1892年創業の高澤ろうそくは、和ろうそくの国内シェアNo.1を誇ります。製品としての和ろうそくだけでなく、和ろうそくがある暮らし、香り、火の温もりなども届けています。
手作りなの?大量生産なの?という話はものづくりではよく出ますが、高澤ろうそくは、「型」を有効活用した「中量生産」を行っています。手作りの良さを残しつつ、需要の増減に対応しやすい仕組みを整えているのです。
売上としては、国内卸売が軸となっています。長らく仏事用品がメインでしたが、現代風デザインへとアレンジした和ろうそく商品のおかげで、若い女性が訪れるショップへの卸も段々と増加してきました。
自分たちの直営店も持っています。創業した七尾市一本杉通りで、明治時代の建物を活かした香りのショップを展開しています。こちらは、観光客だけでなく、地元の方に愛される店づくりを大事にしてやってきました。
海外卸売は、これから。
新しい事業です。