スマートフォンやタブレットが普及し、消費者の利用できるデジタルデバイスが多様化したことで、その使い方のパターンも人により様々な様相を呈している。ビジネス/マーケティングサイドは今、スマホ対応に躍起になっているが、本当に全てのサービスでスマホが使われているのだろうか?また、タブレットとPCはどう使い分けられているのだろうか?
その辺の疑問に応えるために、シンクエージェントはオンラインの自主調査を実施した。深堀してゆくと、新しい発見が絶えないのだが、まずは簡易版をお届けする。
■ スマートフォンで利用されるのは、まだまだダントツにメール、次いでLINEなどのメッセージ型SNS、地図ナビゲーション、そして動画再生!
電子メールの陳腐化が叫ばる今日この頃だが、総体的にみるとまだまだSNSのメッセージよりも使われる傾向が高いようだ。『LINE』があればメールはいらない…という時代はもう少し先かもしれない。また、地図ナビゲーションと動画再生は良く使われているのだが、実はこの2つを使うターゲット層はかなり異なっている。そちらは後述する。
■ タブレットの保有率はまだまだ1割程度、ノートPC利用は根強い!
Microsoftが仕掛けている“Surface”や各種PCベンダーがこぞって打ち出してる“2in1”も普及率はまだまだ小さい。タブレットは8インチ、9~10インチともに1割程度の普及率に達しているが、最も良く利用するデバイスというわけではない。まだまだノートPCの利用傾向が高いようである。
■ 性別と年代でスマホ利用のスタイルに大きなギャップ!
スマートフォンでの利用コンテンツを見ると、メールに関してはどの属性の層も一様に利用しているが、SNS、地図ナビ、ゲーム、動画再生については属性毎の利用ギャップが大きい。地図ナビは高齢層、動画再生は若年層という具合である。
■ 各デバイスの保有率は性別と5歳刻みの世代差で大きく揺れ動く!
未だに圧倒的な保有率を誇るPCだが女性はデスクトップ所有は非常に少ない。そして面白いのはタブレットの保有状況だ。5歳刻みの年代差で、8インチのミニサイズ保有派と9~10インチ保有派が交互に現れているのだ。これらは、Apple社やAndroidタブレットメーカーの年次の機種発売タイミングなどが影響しているのかもしれない。また、さらに深堀してゆくと、年代というよりはライフスタイルとライフステージがデバイスの保有と利用方法に影響していることが見えてくる。
その辺の詳細は【完全版】自主調査レポートに譲ろう。
■【完全版】無料ダウンロードはこちらから
https://www.think-agent.co.jp/2016/01/05/data-3/
株式会社シンクエージェント
代表取締役 社長
樋口 進