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(この記事は、個人のnoteで投稿したものを転載したものです。)
株式会社SENRIでバックエンドエンジニアをしている内海です。
今回は、業務未経験エンジニアがSENRIで1年働いてみて思っていることを書いてみたいと思います。
(全体的にフワッとした感想っぽくなってしまっていますがご容赦ください。)
プロダクトSENRIについて
"SENRI"は、ざっくりいうと営業管理のSaaSです。
営業マンの営業活動や受発注の管理をデジタル化することで、データの可視化や業務の効率化を実現しています。
文字にすると簡単ですが、"SENRI"の開発には様々な難しさがあって、そこが面白さでもあるなぁと思っています。
プロダクトSENRIの難しさ
"SENRI"の開発の難しさの一つに、「使われ方を考える難しさ」があると個人的に感じています。
「使われ方」というのは、単純にUI/UX的なものだけではなく(UI/UXを軽視しているとかではなく)、ここでは「そもそも本当に欲しいものは何か」ということと、「みんなにとっての最適解は何か」ということとします。
- 「そもそも本当に欲しいものは何か」
これはプロダクト開発あるあるな気がしますが、「要望」と「課題の解決策」は得てして異なるというやつです。
SENRIの開発フローでは、クライアントから機能の要望があった際には、課題に感じているポイントがどこなのかをビジネスサイドと確認し合い、開発に進むようになっています。
しかし、どれだけ議論を重ねたとしても、リリースした後に想定していたよりも使われなかったということはあります。
現在はこの辺りの原因の特定や改善のフローが、まだ確立しておらず、今後の課題だと感じています。
- 「みんなにとっての最適解は何か」
”SENRI”を導入して下さっているクライアントの業種は多岐に渡り、卸や製造業・MRなど様々です。
そのため、一つの機能の中でも、それぞれのクライアントで欲しい情報が違うといったことが起こることがあります。
例えば、営業活動のKPIとして、売上が重要な業種もあれば、訪問回数が重要な業種もあったり、もっと細かいと、在庫管理において、金額をみたいクライアントもいれば、単純に個数だけ把握できれば良いクライアントもいたりします。
「みんなにとっての最適解」はそもそもないのかもしれないですが、どこをどの程度で割り切るかとか、確実なものがないことを考える難しさもあります。
難しさはたくさんあるのですが、考えることの面白さと、価値を提供できたときの嬉しさは大きいです。
株式会社SENRIについて
チームの雰囲気
株式会社SENRI、特に"日本の"ビジネス/開発チームはまだまだ小さな組織です。
先ほど"SENRI"の開発の難しさを書きましたが、色々小難しそうなことを考えているクソ真面目な人の集まりかといえばそうでもありません。
たまにエモいことを語るCTOもいれば、不意にイモを語るPdMがいたりして、ユニークなメンバーが集まっていると思います。
そんなメンバーのいるチームの雰囲気は、ありきたりな表現をしてしまうと「自由」です。笑
そう感じるのは、自分の意志で(ある程度)チャレンジングなことができたり、突然新しい制度(?)が生まれたりするからです。
エンジニアチームには、月に一度「エンジニアフリーデー」という通常のスケジュールが決まった開発タスクではなく、自分がやりたいタスクをやって良い日があります。
普段の業務の中で、「こういうものがあったら開発が楽になるのになぁ」とか、「この機能があったらビジネスサイドの業務が楽になるのでは?」みたいな機能開発に挑戦できます。
ちなみに、「エンジニアフリーではポテトフリーデーです」という代表の思いつきのような一言で、ポテトが食べ放題になるオプションができました。笑
こんな感じなので総じて、「自由」な雰囲気のチームだと思っています。
新興国新興国してない
新興国向けの事業をやっていると聞くと、"援助"(貧しい地域に何かを届ける)みたいなイメージを持たれることもありますが、そういった感覚はまったくありません。
もちろん、新興国で展開しているので地理的・地域的前提条件みたいなものは存在しますが、おそらく日本でプロダクト開発している会社と感覚は変わらないのではないかと思います。
ケニアオフィスのあるナイロビも人口が約440万人もいますし、普通に都会です(行ったことはないですが)。
なので、新興国・途上国支援みたいなことがしたい人はいないですし(多分)、合わない気がしています。
終わりに
エンジニアとして1年SENRIで働いてみて、一番感じたのは「難しい」ということだった気がします。
しかし、そこに挑戦する楽しさは確実にあって、2年目はもっと顧客理解を深めて開発していきたいと思っています!(なのでそろそろ海外出張も行きたい)
最後に、宣伝!
SENRIとして新しくやりたいことや改善していかなければならないことは、まだまだたくさんあるのでエンジニアを絶賛募集中です〜!