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<役員インタビュー>取締役 高田徳明


高田 徳明 / 取締役

2009年に国内系投信会社へ入社。トレーディング業務を中心に、株や債券など投資信託の運用企画、新部署設立に伴うプロジェクトへの参画。その後、2018年に国内最大級のアウトドアメディアを展開しているメディア会社へ転職し、新規事業開発や企業戦略立案に携わる。

2020年に三喜商事へ入社。現在はライフスタイル領域における新規事業プロジェクトを主導、2022年取締役就任。


Q:ズバリ、活躍人材に必要なマインドとは?

やっぱり 「自分がやってやるんだ!」 という、自分の負けない領域において自身を最大限に活用するマインドですかね。

スポーツが良い例だと思うんですけど、「俺が試合に出て活躍して、絶対このチーム勝たせてやる!」みたいなマインドってあるじゃないですか。それが仕事になると、一気になくなる気がしていて。自分がこの会社を成長させて見せる!と自分事に考えて、やり遂げようとするマインドを持っている人って、世の中にどのくらいいるんだろう・・・。あまり多くはないんじゃないかな?だから、そういう思いを持って仕事をしている人は、実際に普段から活躍していると思いますね。第一線で活躍し続けるためには、目標とする姿を描くだけではなく、それをさらに超えようとすることも大切だと思います。

―今までそういうマインドを持っている方と、出会ったことはありますか?

はい。以前三喜にいた社員です。彼は状況や環境に関係なく、とにかく自信をもって仕事をしていていました。どこからその自信が出てくるのか、興味を持ったので、どうすればそういう強いマインドになれるのか?って聞いたんです。本人曰く、本当はメンタルがとても弱いんだと、だからこそ仕事中は、自分の中でスイッチを切り替えて勝負している、と、私にとっては意外な返答でした。

仕事をするにあたって、誰もが思い付くようなやり方をやり続けたり、誰かと同じようなリアクションをするだけだったら、自分がやらなくてもいいんじゃないか?と。この人だから任せられる!と感じてもらえることが、その人自身の価値になる、と私は思っています。そういったことも、彼はしっかり理解していたような気がします。

一般論としての仕事って、物事の緊急性とか重要性とかから考えて、やる・やらない、を決めることがよくあると思うんですけど、彼は自分が興味ある事に対して、状況がどうであれ、とことん突っ込んでいく。自分がやろうと決めたことにおいて、最大限の力を発揮していく、そういうマインドが必要かなと思います。

Q:そのためにどんな努力が必要だと思いますか?

自分の枠組みを、自分自身で超えていく努力ですかね。

例えば、「この資料まとめておいて」って言われた時に、ただ単に言われた内容だけを対応するより、その指示の後ろにある背景を理解して、他に必要な情報も追加して資料をまとめる、といったような、プラスαの対応ができる人は活躍する可能性を感じさせてくれますよね。

たとえ相手から指示された業務であったとしても、自分がどうしたいか、どうするか、相手が自分に何を求めているか…など、主体的に考えて行動する努力をし続けることは大切だと思いますし、結果、相手からの評価も自ら獲得していくことになると思います。

私自身は、必ず1ヶ月に1回は失敗をしたり、恥をかこうと思っています!それをやっていないと、自分の枠から出ないし、絶対成長しないと思っているんですよね。自分もそうですけど、年を取ると、だんだん失敗したくないと思うようになるじゃないですか。でも、それで縮こまってしまうと、自分の枠を出ないまま仕事していることになるので、周りから何も言われない上に、恥ずかしい思いもしないから、結果的に成長しないなって。

一応、月に1回くらいはちゃんと「恥ずかしいな、失敗しているな」って思える場面があるので、こういう風に心がけて、自分を超えていく仕掛けを課してみるのもいいのではないかと思います。



Q:活躍できる人になるためには、どのような行動が必要ですか?

自分が経験して良かったと思うエピソードを話してもいいですか。

―はい!お願いします。

新卒の就活でのエピソードです。当時は絶対入社できないって言われていたくらい倍率が高い会社を目指していたんです。私はもともと「その時に本気を出せばなんとでもなる」と思っていたタイプで。選考対策に集中してSPIをとにかく研究して、面接もシミュレーションして本番に臨んだ結果、内定をもらえたんですよね。

それで「なんだ、やっぱり自分はいける!」と自信満々で、入社したんですが、当時自分の周りにいたメンバーが、めちゃくちゃ優秀で。彼らは、今までコツコツと努力してきた人たちで、ピンポイントで結果を出してきた自分が敵うはずがなく、精神的にボコボコにされました(笑)「悔しさ」を経験して、継続的にやり続けることの大切さを思い知らされましたね。考え方がガラッと変わった出来事でした。

仕事って突発的な閃きだけではなくて、今まで頑張ってきたか、考え抜いたか、とか経験が積み重なっているので、その日に突如「やろう!」ってマインドを変えてできるような甘いものではないんですよね。だからこそ、日々の積み重ねは必要なんだって気が付きました。今では、ちゃんと自分の中でもストックができているので、なんかこう、ポッと出てきた人に負ける気がしないんですよね。

当時の上司に「10年経った時に覚えている出来事って、スムーズに進んだことより、悔しいとか、失敗した・・ことなんだよね。私は、あなたが悔しいと思うことしか言わないよ。」って言われたんですよ。その時は言っている意味が全然分かんなかったんですよね(笑)。でも今振り返ってみると、その上司から言われた言葉は、今でもすごく印象に残っていますし、自分にとって「悔しい」と思う体験をさせてくれたおかげで、他の人には負けない、自分だからできる!と思える領域を手に入れ、自分自身大きく成長できたと思っています。

三喜商事を志望するみなさんへ、一言!

これから会社の事業を拡大していくためにも、「これだけは負けない!」って自分の突出した強みやスキル、経験を持っている人と一緒に仕事ができたらいいなと思います。

例えば、パワーグラフみたいなのがあった時に、全てをまんべんなく網羅していなくてもいいんです。それよりも、他の人に負けない、自分にしかできない強みを持っている人、そして、それを活かしてなんとしてでも実現してやる!熱量のある人に仲間になってほしいなって、常々思っています。スキルセットだけじゃなく、とにかく素直、みたいなことでもいいですし、営業が誰よりもできます、でもいいと思います。一本曲げられない線や、譲れない価値観みたいなのを持っていて、自身で決めた方向に向かって、それを最大限に発揮できる人に、ぜひ来てほしいですね!



高田さん、ありがとうございました!

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