笑屋株式会社の川手です。
この3月まで地方局のアナウンサーとして務め、4月に笑屋株式会社に転職してきました。出会う人9割に必ず聞かれることがあります。それは…
「なぜ、アナウンサーを辞めてまで同窓会屋に入ったのか?」
自分でもどうしてそういう道を選んだのか、ゆっくり振り返りながらまとめてみました。
これから転職をする方、転職をしようか迷っている方に少しでもお役に立てたらと思います。
3年間の局アナ時代
大学卒業後すぐにアナウンサーとして活動を始めました。
アナウンサーというとテレビやラジオ出演だけがお仕事でしょ?と思っている方が大多数を占めるかと思いますがそんなことありません。
この場を借りて言わせていただくと、(会社にもよりますが)基本は番組制作や取材が主な業務です。一瞬のテレビ出演に向け、何か月もかけて取材や撮影をするのです。
自分で原稿を書いて、中継やコーナー枠のネタ探しや構成を書いて、事実確認するために情報を集めまくって調べたりと。。。
少しでも多くの正確な情報を世に発信するため各地に足を運び、大勢の方と出会いました。
入社当初は、初めての社会人としてとにかく仕事を覚えて会社に慣れる日々が続きましたが、3年目を迎えると時間や仕事に余裕が生まれ自分の今後について考えることが多くなってきました。
そんな時、ふと思ったことがありました。
自分が本当にやりたいことってなんだろう。
これまでは、「生きていく中でそのうち見つかるでしょ」と楽天的に考え流されるように生きて来ました。今も本当にやりたいことなんてわからないし、無理して見つけなくてもいいんじゃないかとも思っています。これは私の中で永遠の課題です。
でもアナウンサーという仕事をしたおかげで少しずつ見えてきたことがありました。
それは取材先で
様々な方と出会うことが、私の喜びや元気の源になっているということ。
地元を元気にするために音楽活動をするアーティスト、昔からの伝統を途絶えさせないように頑張る職人さん、スポーツに励む大学生、もう言い出したらキリがないほど様々な方と出会い、誰かと会うたびに「人との繋がりって素敵だな」と感じていました。
人と人が出会う確率は、この広い世界で250万分の1とも言われています。
これってすごい奇跡に近いことだと思いませんか?
私は『出会い』というのは自分だけのかけがえのない宝物だと思っているので大切にしていきたいと思っています。
自分のやりたいことはわからないけれど、大切な事は
「生きていく上で自分が大切にしたいことを明確にすること」
だと考えています。
1社しか受けていない転職活動
転職活動中、私は笑屋株式会社しか受けていません。
なぜ1社しか受けなかったのかというと、
やる気がなかったわけでも、楽をしようとしたわけでもありません。
アナウンサー時代は、楽しい話題や嬉しいニュースだけでなく、悲しいことや心苦しいこともお伝えしなければなりませんでした。そこが私には合っていなかったのだと、今思うと感じます。
一方で笑屋は、会社名から「笑う」がついていることにとても惹かれました。名前だけでとびつくなんて私も単純だな~と思いますが、自分の中ではそこが意外と大きくて、どの企業よりも1番興味を持った理由かもしれません。
「今の会社が嫌だから転職したい!」というよりも「人を喜ばせる仕事をしたい!」という気持ちのほうが強くあった
そう感じています。
同窓会屋なら、みんなの笑顔や喜びを作り繋がりを大切にできると感じたことと、
笑屋のミッションである、「再会とコミュニティーをつくり、ライフスタイルを豊かにする」ことに共感したことが決め手となりました。
笑屋に受からなかったら転職活動自体やめるつもりだったので、今考えるとリスクのあることをしたなと感じますが、1度きりの人生たまにはこういう思い切りも大切だと思います!
アナウンサーと現職の共通点
転職をするときはとても悩みましたし、周りからも「せっかくなのにもったいない」と言われました。
辞めたら後悔するんじゃないかとか、本当にこの選択でいいのかなと不安になることも多かったです。
でも持ち前の楽天性を活かして「何とかなる!!」と考え転職を決意した結果、
私の中で前職と現職に共通点があることに気が付きました。
転職当初は畑違いの仕事に就いたとそう思っていましたが、
もともとは何かを伝えたくてアナウンサーになったはずで、
伝える手段が、自分が直接伝える”アナウンサー”からメディアを通じて伝える”広報”に変わった
ということです。
アナウンサー時代も今の仕事も職種は違うけど、「人々に笑顔を届けたい」という目標は変わっていなかったのです。
自分がつながりを大切だと実感したからこそ、ほかの人にも共有したいしみんなのつながりを生み出す側になりたいとそう思っています。
わたしがやりたいことって、頭で考えなくても無意識に求めているんだなと、転職を通して新たな自分の一面を知ることができました。
企業広報としてのこれから
今後は広報担当として弊社を世に認知してもらうことはもちろんですが、
人々の『再会』や『つながり』を多く生み出すことができたらいいなと思っています。
自分自身が出会いに感謝しながら人生を楽しめたら最高だと思います!!
最後に、笑屋株式会社に少しでも「興味を持った!」というかたは、
お話を聞きに来るだけでも大丈夫なのでぜひお越しください!
平均年齢も27歳と若く、メンバーも30人ほどのとても風通しの良い雰囲気です。
みなさんとの貴重な出会いを楽しみに、神保町のオフィスでお待ちしております☆