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全てはお客様のために。エンジニアだからこそできることをプロダクトに乗せて届けたい。

ROXX noteをご覧のみなさま、こんにちは!ROXXの佐藤です。

本日は、プロダクト開発部門 agent bankチームを支えるエンジニア/関さんにご登場いただきました!!
ROXXへ入社を決めた理由や、現在の業務ミッション、チームの雰囲気などについて、お話しいただきました。

自己紹介

みなさま、はじめまして!
2022年1月に入社し、agent bankでエンジニアとして働いている関 匠吾(Shogo Seki)です!
私は生まれも育ちも大阪の関西人で、今は神戸からフルリモートで働いています。そのため、他のインタビューnoteのようなオフィスでの写真は撮れませんでした。残念です。
この記事をきっかけに、沢山の方にROXXのエンジニアに興味をもっていただけると嬉しいです!

                夏の楽しみはフェスです!

私のこれまでのあゆみ

大学と大学院でコンピューターサイエンスを学び、2社を経て、ROXXは3社目となります。

PCでネットサーフィンしたり、ちょっとしたWebサイトを作ったりするのが好きだったこともあり、大学と大学院では、コンピューターサイエンスを学んでいましたが、それほど熱心に学んではいなく、3年生で研究室に入ってから、情報推薦(情報収集支援アプローチの一つで、ユーザーユーザに対して情報を推薦する手法)についてきちんと学び始めました。

就職活動が本当に苦手だったのですが、研究室の教授からの紹介で、新卒でカーナビゲーションなどの組み込みソフトウェアを開発している会社にエンジニアとして新卒入社しました。
カーナビゲーションの複数あるコア機能の一つを開発していて、このままこの機能のプロになれば、より活躍できそうだと考えていたのですが、その開発は他チームで行うことが決まり、それをきっかけに自分のキャリアを考え始めました。また、同じタイミングで会社の働き方についていけなくなってきたこともあり、4年間勤めた会社を転職する決意をしました。

大学でWebアプリケーションを作るのが楽しかったことを思い出し、2社目には、自社データセンターを保有し、レンタルサーバー・ホスティング事業を行っている会社に新規サービス開発エンジニアとして入社しました。
確かに、新規サービスを作るのは楽しかったのですが、事業を自分ごとにできるかという問いを感じはじめ、モチベーション維持や目標が曖昧になってしまい、ユーザーからのフィードバックを受けてサービスを成長させて行きたいと思い、転職を決めました。

そしてROXXに転職し、今に至ります。

エンジニアへの興味は、家族の影響

実家に父親が作った自作PCがあったのでPCと触れる機会が多く、幼い頃からインターネットなどへの抵抗感がありませんでした。調べることも好きで、検索した知識でHTMLとCSSを触ったりして遊んだりしていましたね。

高校時代、毎日深夜4時までネットサーフィンしている日々を見ていた母に「そんなに興味あるなら、そういう学部がある大学に言ったら?」と言われたのが、エンジニアの世界に足を踏み入れることとなった一番大きなきっかけでした。それまでそんな学部があることを知りませんでしたし、私の中でPCやインターネットは遊び道具だったので、そもそも学ぶものだとも思ってませんでした。

大学に入って学べばCPU (Central Processing Unit、中央処理装置といってコンピューターを構成する代表的なデバイスのこと)やサービスを作れたりするんだ!と楽しみな気持ちが優っていましたが、実際にコンピューターサイエンスやプログラミングを学んだときは、難しいし楽しくないしで、これを仕事にはしたくないと漠然と思っていました。

しかし、研究室に配属されてから、徐々に価値あるものを作っているということを実感するシーンがぐっと増えました。また、学会で教授や他の学生と研究テーマについて話したり、フィードバックをもらったりするのもすごく楽しかったのです。そういったことの積み重ねで、エンジニアとして働きたいという思いを持ち始めていきました。

