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若手も上流工程にチャレンジ!クラウド・AI技術でお客さまの課題を解決する「開発SE」のオシゴト図鑑

こんにちは、S&Iマーコム担当の福嶋です。

今回は、S&Iの開発エンジニアのお仕事内容についてお話を伺ってきました!

[開発エンジニアの皆さん。左から竹中さん、田村さん、越智さん]

開発SEのお仕事とは?

S&Iの開発部門のお仕事は大きく分けて3つあります。まず1つ目がクラウドネイディブアプリケーションの開発、2つ目がAI技術を活用したお客さま向けのWebアプリの開発、そして3つ目は自社クラウドサービスの開発と運用です。

①クラウドネイディブアプリケーションの開発

クラウドネイディブアプリケーションの開発は、AWSやAzure等のクラウドプラットフォームで提供されているIaaSやPaaS上に、お客さまのニーズに応じたWebシステムの導入を行っています。メディア系のCMS(コンテンツマネージメントシステム)、自治体が運用する住民向けのWebサービス、社内の機器貸出システム等 お客さまの要件を伺いながら、常に新しい技術にチャレンジし続けているアーキテクトチームが要件定義・構築・保守までサポートしています。

使っている主な技術は、node.js、react.js、java、Python等。システムに合わせて技術選定をしています。


②AI技術を活用したお客さま向けのWebアプリ開発

AI技術を活用したお客さま向けのWebアプリ開発は、音声認識技術や自然言語処理を用いたチャットボット、データ分析・予測分析など、主にコンタクトセンター業務で利用されるシステムの開発です。S&Iはコンタクトセンターシステムの構築支援も行なっているので、コンタクトセンターを運営するお客さまから業務効率化を目的としたさまざまなご相談をいただきます。こうしたご要望に対して、AI技術を活用したシステムの構想から開発、運用支援に至るまで行なっています。特に最近は導入前のPoC(Proof of Concept:概念実証)を実施したいというお客さまも多くいらっしゃいますので、PoCの提供も増えています。

③自社サービスの開発

自社サービスの開発は、コンタクトセンター向けの応対支援サービス「AI Dig」と応対品質チェック支援サービス「AI Log」の開発です。AI DigとAI Logは、2つめAI技術を活用したお客さま向けのWebアプリ開発におけるコンタクトセンター事業との取り組みの中から生まれたサービスです。

お客さまからのご要望や最近のトレンドなどから新しい機能の企画・開発・運用を行っており、最近では、生成AIによる自動要約機能の追加がありました。生成AIは、2023年のトレンドでもありましたし、お客さまからの期待値も非常に高い。こうした話題の技術にチャレンジできるのも自社サービスならではです。

センター内に蓄積されたナレッジを有効活用!コンタクトセンター向け 応対支援サービス AI Dig | sandi AI
AI Digは、電話での応対中に任意のやり取りをリアルタイムにテキスト変換するとともに、お客様からの質問に対する回答候補をAIが洞察することで、エージェントの応対業務をサポートする 応対支援サービス です。これまで熟練者でなければ対応できなかった業務も、スキルや経験によらず、適切な回答できるようになります。
https://sandi.jp/sandiai/solution/aidig
コンタクトセンター向け応対品質管理支援サービス AI Log | sandi AI
AI Log は、通話内容をAIで自動テキスト化することで、全件チェックを可能にする応対品質管理支援サービスです。テキスト化されたデータから問題のある部分やコールスクリプトに改善が必要な部分などが自動的に検知されるため、経験によらない確認が可能です。コンタクトセンターにおける応対品質管理業務を劇的に効率化させます。
https://sandi.jp/sandiai/solution/ailog


チーム構成や案件の進め方は?

システム開発部門は、社員や派遣社員、パートナーさんの社員含めて40〜50名ほどで、20代から40代のメンバーが在籍しています。

人数も限られているため、社内のメンバーだけで案件を進めるのではなく、基本的には要件定義や技術選定、設計などの上流工程をメインに担当し、プログラミングなどの下流工程はパートナーさんに入ってもらいながら進めています。案件の規模は、3〜5名くらいの小規模な案件から10名以上の案件までさまざま。若手のメンバーは、下流工程で経験を積みながら少しずつ規模の小さい案件で上流工程にチャレンジしています。

プロジェクトはリーダーが引っ張りつつ、各メンバーの意見を聞きながら進めています。壁打ちなどのディスカッション会議は、活発な意見交換がされる傾向が高いですが、通常のプロジェクト会議はコア技術メンバーが多いこともあり、白熱せずに技術的な観点で冷静にディスカッションしている感じです。

ただ、案件を引っ張るリーダーポジションのメンバーも多いので、自分の役割範囲を線引きせずに、周りの人の様子を見ながらサポートに入ったりと、コミュニケーションを取りながらお互いフォローし合う雰囲気です。

特に開発部門は若手も多いため、プロジェクトリーダーにチャレンジ段階のメンバーもいます。そういう場合は、そのプロジェクトにベテランをアサインし、「相談できる人」を配置して進めています。案件によってやるべきタスクやお客さまとのやり取りのやり方も変わってくるので、こうした部分もサポートしながら成長をバックアップしています。

担当する案件は、メンバーのスキルセットに応じてAI系(自社サービスの開発とAIを活用したアプリ開発)をやる人、それ以外をやる人になんとなく分かれていますが、手を挙げればそういった括りに関係なくチャレンジすることもできます。

最近はありがたいことに WebやAI関連の開発案件が増えてきているものの、上流工程を任せられる中堅層が足りていない…という状況

1人が複数の案件を抱えていたりするので、負担を減らすためにももっと採用していきたいと考えています。

他のチームとは、どんな風に仕事をすることがありますか?

クラウドをベースにしたアプリ開発が増えているので、クラウドエンジニアチームと一緒に仕事をすることもあります。開発エンジニアでありながら、アプリレイヤーだけではなく、クラウドなどのインフラ領域のスキルや経験が積めるのも特長です。

フロントエンド、バックエンド関係なくスキルの幅を広げたい!という人にとっては面白いのではないでしょうか。

また、AI事業のプリセールス部隊とは部門の垣根を超えて一緒に仕事をしています。営業に同行して提案段階からお客さまとコミュニケーションとっているプリセールス部隊から課題感やニーズ、要件などを共有してもらうところから始めるので、お客さまの温度感や生の声などもとても近くに感じられる環境です。

課題やニーズからヒントを得て新しいサービスを構想するのが好きなタイプの人は、開発SEからプリセールスへキャリアを進める人もいます


おわりに

S&Iの開発部隊は部門としての歴史は長いものの、インフラ事業を中心としているためまだまだ部門の規模としては大きくありません。一方で、最近ではインフラ構築に加えて、AI事業とコンタクトセンター事業のクロスセグメントでのビジネスも強化しており、お客さまの業務領域にまで踏み込んだ提案も増えています。

こうした背景もあり、現在、開発部門では一緒に案件を進められる仲間を絶賛募集中です!上流工程の経験はまだないけどチャレンジしてみたい、プロジェクトリーダーになりたいという方、ぜひお気軽にご連絡ください。まずは現場の話を聞いてみたいというご相談も大歓迎です!

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