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【後編】ホテルの仕事は現場だけ?バックオフィス社員が語るホテル事業の裏側

『【前編】ホテルの仕事は現場だけ?バックオフィス社員が語るホテル事業の裏側』に引き続き、これまでスポットライトが当たってこなかったバックオフィスとして活躍する社員2名による対談をお届けします。

前半では、バックオフィス業務に取り組むふたりの事業内容の変遷についての話が繰り広げられました。

後半となる今回は、SEKAI HOTELの今後の展開、そして、これからのSEKAI HOTELに求められる人物像についてお伝えします。


◇プロフィール紹介

小林昂太(写真左)

2017年4月入社。SEKAI HOTEL事業責任者

三谷昂輝(写真右)

2019年4月入社。SEKAI HOTEL広報責任者





今後のSEKAI HOTELについて

小林:兼務といっても自分達の時期と今とでは少し違う点もあるよね。これまではいちホテルとして、朝ごはんを地元の喫茶店で食べて、大浴場としてまちの銭湯にいくという、いわゆる「まちごとホテル」の機能の一部分を楽しんでもらっていた。でもこれからはブランドとしてのフェーズが変わって、ゲストと地域が「まちの魅力を実感するための動き」が求められる。

三谷:実際、2020年の上半期くらいまでがSEKAI HOTELにとって本当の意味での立ち上げ期だったと思います。


小林:そもそもSEKAI HOTELとしてやりたかったことは、旅行における”ORDINARY(日常)の価値の再定義”だったから、そういう意味でもやっとスタートラインに立ったとも言えるよね。

三谷:朝ごはんをホテルではなくまちの喫茶店で食べるという一般的なホテルとの機能的な違いではなく、朝ごはんをホテルではなくまちの喫茶店で食べ、壁にかかったメニューのシミからお店の歴史を感じ、隣の席の常連さんと店主の話に聞き耳を立てていたら唐突に会話に巻き込まれ、気がついたら皿の上のゆで卵が増えているーみたいな。

小林:うん、SEKAI HOTELを通して、これまで旅行目的としてはあまり注目されてこなかった地域の魅力に気づく瞬間をより多く体験することで、まちの日常を楽しむことが旅行の選択肢に加わる。

三谷:さらに、旅行したあとに自分の日常を振り返って、自分の身の回りにあるORDINARYを再発見する。日常にある小さな魅力への感度を上げるきっかけをよりたくさん作ることができれば嬉しいですね。




今後のSEKAI HOTELに求められる人材とは

小林:その上で、バックオフィス側に限らずどんな人がSEKAI HOTELの人材として求められると思う?

三谷:事業フェーズが変わったとはいえまだまだ未完成な部分もたくさんあるので、そういった部分を前向きに、楽しんで改善していける姿勢やメンタリティは必要かと思います。

小林:そうやな。それに加えて今まで以上に多くの地域の方やゲストに共感してもらうための力は必要になってくるかも。例えば、自分が感じたことを自分の言葉で伝えられる力だったり、相手のことを思ってすぐに行動できる力だったり。

三谷:現場バックオフィス関係なく、SEKAI HOTELの一社員としてめちゃ大切ですね。ここまでハードルを上げた分、自分たちにも返ってきているんだと思ってがんばります。笑

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最後までお読みいただきありがとうございました。

フロントスタッフを経て、バックオフィスで活躍する小林・三谷による対談を前編・後編にわけお届けしてまいりました。SEKAI HOTELの過去・現在・未来、そしてSEKAI HOTELでのキャリア形成のイメージがより具体的になりましたら幸いです。


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