ROXXのメンバーに惹かれて

カジュアル面談で、実際に一緒に働くエンジニアのメンバーと会話できたことはとても大きかったです。エンジニアとして働くうえで、サービスの伸び代もあり、すごく楽しそうな環境があると思いましたし、あとはメンバーのモチベーションがすごく高いと感じましたね。
前職でも、チームでモノを作ることが楽しかったので、ROXXもチームで作ることにこだわっていた点も、とても魅力的でした。

入社の決め手は、ROXXのエンジニアカルチャー

面談や面接を数回行いましたが、決め手はすべてを通して「話すのが楽しかった」からです。実際、CTO/松本さんとの面接では1時間だったところ、延長して1時間半も話していました。(笑)
選考を通して、チームの雰囲気やカルチャーについても確認していましたが、最終面接でメンバーから言われた「チームメンバーとは、上下関係があっても、誰に対しても意見を言える関係でいたい」という一言も決め手になりました。風通しの良い健全な環境であることが、この一言で感じられましたね。

あとは実務以外のところで、チームで勉強会や輪読会を継続的に行っていることにも魅力を感じました。前職でも社内勉強会を開催したのですが、参加者が少なくて継続できなかったのですが、ROXXは、継続されていることからも、技術に興味があるメンバーが多いということがわかりました。

スピーディーにプロダクトを磨くために

agent bank開発チームは「高速に成果物をリリースすることで早く顧客に価値を届ける」ことをチームのあるべき姿のひとつとして設定し、日々開発を進めています。

現在、agent bankは有り難いことにすごい速度で成長しています。しかし、お客様からのお問合せ対応などを行うCX(カスタマーエクスペリエンス、以下「CX」)の方々のキャパシティや、大量のデータを処理する仕組みがプロダクトの成長速度に追いつけなくなってきています。

お問合せ対応や承認対応など、プロダクトを支えるCX業務の工数を削減するために、実際の業務についてCXにヒアリングを行い、どこに課題があるのかを明確にしています。そのあとすぐに設計を行うこともありますが、自分たちが作ろうとしているものが本当に価値があるのかを探索するために、まずはスピード感を重要視して、小さく検証することができるプロトタイプを作ることもあります。

検証では、開発チームメンバーがユーザーになりきったり、ステークホルダーに操作してもらい、本当に使えるか?もっと良いものにできないか?ということを考えています。これは、実装完了後にも行っている場合もあり、開発とテストをしても気がつくことができなかったことを発見できるため、非常に重要なプロセスです。
実際にいくつか工数削減対応を行い、CXからは工数が減ったという嬉しいフィードバックももらっています。

この1年間で、agent bankに掲載している求人数は倍以上、選考数も倍近くに増加していますので、先にお伝えしたCXの例以外にも、ユーザー体験の影響やインフラの負荷対策で細かい処理の見直しが急務になっています。
最近では、データベースの負荷が一時的に高くなる処理があったのですが、クエリチューニング(SQLデータベースの効率に影響を与える可能性のある問題をチェックし、解決すること)を行い、CPU使用率を約20%削減することにも成功しました。

agent bankのようにプロダクトが大きくなると、新機能の追加だけでなく、開発当初は想定できていなかった業務や処理の改善も発生します。また、その改善は、社内外問わず多岐に渡ります。お客様からの目には見えないところが多いですが、改善を行うことで、今より多くのお客様に応対できる時間が確保できたり、利便性が上がったりと、お客様のユーザー体験をより良くすることにも繋がっているので、プロダクトを良くするには、いろんな方法があるということを日々実感しています。

                私のワークスペースです

チームで開発するということ

現在、agent bankの開発チームは、エンジニア、スクラムマスター、PO、PdM、デザイナー、EMを含め10名以上在籍しています。入社歴や年齢、ポジションに関係なく、良いところは褒めあい、良くないことは指摘しあえる関係性です。

業務中はDiscordで繋いで、分からないことはすぐに誰かに相談できる状態を作っています。これは1人で悩んで進むより、チームで悩んで進む方が圧倒的に早いと言うことを全員が理解しているからこそできていることだと思います。

