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未経験からの転身!しゃちほこに負けない輝きを放っていた名古屋支社の営業にフォーカス

年が明け、羊毛のような雲がかかった朝。

ここ名古屋の空気は冷たかった。

名古屋支社へ初出張

オフィスの中はコンパクトではあるが機能的かつおしゃれな空間だった。

また、外の空気の冷たさとは裏腹にオフィス内は同僚の温かさに満ちていた。

やはり名古屋という地域特性故か。

その中で、名古屋支社を引っ張っているのは弱冠20代の彼女。

さらに、第二新卒というのだから驚きだ。

初対面にもかかわらず、優しく包み込むような笑顔は

お客様から多くの信頼がある証だなと感じた。

そんな彼女に今回は焦点をあてたい。

ーーーまずは、簡単な経歴を教えてください。

地元の大学を卒業し、国内最大の自動車メーカーの関連会社に勤務していました。

その後、TAPPに転職しました。

ーーー前職ではどのような仕事をされていたのですか?

鉄を扱う商社の営業でした。関係企業への納期調整や金額交渉を行っていました。

しかし、短い間で辞めてしまいました。

ーーー退職された理由を伺ってもいいですか?

前職は結果のみで評価される会社でした。結果が良ければ、その過程は問いませんでした。

その中で、関係会社を蔑ろにしてしまったことが私の中であるなと思ったんです。

私は結果までのプロセスも大切にしていきたいと思いました。

また、もともとヒトと接したかったという思いもあります。

前職は営業職でしたが、メールでのやり取りが基本でした。

私は、お客様と2人で何かやり遂げたいと思っていたので、

思い切って転職しようと思いました。

ーーー早期離職に悩みはありましたか?

もちろんはじめは悩みました。

そもそも私は就活に失敗したんです。

私の学生時代はかなり濃かったです。遊びも勉強もみっちりやりました。

バイトを掛け持ちしたり、2年次に単位を取り終わったり、旅行ばかりしたりと。

就活が始まる頃には燃え尽きてしまいました。

とりあえず、大手の関連会社に入ってなんとなく社会人やっていけば安泰だと考えてしまったんです。

周りの友人含め、地方では安定志向、年功序列という考え方が根づいています。

私も自分のやりたいことはあっても、安定を選びました。

その結果、1社目とのミスマッチが生まれたのだと思います。

ーーーそんな中、Wantedlyで弊社に応募してくれました。

TAPPに対して、どんな印象をお持ちでしたか?

とにかく雰囲気の良さが伝わりました。

正直、古い体質の会社には辟易していたんです。

そんな中で、TAPPは至るページで「これまでのイメージを変える」と唱えていました。

とりわけ不動産業界は、古いイメージがありました。しかし、その中でも創業わずかにもかかわらず結果を残していました。

そのイメージを変えるという実行力と活力に心を打たれました。

ーーー入社してからそのイメージとギャップはありましたか?

むしろイメージより良かったです。

なぜなら、とにかく人がいいからです。怒号や詰めるところは見たことないです。

また、選考のスピードが10日程ととてつもなく早かったのも好感がもてました。

ーーーこれまで不動産、或いは金融は未経験ですが

TAPPに入って苦労されたのではないですか?

かなり苦労しました(笑)

というのも、体力的にということではなく

自分でどこか勝手にプレッシャーを感じていたからです。

私の前に未経験中途で入社した先輩がいます。その方を私は「スター」と呼んでいるのですが、入社半年で社内でトップクラスの成果を出されました。

私は同じような経歴で入社したため、「スター」と同様の結果を求められていると思ってしまいました。

その目標を掲げ、2か月で初契約をあげることができたのですが、その後パタリと止まってしまいました。

自分の理想、期待とのギャップにとても苦労しました。



ーーー未経験入社、2か月後にいきなり成約したのですか?

はい!TAPPの研修制度は、動画などを駆使し分かりやすいものとなっているので、成約までは早かったです。

また、サポートスタッフも万全なので分からないことを質問したらすぐに答えてくれて支えてくれました。

例え未経験でも、問題ない内容です。

ーーー先ほど、初契約からパタリと契約が止まったと仰いました。

その理由は明確でしたか?

