号.comは、電話番号の「気になる!」と「知ってる!」が集まるオンライン上の電話帳です。お店の場所から口コミまでひと目で分かります。「不在着信が誰の携帯番号か分からない」というときにお役立てください。知っている電話番号はぜひ情報提供をお願いします!
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こんにちは。トビラシステムズ企画PRの岩渕です。当社のフィードでは、メンバーがどんな仕事をしているのか、日々どのように働いているのか、また仕事に対する思いや舞台裏エピソード等を紹介しています。
今回は、2018年にトビラシステムズから新たにリリースされたWebサービス「電話番号.com」と、サービスに関わるプロジェクトメンバーお二人にお話を伺います。
永井さん / エンジニア(写真左)
学生時代は建築を専攻。ITベンチャーやNPO団体のインターンシップに積極的に参加し、プログラミングは独学で勉強。2017年秋、トビラシステムズでのインターンシップを経て新卒入社。よくシュークリームを買いに行きます。
中野さん / エンジニア(写真右)
学生時代の専攻は音楽で、ピアノの名手です。トビラには2018年4月に中途入社しました。過去のWebプログラマの経験を生かし、電話番号.comのサービスを支えます。よくシュークリームを買いに行きます。
ーー さて、まずは電話番号.comとは、どんなサービスか教えてもらえますか?
永井:簡単に表すと、「みんなでつくるオンライン上の電話帳」です。知らない着信をゼロにしよう、というコンセプトから始まりました。
トビラシステムズには、電話番号データベースを使った製品・サービスがたくさんあります。「この電話番号データベースをもっと強化するためにできることはないだろうか?」「有益な情報をもっと集められたら、会社にも世の中にもプラスになるのでは?」と考え、電話番号.comのプロジェクトが生まれました。
ーー 電話番号を集約したサイトはいろいろあると思いますが、電話番号.comは他と何が違うんでしょうか?
永井:一般的な電話番号集約サイトには、基本的には電話番号と住所など、定量的なデータしか集まっていません。電話番号.comは、評価やクチコミなど、もっと定性的なデータを多角的に表現できるサイトにしたいと思っています。
中野:サービスの軸は、コンセプトの段階から「みんなでつくる次世代の電話帳」と決めていました。今もその軸はブレてないですね。
ーー 世の中の電話番号を網羅しつつ、プラスアルファの情報も集めるために、ユーザー参加型でつくり上げる大きなネット上の電話帳、ということですか。
永井:その通り!でも、「次世代」と言っているからには、ただの電話帳ではダメです。
ーー と言うと?
中野:たとえば、一般的に発行されている電話帳には、個人の電話番号は登録されていません。しかし、僕たちは世の中にある「すべての電話番号」を網羅したい。そこで、電話番号.comは個人の電話番号も自己申請で登録できるようになっています。
ーー 個人の電話番号を?
永井:はい。「ビジネスオーナー」として誰でも電話番号を登録できます。個人事業主やフリーランス、ビジネスで個人の電話番号を使っている人には便利だと思います。ビジネスの情報も登録できるので、簡易的なホームページの代わりとしても活用できます。
中野:自分の電話番号やビジネス情報を登録したり、電話番号に対して評価づけや情報提供をしたり。そうやって「みんなでつくる電話帳」になっていくんです。
ーー 電話番号.comで大事にしていることはありますか?
永井:はい。と、その前に....電話番号の検索サイトっていろいろあると思いますが、岩渕さんはどんな時に使うでしょうか。
ーー そうだなあ、知らない電話番号からかかってきたとき、相手が何者なのか、危険じゃないかを調べたりしますかね。
永井:そうですね。従来の電話番号検索サイトは、基本的には迷惑電話がかかってきたときに相手が誰かを調べるために使われることが多いです。だから、どうしてもそこがストレスをぶつける矛先になってしまうんです。
ーー 何度か電話番号検索のサイトを訪問したことがありますが、たしかに怒りのコメントで溢れていました。
中野:迷惑電話がかかってきた人が見る分にはまだ同情もできると思いますが、第三者がたまたまサイトを訪問したら、あまりいい気分ではないですよね。まるで、黒板いっぱいに悪口が書かれているみたいで。
ーー たしかに明るい気持ちにはならないですね。その話と電話番号.comで大事にしていることと、何か関係があるのですか?
中野:はい。僕らはもっと、ポジティブな情報を集めたいと考えました。だから電話番号.comでは、ネガティブな情報は表示されない仕組みにしています。暗い世界ではなく、もっと平和な世界を作ろう!と考えているんです。
ーー 平和な世界!
