初めまして。私はsimpleshow Japanで、主に解説動画の編集担当をしています。この記事では、解説動画を作る上で、編集担当である私が注意しているポイントをお話ししようと思います!
今回のテーマは、解説動画制作における「BGMの選び方」についてです。
BGMは、動画の雰囲気を決めるとともに、視聴者の感情移入しやすさも左右します。例えば、盛り上がる曲を使ってワクワクさせたり、エモーショナルな曲で感動的にしたり、ホラー系の動画なら、不協和音を使って不安や恐怖心を駆り立てることもできます。
このように、BGM一つで動画のテイストは大きく左右されます。狙い通りのBGMを選ぶことができれば、動画のクオリティは格段に上がると言っていいでしょう。
さて、simpleshowが作る解説動画には、視聴者へ伝えたいメッセージを分かりやすく伝えるために、長年培われてきたたくさんのノウハウがあります。もちろんBGMにも、その知識がしっかりと生かされています。ここからは具体的に説明していきましょう!
まず、解説動画の主な目的は、伝えたい内容を理解し、記憶してもらうこと。そこで必要になるのは「視聴者にリラックスしてもらい、集中力を高めること」です。では、どうすればリラックスしてもらうことができるのでしょう? 重要なのは「テンポ」です!
simpleshowで制作する解説動画のほとんどは、BPM(一分間あたりの拍数)が120のBGMを使用しています。実は「BPM120」は、人が一番落ち着いて聞くことのできるテンポ。その根拠の一つとして、人の心臓のリズム(心拍数)に近いテンポであり、聞き馴染みがあるからと言われています。
また、simpleshowの動画で特に多く使われているBGMのジャンルが「ジャズ」です。これもリラックス効果が目的で、様々なジャンルの中で、ジャズが耳障りではなくメッセージに集中できるといった、会社創業時からのナレッジがあります。
「BPM」と「ジャンル」、それぞれの良さの掛け合わせが相乗効果を発揮して、視聴者をリラックスさせ、気持ちをオープンにし、動画のメッセージを受け入れやすくしているのです。
もし、皆様が動画制作のBGM選びで悩んだ時は、参考にしてみてください。
今回はBGMについての簡単な説明でしたが、これ以外にもsimpleshowには様々なノウハウがあります! また次の機会にお話しできたらと思いますので、ぜひお楽しみに〜!