1
/
5

この英語の間違い、すぐに分かる?スピークバディ2023年新CM制作裏話

※会社公式 noteより転載

新年あけましておめでとうございます。今年もスピークバディは「真の言語習得を実現し、人生の可能性と選択肢を広げる」というミッション実現を求め、より多くのみなさんのスピーキング力上達のお役に立てるよう取り組んでいきます。
さて、この2023年元旦からスピークバディの新CMをオンライン配信開始しています!この記事では、マーケティングチームが練りに練った「動画に込めたメッセージ」や「制作のこだわり・裏話」をお伝えしていきます。

目次

  1. 新CM配信は皆さんお馴染みのあそこで
  2. あなたはすぐ分かる?英会話初心者あるあるな言い間違い
  3. 制作裏話① こんな「間違え」案もありました。
  4. 制作裏話② CM出演陣の渾身の顔芸
  5. おわりに:200万ダウンロード記念キャンペーン開催中

新CM配信は皆さんお馴染みのあそこで

今回のCMは、年々皆さんにもお馴染みになってきている、Tverやabema TVのほか、YouTubeなど幅広い場で配信しています。この年末年始のお休み中、見逃していたテレビ番組や気になるコンテンツを一気見している方も多いかもしれませんね。

あなたはすぐ分かる?英会話初心者あるあるな言い間違い

そのCMがこちら!





このCMには日本人の英会話初心者あるあるな言い間違いが出てきます。すぐに分かりましたか?

途中で女性が言う言葉。カタカナで字幕を入れていますがMy first man to man!  I’m exciting!と言っています。ふたつ、間違いが含まれていますね。

マンツーマン英語のマンツーマンは和製英語で、英語ではone-on-one(もしくは1on1)と表現することが一般的。英語を話す場面でman to man と言ってしまうと「腹を割って話し合う」「率直に話し合う」という意味になってしまいます。

そして”I’m exciting”。これは文法を学んでいるとよく例に出てくる間違い表現ですよね。正しくは”I’m excited”で、I’m excitingと言うと「私って面白いよ!」「私は刺激的だよ!」に・・・。
ふたつともこの場面に適しているとは思えません(笑)。でも言ってしまいそう・・!

このような、冷静に考えれば分かるような英語の間違いなのにいざ英会話レッスンやネイティブと話す場面になると出てしまったという経験、多くの人がお持ちではないでしょうか?そしてその度に恥ずかしい思いをしたり、通じなくて怪訝な顔をされていたたまれない気持ちになったり。それでなくとも、仕事や家事・育児などを予約の時間までに終わらせて、疲れていたとしてもやっぱり相手も人だから最低限身支度して、PC立ち上げて。人によっては、英語を話すぞ!と一段テンションをあげたりもして・・。

この動画では、そんな、従来の英会話レッスンでありがちな恥ずかしさ・面倒さ・気疲れを感じるくらいなら、「それ、AIでやらない?」ということを提案しています。これについてより詳しく紹介している動画もあるのでぜひご覧ください。




制作裏話① こんな「間違え」案もありました。

このCMを制作する上でこだわったポイントの一つが「あるあるな英語間違い」でした。あまりに間違えすぎていてもリアリティが無いし、かといって、ギリギリ伝わる間違い表現だと分かりにくい、とマーケチーム一同頭を悩ませたんです。他にもこんな案が出ていましたが、みなさんはすぐそれぞれの間違いに気づくでしょうか?

これは正しくはNext week's meeting will be held in English. もしくはWe have to speak in English at the meeting next week など。ただ、もっと明確に間違っていて、かつやってしまいがちなものが良かったのでボツに。

英語で書くと、変な感じがすぐに分かると思います。でも言っちゃうかも・・!?パソコンはPersonal computerの略ですが、かといって逆にPersonal computerと言ったら通じるというわけでもないですね。そして昨日と言ってるので過去形です。ということで正しくは
My computer broke down yesterday. / My laptopbroke down yesterday.
となるでしょう。これも良い案でしたが、いまこうやってPCで英会話できてるし・・・、と、台本の辻褄合わせもあり、ボツ。

こちらも
We need to improve the image of our company.
We need to improve our company’s image.
などですが、相手が人であればこれでも汲み取ってもらえてしまうかもしれません。

余談ですが、「正しくなくても、先生は”汲み取る”ことに慣れているので、結構そのまま進んでしまう」というのも従来の英会話レッスンでありがちなことでした。その場では通じて前に進めるものの、実際には不自然・間違いな表現なのに、修正する機会を逃すのは勿体ないですね。

この案出しには、スピークバディ代表の立石も参加し、さらに幾つか案が出ました。英会話アプリの会社が、代表まで参加して大真面目に間違った英文案を吟味しているという、非常におかしな光景です・・・(しかもカタカナで)(笑)。例えばこんな案が出ていました。

C案のMansionは英語で言うと「大邸宅」になってしまうので、apartment,condominiumが適切、「電波が悪い」はI have a bad connection.

そしてD案の「トイレ」ですが、より適切に、restroom、bathroom、lavatory、washroomなどその場に合う表現を使いたいものです。

そしてE案のメリット・デメリットは、pros and cons。speak my project’s〜も変なので、言い換えるとI’d like to talk about the pros and cons of my project. となるでしょうか。advantages and disadvantagesupsides and downsidesもよく使われる表現だと思います。

こうして幾つもの案の中から、最終的に選んだ”間違いフレーズ”が、動画のman to man やI’m excitingでした。決して間違ったものを覚えないでくださいね!正しくは、This is my first 1 on 1 lesson.I’m excited! です。

吟味を重ねたこの間違い案が、多くの方の共感・あるある〜を呼び、スピークバディを知っていただくことに繋がるよう願っています!

制作裏話② CM出演陣の渾身の顔芸

こだわりポイントの2つ目は出演いただいた石黒エレナさんの顔芸(?)です。本来とてもクールなイメージの女性であるにも関わらず、

  • 仕事終わりのレッスンに気合いを入れる
  • 英語を喋る時、いつもよりオーバーな(少しワザとらしい)表情・身振り手振りになる
  • 伝わらなくて、もどかしい、気まずい

といった場面を表情豊かに演じてくださいました。ここには、従来の英会話の体験をより濃く表現することで、視聴者の方から「あるある〜」と共感を呼びたいという制作チームの意図がありました。いかに通常時の表情と異なるか、2つ目の動画と見比べていただけたらと思います。

ちなみに後半に出てくるAIキャラクターの名前はJohn。このような設定のイケボな先輩です(笑)。ぜひスピークバディ内でたくさん話してみてください!

Invitation from 株式会社スピークバディ
If this story triggered your interest, have a chat with the team?
株式会社スピークバディ's job postings

Weekly ranking

Show other rankings
Like Aoi Tanaka's Story
Let Aoi Tanaka's company know you're interested in their content