2020年も早くも折り返し、もう7月。上半期はコロナの影響で世情も慌ただしく、転職を考えても踏み出せなかった方、転職活動がなかなかうまくいかずに行き詰ってしまった方なども多いかもしれませんね。
今回はソネオスの採用担当者、荒浪淳哉さんへのインタビュー。元居酒屋店長という異色(?)の経歴を持つリクルーターが、今、求めている人材について、本当のところを聞いてきました!
ソネオスに興味のある方はもちろん、エンジニアという職を視野に入れて転職活動を行っている皆さんの参考になれば幸いです。
ーー本日はよろしくお願いします。荒浪さんはIT業界だけじゃなく、飲食業界も経験していたとお聞きしましたが……
専門学校卒業後にNECに入社し、その後17年IT営業を担当してきました。
NEC本社が田町にあった、ということもあって、37歳の時に田町の居酒屋に転職。もともと料理人になりたかったこともあって、その居酒屋で5年間調理場から店長、更に本部、店舗管理など幅広い職種を経験しました。
本当はその後独立も考えていたんですが……景気都合もあったし、自分の力で一から出店するというところに恐怖感もあって。一旦飲食業から手を引こうと、再びIT関係の会社に就職したんです。
そこには5年間在籍していて、NECとはまた違う、20社ほどの派遣ビジネスを担当しました。
今の仕事は、その頃の経験がより活かされていると思います。
東京支店の採用責任者として、何百人という人の面接や採用を行ってきていたので。その後ソネオスの社長でもある西尾さんからの声かけもあってこちらに入社して、今に至ります。総合すると25年くらいITに関わってきたということになりますね。
――5年間で何百人というと、たしかにすごい人数ですよね。その中で、荒浪さんが考えるこの業界で求められる人材というのはどういう方ですか?
個人的な観点も多く含まれると思いますが、とにかくやる気のある人ですね。
口だけではなく、心底この業界でやっていきたいという想いがある人はやはり強いです。
経験の有無よりも、5年以上はとにかく長続きする人というのが求めるポイントかな。長続きすればなんとかなると思っているので。
後は自主的なキャッチアップができる人。これは自分だけで思い詰める必要はなくて、何かあった時に周りに相談したり、頼ったり、そうしながら勉強していく気持ちを持っていてもらえれば。
そういう意味では報連相がきちんとできる、コミュニケーションをきちんととれる能力の高さというのも重要だなと思います。
――コミュニケーション能力の高さはやっぱり大事ですか?
大事ですね。といっても難しい話ではなくて、単純に人と会話をするのが好き、くらいで問題ないです。
おしゃべりが好きな人。エンジニアっていうと個人主義に捉えられることもありますが、結局はチームでものづくりをしているんですよ。
なので、周りと必要なコミュニケーションをきちんととって、チームでやっていけるというのがやはり必要なスキルにはなってくるかと思います。
それ以外の部分で言うと勤怠がしっかりしているとか、要は当たり前の部分をちゃんとできていれば……。
経験やスキルより、個人的にはそういう部分を重視したいと思っています。
――では、ずばりソネオスではどういう人材を求めているんでしょうか?
そうですね……
帰属意識を持てる人でしょうか。
弊社は基本的に本社で働くわけではなく、様々なクライアント様の企業に常駐して仕事をしていくことになります。そうすると、自分がどこの社員であるのか、っていうところがともすれば希薄になってしまうんですね。
なので、自分がソネオスの社員である、という意識を持って働いてくれる人を求めています
――荒浪さんの考える、ソネオスの魅力というのはどういうところにありますか?
社員間のコミュニケーションをとても大事にしているところでしょうか。
プライベートとの兼ね合いはもちろんありますが、積極的にイベントを開催したり、
先輩社員とも密にコミュニケ―ションが取れるようにして、
ひとりぼっちにさせないフォロー体制は整えています。
特に客先常駐で仕事を行っていくIT会社だと個人のスキルアップがしづらい、
入れたら入れっぱなしでどういう仕事をしているかという部分において会社からのフォローが少ないということがしばしば起こるのですが、弊社ではそれはありません。
例えば新しい言語をやりたい、チャレンジしたいという相談を受ければ、それを叶えます。
お客さんと密な関係を築けているので、スキルアップや挑戦が叶う提案をすることができるというのはソネオスの強みだと思いますね。
あとは……これは私個人の話ですが(笑)、面接に来ていただいた方には、最初からネガティブなところも伝えています。
いいことを言うのは簡単なんですけど、特に未経験の方には業界の良いところも悪いところも伝えて、その上で判断してほしいので。
もちろん楽しいことも伝えますけど、そういう意味では比較的オープンに情報を開示するので、悩んでいる方には特に自分が何を目指したいのか、この業界でやっていけるのかを判断してもらえるんじゃないかなと思っています。
――ありがとうございました。最後に、転職活動を目指している皆さんに一言お願いします。
今はコロナの影響もあって、いろいろとしんどさを感じている人も多いのかと思います。
採用に関して言えば、エンジニアを求める現場は増えていますが、今まで通りにいかないことももちろんあります。リモートワークが中心になってくる中で、仕事をしていく上での変化もありますしね。
頑張ってください、としか言えないですが、とにかく頑張ってください。