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エンジニアリングは作り上げてこそ、と考えています

株式会社Socketに入る前

すべてはCEO安藤との出会いから。

数年前、あるC向けスタートアップのエンジニアリングサポートをしていた僕は、拡販側のサポートに入っていた安藤と意気投合し、「いつか共に事業を」と軽い口約束を交わします。

そして僕らはディレクターの安達を迎え、事業計画を検討しました。 3人は互いの立場から「課題を解決する」ということに真摯で、そこにコンセンサスが取れていれば、事業は後で決めればいいだろう、とりあえず始めようぜ。

というのが株式会社Socketのはじまりでした。

それから数年、いくつも事業を検討し、実際に起こし、ブラッシュアップし、売却したり、畳んだりしました。 そんな中で、市場の可能性も、メンバーのポテンシャルもある水準以上を満たした事業の種を見つけました。それがFlipdeskだったんです。

現在

現在Socketは自社サービスであるFlipdeskの開発に注力しています。

ECを始めとし、コンバージョンが発生するWEBサイトにおける接客レイヤーを担う立ち位置から、導入を手軽に、サイト管理者が、意味のある施策をしっかりと打てるサービスを提供、というのが大枠の開発方針です。

WEBサイトで、効果がある施策とはどんなものか。 僕らはトライアンドエラーを重ね、これを追い求め、開拓し続けています。

今はサービス立ち上げ当初思い描いていたサービスモデルに必要な基本機能を作りきったかな、といったところで、サービスの過度な洗練にリソースを割くというよりは、新しい施策を必要充分な洗練度で世の中に送り出し、本当に意味のある施策とはなんなのかをお客様と共に考える、そんなフェーズです。

そんな中で日々稼働率が過酷になりつつあるインフラを整備し、何が最優先かを見極めながら新機能を実装し、未来の手詰まりを危惧してリファクタリング、テスト整備し、と、まさに少数ながらフルスタッキングなチームが出来上がりつつあります。

足りない知見は都度スーパーエンジニアの手腕を借りながら、様々な技術ソースにもアクセスし、挑戦し続けています。

ただ、ナレッジのマネジメントは追いついていません。 そして、やはりスピードもまだ足りないと考えています。 そんなことから、共にチームにコミットしてくれる仲間を探し始めるようになりました。

株式会社Socketについて

Socketのカルチャーの中で、僕が最も感銘を受け、大事に思っているのは、 「訂正を恐れないこと」 です。 Socketでは、社内のコミュニケーションの中で、自分が「間違えた」と思ったとき、それを素直に言っていいのです。

それは時によってエンジニアリングの方針であったり、顧客とのコミュニケーションであったり、経営課題に対するアクションであったりと様々ですが、そうした重要な決定が間違っていた場合、メンバーの総意として「全員でなんとかする」という文化があります。

このカルチャーは、結果として重大な間違いが生まれてしまうことを未然に防いでいます。 何かに長けたメンバーが集まり、スピード感を何より大事に進むチームにとって、「自分が今やっていることが間違っているかもしれない」ことを恐れずに済むことは、間違いにいち早く気づき、それをさっさと是正できる一番の近道のようなのです。

なぜなら、本当の間違いは「本気でそれをやらないと気付かない」からです。 僕らは、そうして様々な間違いを見つけ、是正しながらここまで進んできました。

今後どういうことをしていきたいか

僕はもう35歳で2人の娘もいて、そうしたライフステージの中でスタートアップのブースターメンバーという道を選んでいます。

スタートアップを通じてメンバーが培うのは「ゼロから自分のやりたいことを実現する力」です。 そういった力はスタートアップに限らず「新しいことを始めようとしているチーム」の中でしか身につきません。そして志を共にする仲間たちとの出会いも、そうしたチームの中でしか実現し得ません。

最初は誰かの「私はこれが作りたい!みんな手伝ってくれ!」という想いに乗っかって、新しく何かを生み出すということはこういうことか、と体験してください。 それを共に手伝ったメンバーたちがまた、新しく自分のやりたいことに挑戦しようとした時、どう仲間を集めるべきか、どう事業として進めていくべきなのか、をそばで実感してもらえるようなチームが作れればいいな、と思っています。

そして、特にエンジニアチームにジョインを考えてくれている人へ。

僕らは今、AWSをフル活用する形で

・関数プログラミングとRailsオブジェクティブを併用し ・ADサーバ並みのトラフィックをさばくAPIを構築し ・メンテナンシビリティのできるだけ高いコントロールパネルを運用し ・分析チームが継続亭に研究運用しやすいプラットフォームもできるだけ運用コストレスで用意する

な環境を作り上げようとしている最中です。 Githubフローを基本として、

・Rails(コンパネ) ・Scala on Play、WebSocket on node.js(API) ・react.js & zepto.js(UI) ・rspec、Selenium(TEST:まだプラットフォームが決まりきってない) ・AWS Platform(SQS、Kinesis 、ElasticBeanstalk、Dynamo、S3、CloudFront、RDS etc...)

あたりの技術を採用して取り組んでいます。 (途中で変わる可能性が十分ある)

スケーラビリティのある構成を、できる限りコンパクトな技術プラットフォームで構築しよう、というのがSocket開発チームの技術選定軸です。

そして僕らの制作フローには、 「とりあえずできたからリリースしようぜ」と「将来にも耐えられるインフラやエンジニアリングフローに落とし込もうぜ」が共存しています。どちらもスタートアップに必要なものだと考えているからです。 動かないエンジニアリングには興味がないし、動かし続けられないエンジニアリングには価値がない。 これが僕ら開発チームの根底にあるコンセプトです。

賛同していただけたり、魅力を感じてもらえる方は、ぜひ一度お話をしましょう。

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