こんにちは、株式会社Shake採用担当です。
Shakeの会社紹介には「スピード」という言葉が出てきます。正直、どの会社も言っていますよね。「スピード感のある職場です」—はい、見飽きたやつです。
なので今回は、言葉ではなく実際にあった2ヶ月間の出来事で説明することにしました。代表の西野に、この夏から秋にかけて起きたことを聞きます。ちょっと嘘みたいな話ですが、全部メールとチャットのログが残っている実話です。
目次
- 思いついた翌日に、プレスリリースを100本書いた
- 配信17本目で、テレビ局から電話が鳴った
- 2時間で資料6枚。そして結果は「見送り」
- Shakeで「スピードが評価される」の本当の意味
- 正直に言うと、向いていない人もいます
1. 思いついた翌日に、プレスリリースを100本書いた
——まず、この夏の「PR TIMES作戦」の話から聞かせてください。
西野:きっかけは、同い年の経営者仲間との食事です。「PR TIMESを運用して新聞やテレビに取り上げてもらったら、地方からの問い合わせが増えた」という話を聞いて、聞いた瞬間に思いました。うちには採用支援で積み上がった107社分の実測データがある。これは絶対おもしろい、と。
——思いついて、まず何をしたんですか。
西野:その場で電話です。食事をしながら、社内の必要なメンバーに声をかけて、すぐ動いてくれそうな業務委託のパートナーには、その場で電話とメールを送りました。食事が終わる頃には、チームの原型ができていた。
そこから間を置かず、8月13日の1日で、107社のデータ分析から発信戦略、記事ドラフト100本まで作りました。
——1日で100本、ですか。
西野:AIと一緒に、ですけどね。朝に「どんな記事が読まれるか」の戦略を立てて、昼にはデータ集計が終わって、夕方には100本のドラフトが揃っていました。求人表示609万回・応募7,003件という実測データベースが元にあるので、中身は全部、実数に基づいた調査レポートです。
よく「質より量ですか?」と聞かれるんですが、逆です。量を出せる仕組みを作ってから、質を上げる。1本ずつ丁寧に書いて月2本しか出せないより、100本の在庫から毎週磨いて出すほうが、質も上がるんですよ。
——とはいえ、普通は「まず3本試しに」になりませんか。
西野:そこがたぶん、うちと他の会社の一番の違いです。「まず3本」って、一見堅実に見えて、実は判断を先延ばしにしているだけなんです。3本だと反応のデータが貯まらないから、うまくいったのか失敗なのか、結局わからない。100本出せば、どのテーマが読まれるか数字でわかる。だから先に量を仕込む。
これ、根性論じゃなくて、AIがある時代の合理的な戦い方だと思っています。
2. 配信17本目で、テレビ局から電話が鳴った
——それで、10月2日の話です。
西野:9月から配信を始めて、10月頭に「応募が集まる業種・苦戦する業種」という業種別の採用力ランキングの記事を出したんです。配信としては17本目。
その直後です。新幹線に乗っているときに電話が鳴って、出たら「テレビ東京です」と。
正直に言うと、最初は「よくある、お金を払って取材してもらう系の営業かな」と思いました(笑)。ところが話を聞くと違う。本物でした。「この業種別ランキングを、番組で取り上げたい」と。
——そこからの動きが、すごかったそうですね。
西野:電話を切った瞬間に、番組に出演を許諾してくれそうなお客様へ、新幹線の中から順番に電話をかけ始めました。「テレビの取材が来るかもしれません、出ていただけますか」と。
新幹線を降りる頃には、ある程度の出演許諾が取れている状態になっていました。
——そのときの社内の反応、ログが残ってるんですよね。
西野:恥ずかしいんですけど(笑)。チャットに「やばい 早速、テレビ東京から無償の取材きた!」って打ってますね、11時17分に。一緒にPR TIMESを運用してくれているパートナーからは「実績としてよすぎる」って返ってきて。
始めて1ヶ月ちょっとですからね。正直、自分でも「早っ」と思いました。
3. 2時間で資料6枚。そして結果は「見送り」
——ここからがShakeらしい話だと思うのですが。
西野:電話の後、11時52分に先方から正式なメールが来ました。「取材先の候補を教えてほしい、ランキング1位の理由も知りたい」と、質問のリストつきで。
で、うちが候補企業のリストを返したのが12時56分。約1時間後です。さらに15分後の13時11分には、質問への回答をまとめた補足資料6枚を作って送っています。
——電話から2時間ちょっとで、資料一式が先方に届いてる。
西野:テレビの企画会議って、その日のうちに動くんですよ。「来週までに資料をご用意します」と言った瞬間、企画は別のネタに流れる。だから速さがすべてでした。もちろん資料はAIと一緒に作っています。データは全部手元にあるので、構成を指示して、数字の確認だけ人間がやる。それで2時間です。
——それで、結果は。
西野:見送りでした(笑)。夕方に「企画会議の結果、今回は見送りになりました」と連絡が来ました。
——…載せていいんですか、この話。
西野:むしろこの話がしたくて(笑)。だって、配信17本目でテレビの企画会議の机まで行ったんですよ。ディレクターの方も「個人的には大変興味深いテーマだった」と言ってくれて、「またいつでも情報提供します」という関係ができた。
スピードを出すと、打席が増えるんです。打席が増えれば、見送りも増える。でも見送りを恐れて打席に立たない会社には、そもそも電話すら鳴らない。うちで評価されるのは「ヒットを打ったか」より先に「その日のうちにバットを振ったか」です。
4. Shakeで「スピードが評価される」の本当の意味
——社内では、スピードはどう根づいているんですか。
西野:たとえば営業チームは毎日、「今日の実行」を宣言する日報を回しています。学んだことを書くだけだと、僕から「実行なき学びには、価値が生まれない」って返ってきます(笑)。事実のまとめは3行でいい、それを自社でどう動くかに変えて初めて意味がある、と。
あとは、思いついたらその場で全員に振る。テレビ東京の件の直後も、別のメンバーの週報に「PRTIMESのネタもお願いします!」って返してます。発信のネタは広報の仕事じゃなくて、全員の仕事。
——「とにかく動け」という精神論とは違う?
西野:違います。速く動くために「やらないこと」を決めているのが大事なところで。完璧な資料を作らない。会議を増やさない。検討のための検討をしない。その代わり、AIで下書きの速度を上げて、人間は判断に集中する。
僕のキャリアの原点って、泥くさい営業なんですよ。前職では社長の友人を一人ずつ訪ねるところから始めて、売上を毎年倍にしていった。あの頃に学んだ「考える前に客先に行く」を、今はAIで何倍速にもしている感覚です。
5. 正直に言うと、向いていない人もいます
——最後に、どんな人がShakeに合うと思いますか。
西野:「完璧に準備してから動きたい」人は、正直しんどいと思います。うちは60点で出して、反応を見て、翌日90点に直す会社なので。
逆に、「思いついたことをその日のうちに形にしたい」「AIを使って自分の打席を増やしたい」という人には、こんなに楽しい環境はないはずです。プレスリリース100本も、テレビ局への資料6枚も、特別な誰かがやったんじゃなくて、仕組みと道具があれば普通の人ができることなので。テレビの件は見送りでしたけど、次は載ります。その瞬間を一緒に見たい人、話しましょう。
ここまで読んでいただきありがとうございます。「完璧な志望動機」は要りません(60点で大丈夫です、うちらしく)。まずはカジュアル面談で、西野と話してみませんか。