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Laravel 9 の勉強会の様子を特別公開!

Laravelの最新技法が2週間前の2022年2月8日に発表された。まだ日本語に翻訳された説明は無いが、スキルエンジンでは最新バージョンの習得に挑戦。最新版の習得に至った経緯としては、スキルエンジンの好奇心、そしてLaravelが武器として寿命が長い事が挙げられる。

スキルエンジンの目指すVISIONは「日本一技術力のある会社で、日本一技術力のあるメンバーと、日本一技術力のある製品を創る」である。
メンバーの技術力があってこそ、お客様から技術力があると認めてもらえ、働く社員のモチベーションも上がり、日本一の製品が完成する。
では「技術力」とは?スキルエンジンでは、「Input /Output」×「思考力」で成り立つと考えている。
しかし「Output」は日頃の業務で行うことができるが、「Input」はどうしても個人の裁量に任せることになりがちである。
そこで社内では、社員の「Input」の強化のため、週に1度の勉強会を開催している。

この度、この勉強会の様子を是非、エンジニアであるあなたに知ってもらいたいと思い、スキルエンジンのエンジン部分を特別に公開しようと思う。
専門的な内容をお届けするにあたり、エンジニアの田中に話を聞いた。

勉強会開催の背景

スキルエンジンでは、様々な業種のお客様の多岐に渡るシステムを開発・運用しています。しかし数年から10年近いメンテナンスを続けてきた結果、システムの土台となる PHP フレームワーク(具体的には symfony)がミドルウェアのバージョンアップをキャッチアップしきれない問題を抱えていました。PHP のバージョンアップにより稼働中のシステムが動かなくなるリスク、また日々更新されるセキュリティ脅威のリスク、等々。

日々の業務に忙殺され、先送りされてしまうことが多い課題ですが、どこかでシフトチェンジしなければ延々とそのリスクを抱え続けることになるため、1日数十分づつ強制的に時間を確保し、レガシーな Web アプリケーションを一歩づつ最新の構成に移行するプロジェクトがスタートしました。

PHP技術力について

1.PHPの技術力と実績
PHP技術者認定機構のゴールドパートナーを取得
・PHP技術者認定資格向けのスクールを運営しており、認定を受けた上級エンジニアが在籍。
https://www.phpexam.jp/2016/09/24/スキルエンジン株式会社がphp技術者認定機構のゴ/

2.開発実績
PHPの開発実績 300以上 (大手クライアント受託システム多数)

環境について

現時点(2022年2月)時点で最新となる PHP 8 系と Laravel 9 系を、今回の移行プロジェクトのターゲットとしました。Laravel に関してはメジャーバージョンアップ直後のタイミングであり、当初は日本語のドキュメントも整備されていない段階でしたが、記事の数日前に翻訳版が公開されました(現在翻訳中)。

今後のマイルストーン

既存案件のサーバサイド側システム(管理画面及び API)を全てリプレースするには膨大な工数が必要になりますが、まずは小さな一歩から積み上げていく方針で、比較的小規模な案件の API を 1 本ずつ、最新版の Laravel に置き換えていく所からスタートしました。

  • 移行が完了した API から、ロードバランサーのリスナールールで、新 API に振り分け
  • ユニットテストで新旧 API のレスポンス(json)を比較し、結果が一致していることを担保
  • 次のステップとして、ORM を Doctrine (Symfony) から Eloquent (Laravel) にコンバートするプログラムなど移行の自動化促進(名前空間, etc)
  • マイクロサービス等を意識した疎結合な設計にすることで、将来的に自社サービス等に活かせる作りにする

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