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KONNEKT INTERNATIONAL代表の由羽です。
2022年7月より、KONNEKT INTERNATIONALは10期目がスタート。
このタイミングで、MVV(ミッション・ビジョン・バリュー)を初めて言語化しました。
MVVの紹介とともに、背景や込めた想いについてお伝えしたいと思います。
KONNEKT INTERNATIONALについて
D2Cブランド事業やMD(グッズ)事業は安定成長を遂げ、売上も順調に伸びてきました。
辻希美さんプロデュースの「Ange Charme(アンジュシャルム)」やkemioさんプロデュースの「kemio store」など、現在展開するD2Cブランド数は7つ。
タレントやアーティスト自身の想いをモノを通じてファンに届け、双方の関係がより豊かになることを目指してブランドを作っています。
今年の1月には、オンデマンド生産システム『KONNEKTED』もローンチしました。
アパレル・業界の大きな課題である余剰在庫・在庫リスク問題を解消することができるオンデマンド生産は、SDGsの観点でもこれからさらにニーズが高まっていくと思います。
いま、MVVを定義する理由
これまでKONNEKTでは、いくつかメッセージを掲げていたものの、MVVとして定義したものはありませんでした。
ここ数年で従業員も増え、ここから会社としてさらなる成長を遂げるためには、みんなで同じゴールと価値を共有して仕事に向かう必要があります。
そこで、「どんな世界を目指しているのか」「大切にすべき価値はなにか」をしっかり示し、従業員の考え方や行動の指針となる価値観を言語化したいと思い、MVVを策定しました。
KONNEKTでの仕事に興味がある、選考を受けてみたいなと考えている方にも読んでいただけると嬉しいなと思っています。
そもそもMVVってなに?
まず、MVVとはなんなのかを簡単に説明します。
Mission:使命・存在意義(なにをして、どのように社会に貢献するか)
Vision:目指す姿(ミッション実現のために、なにをするのか)
Value:大切にする価値観(ミッション・ビジョン実現のための行動指針)
KONNEKT INTERNATIONALのMVVを発表!
Mission:世界中の価値を繋ぎ、新たな価値を生み続ける
Vision: “次世代のものづくり” を通じて、ファンと社会に喜びを
Value: ALL HAPPY・自己ベスト・本質思考
Mission:世界中の価値を繋ぎ、新たな価値を生み続ける
KONNEKTは創業当初からIP(知的財産)を強みに発展してきました。
フランスで誕生したアイウェアブランド「nunettes」の権利取得を皮切りに、KISSなどの海外アーティストや、日本でもLDHやAAAなど人気アーティストのグッズを手がけるなど実績を蓄積。そこからロンドンの会社とジョイントベンチャーを作り、最新のテクノロジーをかけ合わせ、新しい価値と価値を繋ぐ事業をグローバルに展開してきました。
時代は移り変わります。
今は新しいものもいずれは古くなり、また新しいものが生まれます。
特に、技術革新には新しい価値が生まれやすい。常に新しいことに目を向け続け、世の中に必要とされるものを提供し続け、会社を成長させていきたいと思います。
価値は変化します。
今の時代の人が求めていること、つまり世の中の需要を一人ひとりが考え、世の中に価値を提供し続ける喜びを感じられる会社でありたいと思います。
Vision: “次世代のものづくり” を通じて、ファンと社会に喜びを
新たな価値を生み続けるためには、積み重ねてきた実績やノウハウだけに固執せず、新たな技術や手法を取り入れる必要があります。
時代の変化が早い時代、10年後には世の中が大きく変わっているでしょう。
枠にはまらず、「次世代のものづくり」を推進する企業として、業界を牽引していきたいと考えています。
そして、その”ものづくり”の先にあるのは、ファンの喜ぶ笑顔です。
私たちが提供した価値を受け取ったお客様の喜ぶ笑顔を想像することで、目の前の仕事をただの作業にせず、社員一人ひとりがより充実して価値のある仕事をできるのではないかと思います。
また、アパレル業界の課題を解決し環境にも優しいオンデマンド生産は、社会にとってもプラスになります。これからもファンにも社会にも優しいものづくりを追求していきたいと考えています。
Value: ALL HAPPY・自己ベスト・本質思考
・ALL HAPPY
いつだって”チーム戦”。
誰かが困っていたら手を差し伸べる。
自分一人でうまくいかないときは、チームで乗り越える。
お互いの幸せを尊重し、お互いの幸せを喜べる。
そんな気持ちを大切に。
チームの繋がりを信じて、
一人だけの幸せを超えた”幸せの最大化”に挑む。
その関係はチームを超えて、パートナー、お客様、そして私たちを取り巻く全ての人と築けるように。
いい影響を与え合い、想像を超える幸せを。
・自己ベスト
常にもっといい自分を求めて、自己ベストを更新する。
今出来ていることをもっと出来るように、そして得意なことはもっと磨いて、
”自分が生める価値”を大きくする。
自分の仕事にこだわりと誇りを持って成し遂げる。
言われたことだけをやるのではなく、
主体性を持って自分の価値をプラスする。
自分の価値を上げていこう。
自分の成長にこだわろう。
より良くなっていく自分の変化を楽しもう。
最高の自分に出会うために。
・本質思考
「誰のため」「なんのため」?
それぞれの本質を考えよう。
当たり前になっていることを疑ってみる。
もう一度、もっと結果の出るいい方法がないか向き合ってみる。
その選択は、目的達成のために最善か。
皆を笑顔にすることができるか。
私たちは価値にこだわる。
明るい未来を想像し、本質的な価値を創造しよう。
MVVは策定した後が重要
MVVは策定しただけでは意味がなく、これから社内にいかに浸透させるかが大切です。
特にバリューは行動指針となるものなので、
「それってALL HAPPYな選択かな?」
「ちょっと本質思考から外れちゃってないかな?」
のように、日常的に社内で飛び交うキーワードであるとともに、
社員一人ひとりの意志決定の基準として定着させていきます。
採用面でもMVVを理解し、共感してくれる人に集まってほしいと思っています。
MVV策定の裏話
MVVを策定する中で、ついつい自分のストイックな考え方が全面に出そうになることもあり、代表としての思いを社員みんなに伝わる言葉に変換する難しさがありました。
会社の未来を描く一方で、現実と乖離がありすぎると理想が上滑りしてしまいます。
だからこそ、今いる社員の顔を思い浮かべ、これから入ってきてほしい人物像を思い描き、一つひとつの言葉を紡ぎだしました。今後の社員とのコミュニケーションでも、このMVV策定での気づきを活かしていきたいです。