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若手エンジニアがRubyKaigi2024に参加してきた!

こんにちは、おるびーです!
去る2024年5月15日から17日の期間、沖縄県那覇市の那覇文化芸術劇場なはーとで RubyKaigi 2024 が開催されました。
弊社からも初RubyKaigiの若手エンジニアが2名が参加してきたので、その感想を聞いてみました〜

スパイステック事業部 2022年入社 Y.K
スパイステック事業部 2022年入社 M.N

– RubyKaigiは初参戦と聞いていますが、参加してみてどうでしたか?

Y.K:技術のカンファレンスということでお堅く難しい印象がありましたが、Rubyに対する熱量がすごいカンファレンスでした。もちろん技術の話は難しくて20〜30%くらいしか理解できませんでしたが。。。(笑)
そんな初級者でもウェルカムな雰囲気が最初から最後まで、さらには夜のイベントでもあったので、初参加でもとても楽しめました!

M.N:とても熱量があるイベントだと感じました。以前、 Fukuoka RubyistKaigi 03(福岡の地域RubyKaigi)に参加したことがあり、Rubistは熱い発表をすると感じていました。RubyKaigiでは、その熱量の密度をそのまま、もしくはそれ以上に1400人の規模で3日間行われるイベントであり、とても楽しかったです。

– 確かに最初から最後まで盛り上がってたよね。たくさんの技術セッションがあったけど、なにか印象に残ったものはあった?

Y.K:個人的にはRubocop関係のセッションを聞いていて「助かるな〜」と思いました。例えば、daemon化して2回目以降の実行を早くしたり、LSPとPrismという機能を利用してリアルタイムでwarningを検知したりauto correctを実行したりできるようにするなど様々なアイデアがあって面白かったです。

M.N:Relineの発表が印象に残りました。普段使っているIRBの描画を支える技術である点や、Readline互換の機能をRubyで作っている点などが面白くて印象に残りました。また、普段私が使っているSKK(※一種のIME)をRubyとRelineを使ってIRB上に実装できないかな?とアイデアが浮かび、どうにか時間を確保しようと考えています。

– 技術の楽しい話がたくさん聞けたみたいだね、浮かんだアイディアを実現したら次はRubyコミッターたちと登壇できるかも!?
そうそう、Matzには会えたの?

Y.K:昼食でたまたま同じ沖縄そば屋さんに入店したことがありました!あとはブースには来ていただいて写真を撮ったりしてたみたいなのですが、僕とM.Nはセッションに参加していたのでブースではお会いできませんでした。。

M.N:Day2の昼食にY.Kと2人で沖縄そばを食べていたのですが、後ろをMatzが通り過ぎるというイベントがありました。残念なことにタイミングが合わず、話し掛けることはできませんでしたが...

– ブースにはMatzが来てくれたんだよ!でもそのときは会えなかったのか〜、残念。。。
RubyKaigiは夜の催し物も楽しいよね、2日目の夜にRuby開発でMeetUpやったけどどうだったの?

Y.K:カイミノのステーキを頂きました!初参加なのに一番高いお肉を頂きました(笑)。 個人的にはこのMeat upが一番コミュニケーション的にはいいものを得られました。知名度が高いサービスのインフラを担当されているエンジニアの方とお話しすることができ、裏話をたくさん聞けたのでとても貴重な時間を過ごせました!その後の二次会にも参加したんですけど、そこでセッション中に何度も聞いたParserについて質問したらそこにいる凄腕エンジニア達からParserの種類や歴史など色々解説をして貰えるという贅沢な機会も頂けて最高でした!

M.N:赤身のステーキを食べましたがおいしかったです(笑)。肝心の会話の方ですが、参加されたエンジニアの方がどんなプロダクトを作っているとか、所属企業の風土の話など、社内の交流では生まれにくい話がたくさんでき有意義な時間でした。

– いいね〜、いいね〜、いろんな交流を持てるのもRubyKaigiの魅力だよね。次回に参加するとしたら何かやりたいことある?

Y.K:ブース出展の考案と英語です!今回、Ruby開発はブースの出展が初めてだったので備えが足りなかった点がいくつかあったのを後悔しています。他社さんみたいにRuby開発やカナミックグループをもっと知って貰えるようなギミックを用意できたらよかったなと感じたので、アイデアを沢山出して充実したブースを作りたいと思いました!あと海外の方が予想以上に多かったので、コミュニケーションや英語のセッションを聞くためにも英会話を習得しておきたいなと思いました。

M.N:登壇してみたいです!! まだ、RubyKaigiで発表できるような活動がないので、今年一年はなにかしら、Rubyに貢献できる活動を頑張りたいと思います。(SKKのRuby実装を作る...(笑))

– 確かに海外の方も多かったよね、英語で会話できたら楽しさも倍増だろうな〜。登壇もしてみたいよね!ぜひチャレンジしてみようよ〜
最後に、まだRubyKaigiへ参加していない方へメッセージをお願いします

Y.K:僕は「そんな技術力ないからRubyKaigi行っても…」と思っていましたが、そんな人こそ参加するべきカンファレンスだと思いました!当然、僕には内容が難しくて理解できなかったのですが、それをコミュニティの人達に聞いたら「聞いてる人の多くは理解してないよ(笑)」と言っていたので安心して参加して欲しいです!また、セッションの内容や技術についてRubyistに質問すれば、さらに充実したRubyKaigiを経験できると思います!あと英語のセッションがあるので英語力があるといいことがあるかもしれません(笑)
ぜひRubyKaigiへの参加を検討してみてください!!

M.N:講演の内容はとても難しいものが多いですが、ブースのスタンプラリーや、各種パーティーなどいろいろな楽しみ方がRubyKaigiにはあると感じました。もしRubyKaigiに参加することになればRuby開発のブースにも立ち寄ってください(その年にRuby開発のブースがあれば...)

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