リノベーション事例 | EcoDeco(エコデコ)
住み慣れた三鷹エリアで中古マンションを買って、リノベしたM様。5歳の息子さんと3人家族。引っ越して約2年、ご夫婦ともに「もっと早くやればよかった」とおっしゃるほど満足されている"帰りたくなる家"はどのようにして完成したのか。お話を伺いました。
https://www.ecodeco.biz/case/case0126/
不動産業界未経験者がほとんどのStyle&Deco。現在は不動産仲介スタッフとして活躍している谷口も、不動産業界未経験者でした。谷口が未経験からどのようにして自分なりの答えを見つけたのか、谷口からみたStyle&Decoの姿とは?をインタビューしました。
わたしは建築学部卒で、建築士の免許は持っていました。ただこれまで働いたのは、見積部とCADオペレーター。CADオペレーター時代は、カレー屋でのアルバイトも兼務していました。
自分がメインで設計をしたことはなかったですし、不動産ももちろん未経験でしたが、「何かのプロになりたい」という思いが強くあって。転職先を探している中で、Style&Decoの求人を見つけたときに、不動産探しや設計などお客様の大切な住まいを一緒になって作ることができるプロになることができる、これが私の探していたものかもしれないと直感的に思ったことがきっかけです。
私の場合、営業経験もなかったので「ものを売る基本」から勉強していきました。初めの頃は、この間までカレーをお勧めしていたのに、住まいっていう一生の買いものをお勧めする立場になったことのギャップもあって、プレッシャーを感じることもありました。
EcoDecoの不動産仲介の仕事は、お客様から希望の条件をヒアリングし、候補の物件を探して内見に行くところからはじまります。内見の際には、事前に耐震性や物件の管理状況などについて、資料を取り寄せていますので、リノベーション上の制約やできることなど、丁寧に説明していきます。目の前の家を売ることが仕事ではなくて、お客様が理想としている心地よい暮らしをつくるんだよということを教わってきたので、そのことを意識しながら、お客が物件を購入した先を見据えて仕事を進めています。
ただ、わたしの場合、先輩のやり方や営業のセオリーをそのまま追い求めてもうまくいかなくて。なかなか売上が上がらずに、社内のみんなをやきもきさせていたと思います。それでも2年くらい経ったころ、自分なりのやり方を磨いていけば、それにマッチングするお客さんがいるんだと気がついて。それからうまく進むようになりました。
▼担当した三鷹のお客様の事例インタビューです。
1回目の内見でパッと決めるお客様もいますし、理想の物件に出会うまで、1〜2年探し続ける方もいて。わたしの場合は、長いおつきあいになる方が多いです。粘り強く探し続けていれば絶対にいい物件が出てくるので、諦めないことを大事にしています。ただ時には瞬発力も必要で。人気の物件を内見するときは、前々からお客さんに資料を全部渡しておいて、内見のときにその場で決めてもらう、くらいの勢いも必要なんです。じっくり進めるけれど、急に勢いをつけなきゃいけない瞬間もある。それが不動産の仕事のむずかしいところでもあり、面白いところ。正解はひとつではないので、自分なりの正解を導き出していただけたらなと思います。
物件探しは他のメンバーと協力することもありますが、一人のお客様は基本的に自分一人で担当します。協力し合うけれど、“仲間”っていうと強すぎる。ゆるやかにつながっているけれど、それぞれ自分のやり方があって、個々なんです。自分たちの関係性を言葉にするなら“商店街の組合”だね、というのが、社内メンバーで導き出した答えです。普段は独立して自分のお店を営業しているけれど、集まるときはしっかりと相談して協力する。熱く一緒に走る仲間というわけではないところが持ち味のひとつかなと思います。