ポピンズシッターにはペットを飼っているスタッフも多くいますが、プロダクト開発部でEMとして勤務するエンジニア大坂屋さんもその一人。今回は、愛猫家ならではの視点で自らの手で爆速リリースした『ペットによるミスマッチを防ぐ新機能』の裏側に迫ります。
お話しいただいたのは…
プロダクト開発部/EM 大坂屋賢志さん
業務委託としてポピンズシッターのプロジェクトに参画後、プロダクトの可能性に魅力を感じ入社。現在は、保護者・シッター双方の体験向上を目的とした推薦ロジックの開発や、主要機能のUI/UX改善、ログ基盤の強化など幅広い領域を担当。事業開発チームにも加わり、とアーキテクチャ刷新にも中心的に関わる。
ーーー大坂屋さんと言えば、Slack(社内連絡ツール)の猫ちゃんアイコンが印象的ですが、こちらは大坂屋さんのおうちのペットでしょうか?
大坂屋さん:はい、そうです。幼いころからペットに憧れがあったのですが、実家ではなかなか飼うことが叶わず…。ひとり暮らしを始めたのをきっかけに、ある程度貯金ができて責任もってお世話できるようになったら猫を迎えよう!と決めて、それをモチベーションに仕事をしていました。ある程度のめどが立って4年前に我が家に迎えたのがアイコンの「アリア」です。
エンジニアチームは週に3~4日が在宅勤務となっているので、いまはもう、アリアが家で仕事をする際の癒しです。
↑愛猫家さんであることが一目でわかる大坂屋さんのSlackアイコン
ーーーそんな大坂屋さんならではの視点で生み出した新機能があると伺っています
大坂屋さん:はい。ポピンズシッターは、ベビーシッターの方と保護者さまをマッチングするサービスですが、時期によってはベビーシッターを希望する保護者さまがとても多く、ご希望いただいた日時にベビーシッターが見つかりにくいケースがあります。もちろんこれはサービスとして改善すべき点であり、社を挙げて取り組んでいますが、改善のための打ち合わせの中で、社内からこんな声が上がりました。
「せっかくシッターとマッチングして一安心し、依頼の詳細を送ったのに、猫を飼っていることが理由で断られてしまった」
シッターのかたの中にはペットのアレルギーをお持ちの方もいらっしゃるので、以前からプロフィール欄に記載はいただいていたのですが、任意項目であり、ほかの登録項目に埋もれてしまって活用されていなかったのではないかと思います。
調べてみると、実際に保護者さまのご自宅に訪問してから猫がいることを知り、アレルギーを持つシッターが対応に困ってしまったというケースがあったこともわかりました。
↑動物のアレルギー問題でマッチングできないケースも…
ーーーたしかに保護者さまにとっても、せっかく日時や条件が合ったのにペットのことでマッチしないのでは残念な体験となってしまいますね。
大坂屋さん:猫好きとしても、猫が原因で保護者さまとシッターが残念な気持ちになるのはいたたまれないなと思い…。また、お断り理由のデータも分析して一定の割合で毎月ペットアレルギーが原因のお断りが発生しているというファクトもありました。すぐにファクトとなるデータと開発要件をまとめ、機能実装の提案をしました。要件がはっきりしていたこともあり、着手から2週間程度で検証を経てリリースできました。
↑大坂屋さんの愛猫アリアちゃん。カメラ目線がたまりません
ーーー2週間!早いですね。具体的にはどのような機能が搭載されたのでしょうか?
大坂屋さん:保護者さまがご自身のプロフィールの「ペット情報」に飼っているペットを登録できるようにしました。シッター側もご自身がアレルギーのある動物を登録いただけます。これにより該当動物のアレルギーのあるシッターは検索結果に表示されにくくなります。
↑保護者さま側の登録画面
また、シッター側も「アレルギーがあるペット」の項目を初回の登録フローに組み込みました。
↑シッター側の登録画面
ーーー新機能の評判はいかがでしたか?
大坂屋さん:見た目で劇的な変化を起こす機能改善ではないですが、初回のみ登録いただければ、その後は自然と検索結果に出にくくなるので、がっかりさせてしまう体験を減らせました。データを見てもペットアレルギー起因のお断りは減っていたのでマッチ率に貢献できたと思います。社内で猫を飼っているスタッフからも、「都度、猫がいますが大丈夫ですか?と確認する必要が減り楽になった」と聞いています。
【実際にシッターを利用しているスタッフ(猫がペット)の声】
ピンポイントの日時でやっとシッターさんが見つかった!と思ったにもかかわらず、シッターさんが猫アレルギーをお持ちだと途中で判明したことがあります。残念に思っていましたが、最近はアレルギーをお持ちのシッターさんに当たることがなくなりました。念のため初回のかたには「猫がいます」とお伝えしていますが「猫ちゃん大好きです!」というシッターのかたもいらっしゃってほっこりします。
ーーー
ポピンズシッターのプロダクト開発部は、決められた開発のみを行うのではなく、現場の課題をもとに、エンジニアも現場やマーケターと一丸となってDXや改善を進めることができます。現場志向、toCビジネスにご興味のあるエンジニアの方はまずはカジュアル面談をしませんか?