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長年の木材業界の課題に真向から向き合う!木材情報を集約し汎用性の高いデータへ昇華させる事業開発Grpとは??

こんにちは。株式会社森未来の井口です!

森未来は、ITの力で持続可能な森林の実現を目指しているスタートアップです。現在は、森林の主な資源である木材に注目し、木材業界の積年の課題である木材の情報集約と流通問題の解決に取り組んでいます。

今回は私の所属する事業開発グループについてご紹介いたします!

森未来の2つの開発組織

森未来には二つの開発組織があります。

1つは補助金、製材所、イベントなどの情報を集約しているeTREE開発Grpです。このグループについては、以前のストーリーでご紹介しましたので、是非ご覧ください。


森未来のWebプロダクト開発ってどんな感じ?知れば知るほど奥深い森林と木材業界の情報の面白さ。 | 森未来で働く
こんにちは。株式会社森未来で、webサービスeTREEのプロダクトマネージャーを担当している亀井です。森未来は、ITの力で持続可能な森林の実現を目指しているスタートアップです。森林の主な資源であ...
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そして、もう一つが、事業の核である森林木材のデータベースを開発する、事業開発Grpです。


木材の情報を集約し汎用性の高いデータとして昇華する

私たちのグループは、木材情報データベースの開発を行っています。今のところ、木材業界には、Amazonのように一括で検索できるプラットフォームは存在せず、メーカーが各々で公表し、あちこちに木材情報が散在している状況です。このような状態では、木材を使いたい消費者にとっては非常に不便です。

例えば、ある消費者が内装材に木材を使おうとした場合、

①どこで調べればよいのかわからない

②どんな商品が選択肢となるのか分からない

③どこに事業者があるのか分からない

④価格が分からない

⑤納期が分からない

などなど、不明なことが山ほどあります。

このような状態では、せっかく木を使いたいと思った消費者も、こんなに苦労するなら、別の素材にしよう…と思ってしまう可能性も充分に考えられます。

社会では、脱炭素や生物多様性保全のために適正な森林管理を進めるべく、木材利用に注目が集まっていますが、木材情報がこのような状況では、木材利用にブレーキがかかってしまいます。

そこで事業開発Grpが進めているのが、散在している木材情報を再利用可能なデータとして変換、蓄積することです。情報が集約されれば、検索性が上がり、そのぶん消費者にとっても木材が使いやすい状態になります。また、「再利用可能なデータ」という点も重要です。データを持っていても、その形式がバラバラでは木材業界全体の連携が取れません。また、汎用性の高い形でデータが整備されていれば、他の業界のサービスと連携させて新たな事業を生み出すこともできるかもしれません。そうした将来を目指し、木材業界の問題に真っ向から向き合い、一からプロジェクトを進めているのが、事業開発Grpです!


木材への興味があれば、仕事が楽しくてしょうがない!

ここからは、具体的な業務内容についてご紹介します。事業開発は大きく2つのチームに分かれています。一つは、木材の情報を事業者にヒアリングする情報集約チーム、もう一つが集められたデータをシステムへ落とし込む開発チームです。

情報集約チームでは、木材関連事業者に対し、zoomや訪問を通じて、商品や加工等の様々な情報をヒアリングしていきます。木材流通のあらゆる関係者とお話ができるという点において、木材流通の課題に取り組んでいるということを最も実感しやすいポジションです。場数を踏んでいくにつれ、自身の木材知識が高まっていくのも、このチームの特徴といえます。


一方、開発チームでは、こうして集められた情報を、システムへ落とし込んでいきます。エンジニアがメインで活躍するポジションですが、木材や流通の知識がないと、適切なシステムが完成できません。そのため、情報集約チームと連携して、理解を深めながら作業を進めています。現在開発している木材情報データベースは、森未来の核となるシステムです。会社の行く末を握っているという部分では、今、森未来で最もやりがいのあるポジションの一つです。


それぞれの専門性を活かしたユニークなメンバー

事業開発にはそれぞれの専門性を活かして活躍するメンバーがいるのでご紹介したいと思います。
Kさん:木材工学の分野で博士号を取得。木材知識において右に出る者はいない。
Yさん:森林リモートセンシングの研究で博士課程に在籍中。林業の現場経験もある。
Mさん:家を建てたことをきっかけに、木材に興味が湧いたという異色エンジニア。
Yさん:ピアノ、数学、崖のぼり、全てにおいて一流のシステムアーキテクチャ担当。
Tさん:大学にて炭素クレジットなどの研究をしている大学院生。木工にも造詣が深い。
Iさん:和歌山の山奥で森林生態学を研究していた。木材コレクションは社内No.1。



ユニークな背景を持つメンバーが多いので、木に興味さえ持っていれば、どんな方でも受け入れられる土壌が整っています!是非、皆さんも私たちと一緒に木材業界の課題の解決に向けて働きませんか?

今日は事業開発Grpの紹介をさせていただきました。

森未来や事業開発Grpに興味がある方、森未来の事業が気になる方、ぜひ一度カジュアルにお話ししましょう!新しい仲間と森林・林業・木材業界の課題に取り組めることを楽しみにしています。

ご応募お待ちしています。



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