より多くの“セレンディピティ”を生むために。『ストアカ』をブランディング×マーケティングの両輪で成長させていく。
【社員紹介#08】ブランディング&マーケティング 小坂悠来
こんにちは。ストリートアカデミーCEOの藤本です。
現在、弊社でブランディング・マーケティングを含めた攻めの領域を幅広く担って貰っているのが小坂悠来です。クリエイティブ、マーケティング・プロモーションプランニングなど、広告業界での多様な経験を活かし、ユーザーとの新たなコミュニケーションを創出しています。
彼が人生のテーマとして掲げているのが“セレンディピティ”。「ふとした出会いや偶然をきっかけに、幸運をつかみ取る」という意味を持つこの言葉が『ストアカ』への入社にも大きく作用したと聞いています。一体どのような背景があったのか、人生観や仕事観を含めて本人に直接聞いてみました。
高校時代の留学のきっかけとなったのは“1通のDM”。人生を変えるきっかけになった広告に魅せられ、新卒で広告業界へ
―小坂さんは新卒で広告代理店に入社し、その後も広告業界で8年半勤めていたんですよね。この業界に飛び込んだ理由は何だったんですか?
高校2年生の時にスイス留学を経験したのですが、そのきっかけとなったのが、留学カウンセラーから届いたダイレクトメール、つまり広告でした。留学には憧れがありつつも「留学は大学でいいかな」とぼんやり考えていた僕が、その1通を受けとったことで無料相談会に出向き、あれよあれよという間に交換留学することが決まったんです。後から振り返ってみてですが、「人の行動を変えてしまう広告ってすごい!」と思いました。その際に出会った留学カウンセラーの女性はもう亡くなってしまったのですが、今でも“心の師”として尊敬しています。
1年間のスイス生活では、心身ともにかなり鍛えられましたね。英語は小学生時代から習っていたものの、留学先の公用語はドイツ語。辞書を丸呑みするような感じで、徹底的に単語を覚えてマスターし、最後の2ヵ月にようやく友達との交流を楽しめるようになりました。途中、ホストファミリーから家を追い出され、友達の家に転がり込んで何とか生き延びたことも。
孤独かつ過酷な異国での生活を無事サバイブできたことが自信につながり、その後の人生を変えるきっかけになったんだと思っています。
こうした原体験が広告への強い関心へとつながり、広告業界へ飛び込む動機となりました。
―そんな思い入れのある広告業界に入ってから、どのようなキャリアを重ねていったんですか?
20代の頃は、その時々の「やりたいこと」に素直に従って、さまざまなスキルを身につけたという感じです。
新卒で入社した広告代理店では主に、予算・商材・ターゲットに見合ったメディア露出の計画を立てる「メディアプランニング」を約3年間担当しました。次に転職した広告制作会社ではコピーライターとして4年在籍。その後、別の広告代理店に移り「統合プロモーションプランナー」として2年間奔走しました。
転職を重ねながら「あらかじめ用意されたメッセージをどのように届けていくか」を考える仕事から「メッセージをつくる」側となり、その後「メッセージを作り、伝え、人々の行動を変えていく」という一連のプロセスをワンストップで関わる立場にチェンジしていきました。
親がフリーランスで働いていた影響もあってか、もともと1つの組織に固執するタイプではなかったので「どういう職種に就きたいか」という視点でキャリアを形成してきましたね。
20代のうちにメディアやマーケティングの知識、ロジカルシンキング、ヒアリング・ライティング技術など、まさに一生もののスキルを身につけることができました。
既成概念を打ち破るぐらいの“気概ある事業”に携わりたい――そう思った時、ふと浮かんだのが『ストアカ』だった
―その後、広告業界からHRTech系ベンチャー企業へと転職したんですね。
事業会社のプランナーに転身した理由は2つありました。
1つ目は、より大きな裁量を持って、これまで培ってきたスキルを生かせる環境を求めていたこと
2つ目は、誰かの代理でなく、心から共感できる事業の成長に携わりたいと思うようになったこと
30代に突入し、あらためて自分の人生を振り返った時に「転機が訪れたタイミングに、必ず応援してくれる人との出会い(セレンディピティ)があった」ことに気づいて。だから今度は、僕自身が素敵な出会いをつくる側になりたい、と強く思いました。前職のベンチャーは、就活生や働く人たちのセレンディピティを創出するようなサービスを展開しており、そのビジョンに共感して入社しました。
―そして2018年11月、ストリートアカデミーに入社するわけですが『ストアカ』を知ったのはいつ頃だったんですか?
実は、2年ほど前に『ストアカ』で魚のさばき方講座を受講したことがあって。友達に誘われるがまま参加して、新しい未知の体験に出会った。この出来事が強く印象に残っていました。
この日のことをふと思い出し、『ストアカ』が既成概念にとらわれない、究極のセレンディピティを具現化したサービスだと確信して。「もっと気概のある事業、共感できるビジネスに携わりたい」と考えていた矢先だったので、思い立ってすぐに応募しました。
―入社した一番の動機は、何だったのでしょう?
「自由に生きる人を増やす」というミッションと、実現するための社内制度が設けられていたことです。週1回のリモートワーク制度のほか、副業も推奨していて、社内の風通しがとてもよさそうでした。実際に入社してみても、ミッションと働く環境との乖離はまったくありません。
もともと自分は、特定の“何か”に縛られたくないタイプ。組織も人も場所も、適度な距離感を保ちつつ、良い関係性を築いていきたいと考えています。そんな自分の方向性とカルチャーがうまくマッチしたんだと思います。
社員研修でストアカのブランディング戦略について説明する様子。
枠にとらわれず、多くの人を巻き込みながら『ストアカ』を成長させていくのが自分の役目
―小坂さんは現在、「ブランディング&マーケティング」の担当ですが、その肩書にとらわれない、幅広い業務に取り組んでいる印象です。
そうですね。ブランディングやマーケティングの領域以外にも、他社とのコラボ案件やなんちゃって採用広報的な業務も自発的に進めています。
とはいえ、現在のストアカではマーケティング活動が最優先。今は主に新規ユーザーを増やすことと、既存ユーザーの受講促進の2方向で施策を展開しています。これまでのキャリアで培った「全体を俯瞰し、足りない要素を加えていく視点」をフル稼働させ、ストアカではこれまでやっていなかったTVCMやキャンペーン企画の仕組み化なども推進しています。
TVCMではCMを制作し、クリエイティブを検証しつつ運用。結果として、サイト流入数だけでなく会員登録数の大幅増加につながりました。キャンペーンによる受講予約数増加にも、徐々に効果を発揮してきています。
また、ブランディングに関しては、サービスや広告に限らず、ステークホルダーとの間に生まれるすべての接点に対して行うべきものだと捉えていて。例えば、カスタマーサクセスの対応や採用面接の仕方などもブランディングの1つ。そうなると、着手する範囲も自然と広がりますよね。実はいま、こうしたあらゆる接点で対外コミュニケーションの指針となる「ブランドガイドライン」の策定プロジェクトも推進しています。
もっと多くの人に『ストアカ』を知ってほしいし、活用してほしい。自分の経験で言うならば、行動を変える“1通のダイレクトメール”をどれだけ多くの人に送れるかがカギ。
自分の力だけでなく、プロダクトチームやカスタマーサクセスなど他部署とも連携しながら、サービスを成長させていきたい。それが多くの“セレンディピティ”を生み、1人ひとりの幸福度に寄与できると考えています。
―小坂さん、ありがとうございました!
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