中野:そう、平和な世界です。また、ユーザーだけでなく、電話番号を登録してくれたビジネスオーナーに対してもやさしい工夫をしました。
永井:その工夫の一つが、アイテム評価の方法です。
一般ユーザーは、電話番号.comに登録されたビジネスオーナーに対し、50種類以上のアイテムごとにポイントをつけることができます。そこに、マイナスポイントという概念はありません。「マイナスってやさしくないよね」と思って。だから、ポイントがどんどん溜まっていく加算方式にしました。
中野:クチコミサイトの評価でよくある「星1つ」とか「星2つ」って、ちょっと寂しいじゃないですか?その点では、電話番号.comは溜まったポイントに応じてメダルの色がどんどん更新されていく仕組みになっています。そうすれば、応援されている感じがしませんか?
ーー やさしいですね!
永井:ビジネスオーナーに対してコメントを投稿できる「キクコエ機能」も、初めはコメントが非公開になっています。ビジネスオーナーが好きなタイミングで公開できるようになっています。
評価が上がると、メダルの色が変わる
ーー 見逃しがちですけど、細やかな配慮がたくさんありますね。最近のインターネットサービスって、お互いに褒めあったり、何か良いものを送り合ったり、「ポジティブがいいよね」という潮流を感じます。電話番号.comも、ポジティブで優しくて、いいですね。
中野:はい。でも、優しさって難しいんですよね。
永井:本当にそう!「みんなにとって優しいとは何か?」をめちゃくちゃ考えてサービスを作りましたね。
ーー 優しさって難しい.... 名言が出ましたね。
ーー ところで、普段プロジェクトはどのように動いていますか?
中野:永井さんを中心に僕ら二人で開発をしていますが、週に一回、トビラのアイデアマンたちを相手にミーティングをしています。
ーー アイデアマン?どんな人たちですか?
中野:アイデアマンは全員、サービス立ち上げの経験者です。アイデアマンからどんどん飛んでくるアイデアを僕らが「これはこうしよう」「いやいやこれは...」と、拾ったり選んだりしていきます。
永井:アイデアの殴り合いみたいになったこともありましたね(笑)僕は自分が納得できるまでアイデアを掘り下げるのですが、中野さんがいつも上手に取りまとめてくれます。
ーー それは、とてもいいチームじゃないですか?その繰り返しの中でサービスが洗練されていったのは良いですね。
中野:はい。アイデアマンだけでなく経営陣とも特に距離が近くて、ビジネスの話ができる機会が多いので楽しいですよ。
ーー 今後、サービスをどのように展開させていきたいですか?
永井:2つあります。まずは、サービスを改善し、もっとユーザーに使ってもらえるサービスにすること。UIの改修、使いやすさの追求や機能改善をする必要があります。
もう一つは、電話番号.comをトビラシステムズの他のサービスにどのように生かせるかを検証すること。マーケティング分析を強化して、他のサービスとのシナジーを考えていきます。
中野:電話番号.comは、トビラシステムズの電話番号データベースを強くするための一大プロジェクトなんです。電話番号.comで集めたさまざまな情報を、会社のプロダクトに臨機応変に生かせるように設計しています。
永井:これから会社として重要になる部分に携わることができるので、電話番号.comのプロジェクトはとてもいいポジションだと思います。会社のさまざまなプロダクトを後押しできるサービスを作っている感覚があります。
ーー 現在、新卒を中心に電話番号.comのメンバーを積極採用中ですよね。どんな人にジョインしてほしいですか?
中野:広い視野がある人に来てもらえるとうれしいです。トビラでは横断的にさまざまなプロダクトに携わることが多く、横の繋がりが大きいのが特徴です。だから、「この機能はこっちのプロダクトにも生かせそうだな」と、サービスを広げていける人にはぴったりです。
永井:これまでトビラではあまりWebサービスを扱って来なかったので、Webサービスに興味がある方も来ていただけたらうれしいですね。
中野:そうですね。技術的なサポートができる人はたくさんいるので、できる・できないよりも、力強く前へ進んでいきたい人におすすめです。
ーー お二人とも、ありがとうございました!
筆者(岩渕)は永井さん・中野さんと席が近いので、サービスを良くしていこうと、日々試行錯誤しているのを近くでよく見ます。自分たちが考える「良いもの」をとことん追求している姿は、とても楽しそうです。
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