転職前はスクラム開発の経験がなく、ROXXが初めてだったのですが、今までの開発手法とは全く違い「こんなに開発に集中できるんだ!」というのが第一印象でした。集中する分とても疲れますが。(笑)

スクラム開発では、スプリントで消化したタスクや成果が可視化されているので、私はすごくやりがいを感じることができています。スプリントの最後には振り返る場があり、何が良かったのか、悪かったのかなどを振り返ることでより良い次のスプリントへ繋げます。チームで話し合い、アクションにしていける仕組みがあり、自分たちでチームを成長させていけることも楽しいです。

例えば、最近の振り返りでは、「新しく入ったデザイナーともっと関わりたい!まだ遠い存在のように感じる」といった話が挙がったので、業務以外でも会話の機会を増やして、お互いを知りあえるような場を作るというアクションに繋げました。ROXXは、エンジニアとデザイナーは、依頼をして成果物を受け取る関係ではなく、一緒に会話をしてプロダクトを創り上げていく関係でありたいと考えています。このアクションによって、デザイナーとの会話も増え、お互いがプロダクトやデザインについて、深く話せるような関係性を構築できました。こういった小さなモヤモヤもテーマとして話すことで、お互いの小さな悩み・課題を自分達で解消することを大切にしています。

また、私がスクラム開発で最も好きなイベントに、スプリントレビューというものがあります。スプリントレビューとは、スプリントの最後に成果物をステークホルダーにレビューしてもらう場で、課題や成果物の価値を説明し、デモを行ったりもします。
実際に触れるものであればステークホルダーに触ってもらい、成果物について話し合うのですが、開発チームだけではなくビジネス職のメンバーも参加して、レビューをくれるので、ROXXみんなでより良いプロダクトを作っているんだということが実感できる、大好きな場所です。

ROXXで私が大切にしていること

私が大切にしていることを列挙します。きっと共感してくださる方も多いのではないでしょうか。

  • 関わる人に対してリスペクトする
  • 不確実なものにすぐに向き合う
  • チームとして最適な選択ができているか考える
  • ユーザーの目線になって考える
  • 上記を踏まえて楽しく働く


関わる人に対してリスペクトする

極端ですが、リスペクトがないと対等な会話はできません。それはプロダクトの成長を妨げてしまうし、自分の成長もそこで止まってしまうと思っています。

不確実なものにすぐに向き合う

分からないことは後回しにして、分かることから片付けたくなりますよね。でも、先に不確実なことに取り組むことで、分かっていると思っていたことも実は正確には理解していなかった、と気づいた経験、ありませんか?
向き合わないことには何も進みませんし、結局後でつらい思いをするのは自分なんですよね。後回しにしても、良いことは何もない、というのが私の経験則です。

チームとして最適な選択ができているか考える

これまで個人プレーが多く、チームでの経験が浅かったため、「自分ならどうするか」を考えることが多かったこともあり、ROXXでチームで働くために、チームのためになる選択をして、チームで成長していきたいと考えています。

ユーザーの目線になって考える

プロダクトを一番触るのは私ではなく、ユーザーであるお客様です。そのため、私たちが便利と思うのではなく、お客様に便利に使っていただけるプロダクトでなければいけません。ユーザーになりきってプロダクトを触ることで、普段と見え方が異なりますし、それを追求できるのがとても面白いです。

楽しく働く

せっかく働くなら、楽しい時間にしたいですね。これは私だけではなく、他のメンバーにもそうであってほしいと思っています。
これから選考を受けてみようと考えられていらっしゃる候補者様がいらっしゃいましたら、同じ考えだと嬉しいですし、ジョインされた時にも、ROXXで楽しく働いてもらいたいです!

関さん、ありがとうございました!!
お話しからも、一致団結したagent bankのチームの雰囲気が伝わってきますね。お客様を思う熱い気持ちが、読者のみなさまにも伝わっていますと幸いです!

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