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【5分で解説】スタートラインで働くメリット ~やりがい、身に付くスキル、社風、キャリア~

Photo by zhang kaiyv on Unsplash

スタートラインといえば「サポーター職」

こんにちは。スタートラインでマーケティングを担当している新と申します。2017年に入社して以来、会社の急成長を共にしてきました。当時と現在を比較すると、売上・社員数ともに約5倍と会社の規模も大きくなりました。

スタートラインは社会課題解決を志向し、「障害者雇用支援」という未開拓市場を開拓してきた新しいタイプの会社です。そして社員の大多数は、はたらく障害者を支援する「サポーター職」です。

福祉・行政以外の民間企業がはたらく障害者を支援する職種は、スタートラインが事業をはじめた2009年当時はほぼないに等しいものでした。その意味スタートラインは「サポーター職」という今までにない職種をつくってきたとも言えます。

上記の通り、従来の企業や職種とは異なるため、なかなかスタートラインではたらくうえでの「やりがい、身に付くスキル、社風、キャリア」などはイメージしにくいのではないかと思います。

今回はサポーター職を念頭に置き、スタートラインの「やりがい、身に付くスキル、社風、キャリア」に触れながら、そこではたらくことの意義についてお伝えします。

①やりがい

“障害者雇用”という社会課題

日本には障害者雇用義務がある【会社】(従業員を43.5人以上雇用)は【10万社】以上あります。各企業はそれぞれ障害者雇用における課題がありますが、特に昨今

  • AI/RPA/デジタル化が進んだことによる業務の不足
  • 雇用義務化された、精神・発達障害者の雇用ノウハウがない
  • 約5割の企業が法定雇用率が未達(うち、6割が0雇用。)

これらが全体的な課題として注目されています。

一方で【障害者】に視点を移すと、日本には約1,000万人の障害者がおりうち、15歳から64歳の生産年齢人口に相当する人数は【約400万人】と想定されます※1

しかしながら、雇用されている障害者は約61万人。生産人口のうちわずか15%※2。適切な訓練・業務・支援・配慮があれば、はたらける障害者はまだまだ多いと考えられます。

※1精神障害者のみ、20歳以上65歳未満のデータから計算 参考:令和4年 障害者雇用状況の集計結果|厚生労働省 (mhlw.go.jp)

※2日本全体の生産人口のうち職に就いている人の割合は62.9% 参考:和2年国勢調査 就業状態等基本集計結果 結果の概要 (stat.go.jp)

障害者雇用支援の市場拡大(毎年約130%成長)

冒頭に記載の通り、私自身がスタートラインの急成長をともにしていますが

  • SDGs、ESG、DEI、ソーシャルグッド、ウェルビーイングなどへの関心が高まっており、社会課題をビジネス面から解決する機運が盛り上がっている。
  • スタートラインの主力事業である「農園・サテライトオフィス型 障害者雇用支援サービス」の市場規模はここ3年連続で約125%~130%の成長を続けている。
    (参照:矢野経済研究所刊:注目の人材関連ビジネスレポート 2022<障がい者雇用支援サービス編>の推計)
  • スタートライン自身も会社を設立し、障害者向けサテライトオフィス事業を開始以来、15期連続増収を実現。特に私が入社した2017年からは、売上規模 / 従業員数ともに約5倍。(今期の見込み含む)
  • 法定雇用率は年々引き上がり、最新の見直しで過去最高の上り幅となることが決定。

このように障害者雇用支援の市場は年々勢いよく拡大し、この基調は少なくとも5年は続くと思われます。(2023年11月時点)


【10万社 × 400万人】の課題解決のお手伝いをし、あらゆる人が活躍できる社会をつくる。実際に障害者雇用支援市場も拡大をつづけています。大きな社会課題解決に真正面から向き合い、取組む。とてもやりがいがある仕事です。

②身に付くスキ

学的根拠に基づいた支援技術

スタートラインは業務・採用・定着など、トータルで企業の障害者雇用を支援する会社です。
よって、障害者雇用支援に関する全般的なスキルを身に付けることができます。

その中でも、特にスタートラインの強みは「科学的根拠に基づいた支援技術」です。研究開発機関である「CBSヒューマンサポート研究所(旧:障害者雇用研究室)」を2014年に立上げ以来

  • 行動が変容する応用行動分析学(ABA)
  • 認知機能が向上する関係フレーム理論(RFT)
  • 心理的柔軟性が向上する第三世代の認知行動療法(ACT)
  • 社会的行動変容のための最新の方法論(Prosocal)

など、科学的根拠に基づいた支援技術をベースに、様々な独自開発のツールなどを駆使して日々の障害者雇用支援に取組んでいます。

理論」→「実践」→「データ」→「理論」→・・・の好循環

これらの支援技術は、スタートラインが運営やサービス提供をする

  • 30拠点以上のサテライトオフィス/農園/焙煎所
  • 各企業の本社/支社/工場 拠点など

で活用されております。日々に支援している会社/障害者の数は、260社/1,660名を超えます。(2023年11月現在)

また、スタートラインは障害者雇用支援の領域では、ITやデジタル技術活用へ積極的に投資をしている企業です。豊富な実践の場があり、なおかつ、そこで得られた支援事例などのデータはDB化されて蓄積されるため、DBを元に改善されたより良いサポートを提供し、その結果がフィードバックされ、またデータとして蓄積される好循環があります。

