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プロアーティストがCARRY MEで採用コンサルタントになった理由

※以下は、アーティスト業の傍ら、弊社で業務委託契約で採用コンサルタント(営業)として活躍してくれている宇田川君の記事です。

【プロアーティストがCARRY MEの採用コンサルタントになった理由】

「業務委託で優秀な人材を採用できる」と聞いてピンとくる人はどれくらいいるでしょうか。

昨今、業務委託での人材活用が活況となりつつあります。

CARRY MEはこの領域でトップレベルのリピート率とシェアを誇るHRサービスです。

その理由は、単にビジネスモデルだけでなく、代表やジョインしているメンバーの思いに特徴があるからかもしれません。

僕はメジャーデビュー経験のある現役アーティストで、アーティストの社会進出を支援するNPO法人の代表もつとめています。

そんな僕が、なぜCARRY MEの採用コンサルタントとしてジョインすることになったかをお話しします。

■テレビオーディションで優勝&メジャーデビュー

高校生の頃からクラブシンガーとして活動する傍らでオーディションを受け続け、いくつかの番組で優勝することもできました。

当時、毎日のように道行く人から声をかけられ、テレビの力を実感するとともに、プチ有名人気分を味わっていました。

そして、ついに25歳の頃、R&Bバンドとしてメジャーレコード会社と契約。

しかし、バンドの音楽性は素晴らしかったと今でも自信を持って言えますが、年間400組以上デビューする世界でヒットに恵まれず、素人としてカラオケ番組に出ていた時ほどの認知に至りませんでした。

一方、同時期に仲良くしていたキマグレンが、大掛かりなプロモーションと共にデビューをしたのを間近で見て、待遇の差にもショックを受けました。

僕はメジャー契約が切れた約10年前、今風に言えばパラレルキャリアの形で、一般企業に属しつつ、自営業としてアーティスト活動をする道を歩み始めました。

■独立アーティストは外注や業務委託の活用で差がつく

アーティストがフリーで活動を続けるには、音楽制作、イベント企画、営業、PRなど、複数の業務を自前で手配する必要があります。

日本と違い、海外ではグラミー賞を獲るアーティストでさえ、自分でエージェントやPRマンを雇って活動しています。

これにならい、自分である程度こなせるようにノウハウは身に着けつつ、それ以上のクオリティを求める時にはその道のプロにお願いすることにしました。

業務委託や外注でレベルの高いプロにお願いし、他に差をつけることのメリットや必然性は、アーティストの世界でリアルに感じてきたことでした。

その結果、音楽では全国大会のサポートソングやCM曲、映画の主題歌まで任せてもらえるようになりました。

音楽以外のお仕事でも、国内外の企業や自治体の皆様からイベント企画、動画制作、デザインなどのご依頼をいただけるようになりました。

いつまでも自分のスキルに頼ったり成長を待っていてはできなかったことですし、効率化して自分の強みを伸ばすために、プロの力を借りたことはよかったと思っています。

■自分の能力の棚卸しの重要性

ご縁に恵まれ、順調に活動をしていたのですが、同世代が企業の役員などになり始めた20代後半、起業を考え始めました。

生活に困らない程度の売上は立てることはできても、アーティストの社会的な地位が変わらない限り、この先の成長や、職業としての息苦しさを払拭することはできないと気づいたのです。

そこで、自分の社会的な価値を見直すことにしました。

自分の能力を棚卸ししたところ、僕の強みは、「アーティスト活動と社会人生活で培った人脈やコミュニケーション力」や「ワンストップで複数の役割を担える便利屋的な能力」であり、1つの業務だけでは競合他者(他社)に勝てない場合でも、結果的に満足度の高い成果を出すことができていました。

本職以外の仕事のスキルを本職に近づけるべく高めたからこそ、一周まわって本職であるアーティストの能力が付加価値・差別化に役立った形です。

これをきっかけに、特定の業務を請け負うだけでなく、自分のようにうまく能力と職種をマッチできていない求職者のサポートで役に立ちたいと思いました。

そんな時、もともと仕事の相談をしていたCARRY ME代表の大澤に声をかけてもらい、2018年4月から採用コンサルタント&イベントプランナーとしてジョインすることになりました。

■CARRY MEでの役割

採用コンサルタントとしての僕のスタイルの特徴は、マッチングだけではなく、候補者の経歴・強みを生かせるポジションを、企業側に提案することです。

「広報を探している」というニーズだとしても、詳細なヒアリングをするうちに「その課題解決には広報ではなく営業が必要」とジャッジすることもあります。

その根底には、アーティストの人材活用を長年やってきた中で培った知見があります。

事業主と個人双方の気持ちを理解しながら、納得のいく形で成約に導けることが、パラレルキャリアで養われた僕の強みだと思います。

同時に、そんなスタイルを企業側にウェルカムにさせてしまうところが、CARRY MEの魅力のひとつでもあります。

■プロの知見を吸収することでレベルアップ

CARRY MEに登録されている方は、「誰のどんな課題をどのように解決できるのか」が明確な、まさにプロばかりです。

我々コンサルタントもほとんどが事業主ですし、登録者のほとんどが常に2~3社と契約をしつつ、残りのリソースで採用に苦戦している企業様をサポートしています。

「仕事に困っている」という人が少なく、話や経歴を"盛る"人もいないため、非常に清々しいやりとりができます。

僕のミッションは、企業様の課題をヒアリングし、個人の方の面談に同行して、成約率をアップさせることなのですが、CARRY MEにジョインして一番よかったこととして「企業側・助っ人プロ双方のプレゼンが自身のナレッジに繋がる」というものがあります。

まさにビジネスが成立する瞬間に立ち会う(または促す)ことは、世の中のどんなセミナーよりも価値があると思います。

■パラレルワーカーの支援が企業や日本経済の支援にもなる

CARRY MEを運営するメンバーは、9割が業務委託で、男性よりも女性が多いです。

「事業主と個人両方の視点を持っているメンバーが運営し、サービスを成長させている」というスタンスが他社との決定的な違いであり、僕がCARRY MEを好きな理由です。

パラレルワーカーの価値は、一時は「どうせ片手間でしょ」「制作会社の方が質が高い」などと思われていたのが、この3~4年で「最低限の制約の中で成果を約束してくれるコスパのいい人材」と見直されています。

HR業界は変革期で、これからはパラレルワーカーをいかに活用するかが企業の成長のネックになります。

CARRY MEのサービスは、単に個人の支援ではなく、企業や日本経済活性化のにも寄与するものだと信じています。

■おわりに

僕のビジョンは、アーティストが社会に貢献できるポイントを増やすことです。

人材として活用してもらうことはもちろん、活用の支援をする役割にも確かな可能性を見出すことができました。

CARRY MEのメンバーはそれぞれが僕の今回の記事のようなストーリーを持ち、強い意志でジョインしています。

自主性を尊重し合い、凝り固まった思想の押し付けもなく、無駄を排除した心地いい環境です。

CARRY MEへのジョインをご希望の方は、ぜひお気軽にお問合せください。

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