CEATEC 2025開幕！ケンウッドとサイエンスアーツの共同開発品が注目を集める

こんにちは。サイエンスアーツです！

本日10月14日、「CEATEC 2025」が開幕しました。日本最大級のテクノロジー見本市であるCEATECには、810社・団体が出展し、イノベーター10万人の共創の場として注目を集めています。

CEATEC 2025、幕張メッセにて10月14日開幕

CEATEC 2025公式Webサイトより

当社の業務提携先の株式会社JVCケンウッドでは、共同開発した革新的なソリューションを展示しており、大きな話題となっています。

会期は17日(金)までとなっていますので、JVCケンウッドブース（General Exhibitsエリアホール1／ブース番号 1H301）に、是非お越しください。

カメラ付きAIイヤホンでカスハラ対応デモ：最前線の従業員を守る新技術

ブースでは、カメラ付きAIイヤホンとIP無線アプリ「Buddycom」の連携によるカスタマーハラスメント（カスハラ）対応デモを実施します。

この革新的なソリューションでは、イヤホンに内蔵されたカメラの画像をもとにAIと会話ができる「カメラ付きAIイヤホン」のプロトタイプが、当社が開発する国内シェアNo.1のIP無線アプリ「Buddycom」のセーフティサポート機能と連携します。

技術の仕組み

あらかじめ設定されたNGワードをトリガーにAIイヤホンがカスハラを認識すると、「Buddycom」がインストールされた上司・同僚のスマートフォンに現場の画像・音声をリアルタイムで共有します。これにより、従業員の心理的安全性を確保すると同時に、後から駆け付ける上司・同僚がトラブルの内容を事前に把握できるため、早期解決に貢献します。

近年、カスハラは社会問題化しており、特に接客業やサービス業で深刻で、離職率の増加や労働生産性の低下を引き起こしています。国会でも企業へのカスハラ対策義務化が議論される中、この技術は現場で働くフロントラインワーカーの強力な味方となることが期待されます。

IP無線とAIを活用した新たなソリューション

IP無線アプリ「Buddycom」と連携したIP無線機の参考出展にも注目です。

Buddycomを搭載したIP無線機の特徴

このIP無線機は、LTE回線を活用することで、通信範囲が広いインターネット通信網（4G、Wi-Fi）を使用した広域通話を実現します。「Buddycom」との連携により以下の機能を提供します：

グループ間での同時通話
全通話の録音
通話内容の文字起こし
同時翻訳
Buddycomアプリとの相互通話

現場の使用環境に応じて、IP無線機とスマートフォン／タブレットを柔軟に使い分けることで、堅牢性と情報処理力の両立を可能にしています。

過去のプレスリリースと資本業務提携の背景

資本業務提携の締結

JVCケンウッドとサイエンスアーツは、2024年10月15日に資本業務提携契約を締結しました。この提携により、成長が見込まれるIP無線市場において、IP無線機・サービスを共同開発するほか、両社の販売ネットワークを生かして国内市場への販売を拡大し、北米をはじめとするグローバル市場への販売展開に向けて協業しています。