このように「理論・実践・データ」が揃った環境は、世界的に見てもなかなか無いものでトップクラスの障害者雇用支援技術を身に着けられると自負しています。(実際に、研究所が参加した海外のカンファレンスで自社の取組事例を発表した際にも、海外の研究者から強い興味・関心を寄せられます。)

支援技術でヒューマンスキルも身に付く

なお補足として、上記の理論は障害者用支援の枠にとどまらない、人に対するアプローチに関するものです。その意味で、スタートラインの研究開発機関も「障害者雇用研究室」から「CBSヒューマンサポート研究所」と名前を変更した経緯があります。

管理職・人事職としてチームマネジメントやメンタル不調者への対応、日々はたらく中でのセルフマネジメントなど、はたらき、生きる上で役立つ「ヒューマンスキル」が身に付くとも言えます。

「支援技術」に関する用語は、普段聞きなれない言葉の羅列で抵抗があるかもしれません。しかし、入社されるかたの多くは障害者のサポート業務未経験者です。手厚い初期研修及び、継続的なフォローアップ研修、勉強会などの機会、多くの先輩・同僚の存在(公認心理士、精神保健福祉士など有資格者多数在籍)。未経験者でも学びと経験を積み、障害者雇用支援のプロとして活躍いただける環境ですのでご安心ください。

支援技術に関する詳細は、こちらのページをご覧ください。私たちの強み | 障害者雇用支援のスタートライン (start-line.jp)

Contextual Behavioral Science(CBS)の略。文脈という視点で様々な出来事を理解しようとする行動的な科学の在り方。

③社風

いい人が多い

“スタートラインのいいところ”について社内アンケートやクチコミを見ると高頻度で出てくる答えが「いい人」が多いです。とてもシンプルですが、力強くあたたかいこの一言に集約されます。

私も複数の会社を経験していますが、実感としても、他の社員から出てくる言葉にしても、ここまで「いい人」が多いという会社はありません。

障害者雇用支援の業界を選ぶので、当然、「障害のある人が活躍し、よりよい人生を送るサポートをしたい」という、熱い想いをもった「いい人」方が多く集まるのは自然なことかもしれません。

しかし、それだけでは片づけられないなと感じさせるエピソードとして例えば、スタートラインの福利厚生制度の一つに「誕生日お祝い」の制度があります。各従業員の誕生日に、一定額までのプレゼント代を補助するものです。各部署・拠点ごとに誕生日のメンバーに対して、サプライズを含めたお祝いの様子が社内SNSに投稿されるのですが、かなり趣向を凝らして準備をしてお祝いするなど力を入れています。


私が所属する​マーケティング部署での誕生日お祝い。サポーター所属の部署はもっと盛り上がっています。。


これは創業間もないころから現在まで続いている制度で、会社の特徴である「人の好さ」が端的に現れています。成長中の企業であり、まだまだ至らないところは多々あります。しかし、「いい人」が沢山集まる会社であれば、きっと力を合わせて乗越えられる。そう信じられるような、社風です。

補足までに、某日本を代表するIT企業が重視する採用基準として「素直でいい人」、現代を代表する世界的な複数のIT企業も「good natured person(いい人)」を重視している、という話もあります。「いい人」というのは単純なようで実はとても重要な要素なのかもしれません。

ぜひカジュアル面談などでスタートラインの社員と話してみてください。

また「人の好さ」以外だと「障害者雇用支援」という市場が存在しなかった時代から障害者向けサテライトオフィス、農園、珈琲焙煎 などの障害者雇用の新しい選択肢を次々とサービス提供しており開拓者精神が旺盛な、アグレッシブな一面もあります。

④キャリア

最後にキャリアについて。社内では、専門職ルートと管理職ルートが用意されています。支援職・心理職を中心に、専門性を極めていくこともできますし管理職として会社のビジネスをリードしていくことも選択できます。

※上記の管理職ルートについて、ここでは理解しやすい表記をしているため実際はやや異なります。

当然、長く一緒に会社にいて共に成長したいですが転職して社外にキャリアを求める場合は

  • 大手企業の障害者雇用担当(人事・総務部門など)
  • 大手企業の特例子会社(社長、役職者、担当)
  • 福祉領域(障害関連以外を含む)
  • メンタルヘルステック系企業

など、民間・福祉・大手・有力ベンチャーなど多岐にわたります。また、起業・独立された方もいます。

卒業して上記の領域に行かれるだけでなく、逆にその領域からスタートラインに入社される方もいます。

自社事例だけではありますが障害に関わる領域においても、IT・WEBなど他の産業の同様に、人流ができつつあることを感じます。これは障害に関わる領域・業界にとって良い傾向だと思います。

スタートラインが当領域・業界の健全な発展に少しでも寄与できる存在にであることを、とても嬉しく思います。

やりがい、身に付くスキル、社風、キャリア。ひとつでもピンとくるものがある方はとりあえずお話ししてみませんか?お気軽に下の方にある「話を聞きにいきたい」ボタンをクリックして「まずは話を聞いてみたい」を選んでください。


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