ストックウェザーIR交流会
IR(インベスター・リレーション)のご担当者様が情報交換をする場を提供します。... powered by Peatix : More than a ticket.
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(第1回目の模様はコチラよりご確認ください)
2019年3月20日(水)。昨年好評をいただきましたIR交流会を今年も開催しました。今回はテーマをWebIRに絞り、どのようなWebIRを行うのが効果的なのか、他社ではどのような(Web)IR活動を行っているのかを情報交換できる場としました。
今回は15:30スタートと業務時間内でしたが、19名のIRご担当者様に参加していただきました。
会場はユーグレナさんのオフィスをお借りしました。
今回はストックウェザーよりIRコンテンツのご紹介を兼ねて、最近のWebIRの状況を話し、その後に『Web IRにおいて限られた予算の中で導入すべきコンテンツは何か』をテーマにディスカッションを行い、最後は自由交流会を行いました。
IR活動を行う上でターゲットが各企業様であるかと思います。機関投資家か個人投資家、機関投資家でも国内か海外。今回お話しするのは主に個人投資家メインの話です。
話は変わりますが、皆様はニュースなどの情報をどのように入手しますか。スマートフォンのニュースアプリやSNSという方も多いのではないでしょうか。
実感することが多いかと思いますがスマートフォンの所有率は2010年以降急激に増えていて、総務省が発表した「平成30年版情報通信白書」によると2017年時点での1世帯あたりのスマートフォンの保有率は75%に達しています。
では証券取引という観点ではどうでしょうか。これは日本証券業協会が個人投資家に対して調査した結果です。全体的に見るとやはりパソコンを使って株式の注文を行っているケースが多いですが、20代から30代に目を向けてみると30%がスマートフォンを使って株式の注文を行っています。
スマートフォンを使って情報を得て、そのまま注文を行う。そのような層がこれから増えてくるのが予想されます。
最近は多くのサイトがレスポンシブWebデザインにされていると思います。レスポンシブWebデザインとはスマートフォンやタブレット、PCでどんなサイズの画面でも見やすく、使いやすくすることです。こういった環境からスマートフォンでIRサイトを見る人が増えてきていると思います。
また、スマートフォンが普及した今、気軽に動画を見る環境ができてきたのではないでしょうか。決算説明会の動画もスマートフォンでも最適な形で提供されているベンダーも増えてきました。
こういった動画やCGなど、動的に動くコンテンツをリッチコンテンツと呼びます。
今回ディスカッションでは時価総額順に4チームに分けました。比較的同じ課題を抱えている方同士で話し合いができていたと思います。
ディスカッションの進め方は以下の通りです。
各チームの結果を見たところ、業績ハイライトと決算説明会動画(以下、決算動画)の優先度が高いことが分かりました。特に決算動画は書き起こしサービス(無料・有料)まで付いていることがあり、各企業様の状況次第(自社で書き起こしている等)でベンダーを選んでいるようです。
また、WebIRとは違いますが決算説明会の会場をどのように決めているか等、IR全般の情報交換をされていました。
ディスカッション終了後には自由交流会です。ディスカッションの結果をそのままテーブルに残して、他のチームの状況を見られるので、それをきっかけに他のテーブルの方とも交流をされていました。
まだIR施策全般への知識が不十分な人が自分を含めて多かった気がしたので、もう少し具体的な内容を織り込んでもらいたかった。
貴重な機会をご用意いただいていることに大変感謝しております。毎回コンテンツに工夫を頂いていることが伝わってきています。各社の悩みや活動実態の共有に皆さん意義を感じていらっしゃると思うので、その「きっかけ」となるテーマ設定を引き続き頂ければと思います。
規模感が同じグループだったので、悩みや課題がわかりあえたと思います
前回の反省を活かし、ディスカッションは1テーマだけにして時間を長く取るようにしました。また、自由交流会も座席に座らないようお願いをしてディスカッションのチームで組まなかった方と交流をするよう促しました。
ストックウェザーからのWebIRの近況のお話しでは、参加者の方のニーズと必ずしも合致するわけではなく、IR全般の話も必要なようでした。
現在、次回の開催は未定です。開催する場合はPeatixでお知らせをしますので、ぜひグループをフォローしてお見逃しがないようお願いします。