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社員インタビューVOL.6 ―アルゴリズムエンジニア 吉山のSTORYー

こんにちは!株式会社Sapeet(サピート)採用広報担当です。 今日は、Sapeetアルゴリズムエンジニアの吉山さんにインタビューしていきます!

<プロフィール>

アルゴリズムエンジニア 吉山 恭平
東京大学大学院工学系研究科システム創成学専攻修士課程修了。在学中は物理シミュレーションを用いた衣服パターンの最適化アルゴリズムを研究。卒業後は、株式会社Sapeetに参画。現在は、体型寸法推定モデルや姿勢推定モデルの開発・運用や、新規事業のプロダクト開発に従事。東京都立大学人間健康科学研究科非常勤講師。

ファッション×数学・物理で勝負したい

ーーー本日はよろしくお願いします!まずは、吉山さんの経歴を教えてください!

学部時代は鉄鋼精錬に関する研究をしていました。実験に明け暮れる日々でしたが、「このまま進んでいいのかな...」と将来の進路に対して漠然とした不安を抱えていました。進路を考え直す中で、昔から好きだったファッションと、自分の得意な数学・物理をかけ合わせた領域で勝負したいと思い、大学院へ進学しました。そこでは物理シミュレーションを使った着心地の良い服作りについての研究と同時に、独学で洋裁にも挑戦しており、「平面」から「立体」にすることへの難しさを感じていました。

流体がメインの研究室で、たまたま同じ物理シミュレーションを使った試着システムの研究をしていたのが、築山さん(Sapeet代表)と私だけでした。何か分からないことがあれば相談に乗ってもらうというかたちで、築山さんから直接教えてもらうことが多かったですね。

大手金融機関の内定を蹴って、Sapeetに入社を決意

ーーー入社のきっかけは?

在学中に起業していた築山さんから会社を手伝ってほしいと言われ、インターンとしてSapeetに参画をしていました。「このまま就職したら?」と誘いも受けていたのですが、正直、Sapeetに就職する気はありませんでした(笑)まだ成功しているとは言えない状態で、一年後でさえどうなっているか分からなかったからです。

しかし、次第にインターンの自分に任せてもらえる仕事が増え、充実した生活を送っていくうちに、Sapeetに就職するのもいいかもしれないと思い始めるようになっていました。ラクな道ではないと分かっていましたが、ここで鍛えられた経験はどこでも活かせるはず。家族からは、「新卒切符を切れるのは一回だけ。大企業への道を進んでからでもいいんじゃない?」と言われましたが、会社規模が小さい今のフェーズだからこそ得られる経験や楽しさが詰まっていると考えました。

振り返ってみると、今でも思い切った選択をしたなと思います(笑)在学中は、仕事でやりがいを見つけられるイメージが湧いておらず、プライベートも大事にできるような安定した会社に入りたいと思っていました。そんな中、Sapeetではフルタイム社員ばりのコミット量で働き、アイデアを次々と形にしていくのに夢中になっている自分がいました。頭に浮かんできたアイデアを早く試してみたい。Wantが自然と芽生えていましたね。必死に取り組んだ成果物が、日経MJで取り上げられて、すごく嬉しかったのを覚えています。

「ワクワクするほうが良い」Sapeetでのやりがいを発見

ーーー入社当時のSapeetでの業務内容はどのようなものでしたか?

入社当時は、機械学習を使った体型寸法推定モデルの開発や、試着シミュレーションのエンジンを改良し、より高速で安定したアルゴリズムの開発をしていました。チーム内にMIT出身の優秀なエンジニアがいて、日々刺激を受けていましたね。当時は、GPGPUによるシミュレーションの高速化などにも取り組んでいました。


ーーー働く中での不安はありましたか?

ほとんどなかったです。「世の中にない新しいモノを作るんだ」というワクワク感が胸にずっとあり、ネガティブなことを考える時間はなく、良いものを作って早くリリースしたい!という前向きな気持ちでいっぱいでした。なんだか青春って感じですね(笑)
正社員になってから半年ほどでPKSHAグループにジョインすることが決まり、会社の財務基盤が安定したことで、より一層仕事に集中できる環境になりました。トイレ掃除やゴミ出しを自分たちでしていた頃からは考えられないくらいオフィスは充実し、今はコーヒーや野菜ジュース、レッドブルなどが無料で飲めるのですごくありがたいです。

醍醐味はアルゴリズムに落とし込むプロセス

ーーー現在のSapeetでの業務内容を教えてください

姿勢分析やパーソナルカラー診断、顔タイプ分析など、身体に関する様々な分析技術をプロダクトに落とし込む仕事がメインです。分析して終わり、ではなく、分析結果から最適な寝具を導き出したり、おすすめの洋服を提案したりするところまで担当しています。いろいろな分野の専門家と協業させていただく機会が多く、長年培ってきた知識やノウハウから最も重要な部分を抽出し、アルゴリズムに落とし込むプロセスは、この職種の醍醐味の一つですね。


ーーーSapeetの特徴を吉山さんなりに言語化お願いします!

「面白い仲間に溢れ、刺激を与え合える環境。」それがSapeetです。まだまだ小さい組織なので、ワンフロア内にコンサル、デザイナー、営業などが、事業部の垣根なく活発にコミュニケーションを取っています。
また、社員全員が同じ方向を向き、全力で走っている組織というのも特徴の一つだと思います。築山さんの描くSapeetの未来像を全社で共有する機会が定期的にあるため、今後どんな方向にSapeetが進んでいくかのイメージが共通認識として持てていると思っています。

ーーーSapeetで仕事していて楽しいときやつらいときはありますか?

楽しいときは、複雑に思える事象をきれいな数式で表現できたときです。出来上がった数式を見て達成感や「世界は美しい」と感じる瞬間があります(笑)もがいたうえで良いアルゴリズムが出来上がったら嬉しいですね。
ただ、現実に出くわす問題は想像以上に複雑なことが多くあります。あらゆるユースケースに耐え得るようなロバスト性や、サービスとして成り立つ精度水準を求められるので一筋縄にはいかないことも多く、そういうときはつらいですね。

ーーー 一緒に働きたい人はどんな人ですか?

一言でいうと、”いいやつ”と働きたいです!Sapeetには「Respect All / いいやつであれ」という行動指針があります。誰に対しても尊敬の念をもち、称賛と感謝を惜しみなく伝えてくれる人がたくさんいます。技術力ももちろん大切ですが、困ったときに助け合える。そんな仲間が増えると嬉しいです。


株式会社Sapeetでは一緒に働く仲間を募集しています

  • フルスタックエンジニア
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