はっきりしていました。

それは、わたしがウェビナー対応をさせていただいているお客様に、選択肢を与えていないところにありました。

ウェビナーにいらっしゃったお客様をFSに引き継ぐ率は、社内でも上位の方でした。

しかし、契約があがらない。

なぜなら、私が行うウェビナーがただの勉強会の場になっているからでした。

NISAや株、そして本業である不動産投資のお話をさせていただくのですが、

どこかで不動産投資という選択肢をかってに排除してしまっていました。

自分の中でお客様の不動産投資をした後の未来を、想像できていなかったのかもしれません。

ーーー悩んでいる時期に、先輩などは頼りましたか?

頼らせていただきました。ある日、対面で商談する機会がありました。

実は対面の商談は契約率はかなり上がります。しかし、それでも契約はできなかった。

その時に、はじめて先輩の前で悔し涙を流しました。

先輩はかなり親身に相談にのっていただきました。

ーーーその中で、先輩からの一言に救われたんですよね?

「不動産投資をやるか、やらないかはあなたが決めることじゃない。決めさせるものでもない」

と言われました。

私はこの言葉を聞いてハッとしました。

これまでの不動産のイメージですと、強引に決断させたりと負のイメージがありました。

しかし、不動産投資はあくまで資産形成の一つです。

それ以上でも、それ以下でもありません。

その人が拒めば勧める必要もありません。

しかし、不動産投資という選択肢そのものを与えない権利は誰にもありません。

ISの仕事は、ただ資産形成の相談にのるだけでなく、様々な資産形成の選択肢を与えることです。

ーーー実は同時期にISで切磋琢磨した方がFSになられましたね?

その時はどのような気持ちだったんですか?

彼は私と真逆でした。

FSの引き継ぎ率は高くないのに、契約はバンバン上がる。

なぜなら、最初のウェビナーの段階で不動産投資をするか、しないのかという選択肢を提示していたからです。不動産投資に難色を示せば、そこから深追いはせず、別の選択肢に導きます。

私は彼の仕事の仕方も参考にしました。

またFSの方の特徴は、最後に決断を迫れるかというところだと思います。

いつまでの選択肢を提示したままでは、お客様も悩んだまま時が過ぎます。

最後に不動産投資を「やるかやらないか」、決断を迫ることができる人がFSに向いていると思います。

ーーー選択肢を提示するようになってから、成果はあがりましたか?

はい!

実は先輩に悔し涙を見せてから一か月後、素敵なお客様との出会いがありました。

その方は、2回の商談で契約に至りました。

これは極めて異例の速さでの契約です。

なぜ契約できたか振り返ると、まずはお客様に私を好きになっていただく。

そして私もお客様にメリットやリスクなどを伝えたうえで、不動産投資という選択肢を提示したからです。

ーーーこれは私にしかできない!というような自己流の営業スタイルはありますか?

はい。

TAPPの営業には様々なタイプがいます。

・カリスマ性を持っている人

・経験豊富なベテラン

・初対面で自分のことを信頼していただくタイプ

私は「初対面で自分のことを信頼していただく」タイプでした。

これは、未経験から入社したこともあり他2つのスキルを持ち合わせていなかったからです。

「自分のことを信頼していただく」という表現は、少し難しいです。

私の中では、「私と一緒にご飯を食べに行きたい!」と思っていただくようにしていました。これも一種の信頼の表れでは無いかと思っています。

信頼関係がないと、少しあっただけの人とご飯に行こうとはなかなか考えないと思うので。

ーーー今後はどのようなキャリアを歩みたいですか?

ISにはふたつのキャリアがあると思っています。

一つは、FSにステップアップすること。

もう一つはISマネージャーになること。

私は後者です。

始めは「スター」である先輩と自分を比べてもがきました。

しかし、今では自分流のスタイルを確立しました。

これは「スター」という目標がいたからこそできたことです。

私はISマネージャーになることで、後輩に対して目標となりたいです。

そして、1人でも多くの一人前のISを支えていきたいです。




ーーーー

名古屋支社の扉を開けたときの柔らかな彼女の印象が、話を聞くうちに変わっていった。

無論、表情は誰に対しても穏やかだが、発する言葉それぞれに温度が伝わってきた。

「選択肢を提示することが私の役割」

このポリシーを貫き、お客様の未来を想像させることで契約があがることに納得した。

20代で名古屋支社の屋台骨に。

しゃちほこに引けを取らない輝きを彼女は放っていた。

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