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【インタビュー #9】Vol.1 体験を超えて、その先の可能性へ ~心を動かすデザインで運送業に変革を~

みなさんこんにちは。六興実業株式会社 広報担当です。
前回は、エンジニアのクナルさんをご紹介しました。

【インタビュー #8】日本での就職はブラック?クナルさんが見つけた理想の職場とは | 六興実業株式会社
みなさんこんにちは。六興実業株式会社 広報担当です。前回は、ゼネラルマネージャーの百合本 翔さんをご紹介しました。今回のインタビューは...エンジニアのポール クナルさんです!!新しい国、新しい環境...
https://www.wantedly.com/companies/rokko_jitsugyo/post_articles/928863


今回のインタビューは…

UI/UX デザイナーの市村 光さんです!!

市村さんの考えるUXと、
六興実業ならではの特徴について語っていただきました。



|創造の力で切り拓く新たな道

– 市村さんのご経歴を教えていただけますか?

僕は大学で経営学を専攻し、その後は専門学校でグラフィックデザインを学びました。
専門学校を卒業後、Web広告代理店でデザイナーとして勤務しました。当時は主にWebデザインやコーディングのスキルを磨いていました。
その後、手で物を作る仕事がしたくなり、アンティーク家具の修復に関わる仕事を始めました。家具を修復し、塗装を施し、修理した家具を購入者の家まで届ける配送業務も担当しました。こうした経験が、後に六興実業に入社する一つの要因となっています。

その1年後には太陽光発電の販売代理店にて、再びWebデザイナーとして主にサイト改善を担当し、ECサイトのフルリニューアルも手掛けました。
その後、UIデザイナーとして転職し、約2年半働きました。ここでは、主要サービスのフルリニューアルや社内管理画面の機能改善など、ユーザビリティの向上に取り組み、UXリサーチも含めた様々なプロジェクトを担当しました。

自分がやりたいことを重視して、その分野や業務に惹かれた会社に転職していった感じです。



– ご転職を考えられた理由について教えてください。

UXに関して、Webサイトやアプリケーションに限定されたものではなく、もっと広い意味で挑戦したいという気持ちがありました。しかし、そういった広範なUXに取り組んでほしいと考える企業は少ないように感じていました。他の企業も実は広範なUXに取り組んでほしいと思っていたかもしれませんが、僕がそういった提案をした時に、一番良い反応を示してくれたのは六興実業でした。

特に、サイト外のUXも含めて考えていきたいという話をした時、まさにそれが今、六興実業で求められている考え方だと代表の段林さんが仰ってくださいました。そこが一番惹かれたポイントです。



– 六興実業の選考を受けるきっかけは何でしょうか。

アマテラスという転職サイトで声をかけていただきました。その時、他にも応募している会社はありましたが、正直なところ、僕の出身が茨城だったので、茨城の会社だと知って受けてみようと思ったんです。また、以前から関わりのある運送業の方をターゲットにしているという点も気になりました。
この2つの要素があったことが応募の大きな理由です。



– アマテラス経由なんですね!
率直に聞きますが、スカウトは頻繁に来ていたんでしょうか。

アマテラス以外に、合計5つくらいのサイトを使っていました。その中でスカウトは色々とありましたが、アマテラスの求人には特に惹かれるものが多かったので、よく見ていましたね。

正直、転職活動を始めた当初は大企業で、UI/UXのチームが多い会社なら、メンバーが固定されずに色んなプロジェクトを移動できるのではないかと考えていたんです。

ただ転職活動を進めていくうちに、「ベンチャー企業の方が興味があるな」という気持ちが次第に強くなってきました。当時は時間があったので、自分にとってUXとは何かを深く考えるうちに、
「自分の考えるUXを実現するにはベンチャーに身を置いた方が良い」と感じたんです。




– なるほど…。
そんな市村さんの考える「UXデザイン」について、詳しく教えてください。

僕が考えるUXを簡単に言えば、「サービスの再利用率を高めるために人々の体験を向上させること」です。サービスの再利用率を上げるためには、Webサービスだけでは不十分だと考えています。
例えば六興実業であれば、運送会社の経営がうまくいくような具体的な成果が本質的な体験として必要になります。

通常は、ユーザーの皆さんが使いやすいものを、より伝わりやすい方法で模索しますが、六興実業のユーザーは、高齢者層でWebに触れ合っていない方々が多いため、それだけでは解決できないと考えています。

こうしたユーザーに対しては、例えばサポートを強化したり、紙媒体での提供を考えたり、印刷物の質に配慮するなど、Web以外の多面的なUXが求められます。そうした取り組みができる点や、そのニーズが存在する点が非常に魅力的に感じます。




|面接で感じた“普段らしさ”が決め手!
ベンチャーに飛び込む勇気

– Web以外でサービス提供が出来るなら、とても素敵ですよね。
では、面談での第一印象はいかがでしたか?

一番印象に残ったのは、私の職務経歴書で「わざとボケた部分」に初めて触れてくれたことです。他の企業の面接ではスルーされていたので、そういった細かい部分に気付いて、触れてくれたのが印象的でした。全体的に人当たりが柔らかく、面接らしさを感じさせない雰囲気が良かったですね。

他の企業も色々と見ましたが、個人的にはあまり「面接らしい」面接をする会社には行かないようにしようと思っていました。面接で入社後のイメージが全くつかない会社だと、ミスマッチが起きる可能性があると思っていたんです。だから、「面接らしさ」ではなく「普段らしさ」が感じられるような会社の方が良いなと考えていました。



– その後段林さんともお話いただきましたが、そこでの印象も伺いたいです。

僕が質問しすぎたなと思っています(笑)。
段林さんが質問しやすい雰囲気だったので、ほぼ僕が質問していた感じです。気づいたらあっという間に時間が過ぎていました。

この時点である程度会社を絞っていたので、具体的に検討するために各社のサービス内容や将来像を深く知りたくて、たくさん質問させてもらいました。



– たくさん興味を持ってもらった、ということですね!質問ウェルカムでしたよ!(笑)
では、六興実業を選んでくださった理由を教えていただけますか?

一番の理由は、やはりUXに関する部分です。段林さんから「ぶっちゃけ、UXってよくわからないんですけど、UXって何ですか?」という質問を受けました。僕は「UXは利用者の体験をよくするのはもちろんですが、最終的にはまた使いたいと思ってもらうこと」と説明しました。この時、段林さんが非常に共感してくださったんです。Webだけでなく、オペレーションや他の領域も含めたUXが必要だという話にも共感していただけました。

「自分もこういったことを求められたいし、やりたい」と思い、段林さんも同じ方向を求めていると感じ、入社することを決めました。

六興実業に入社することに大きな不安は感じていなかったです。
運送業界は日本で必要不可欠なのに、縮小を余儀なくされています。その業界を良くして行ける、必要とされている仕事だと感じました。



– なるほど、少し冒険するような気持ちで飛び込んでいただいたんですね。
ご入社いただいてから今まで、どのようなことを実際に担当していらっしゃいますか?

段林さんの「こういうことをやりたい」「こういうのを作りたい」という要望に対して、ユーザーにどう届けるか、エンジニアにどう実装してもらうかを考えています。その実装内容を実現するための設計と調整を行うことが主な仕事になっています。
六興実業では、運送会社の経営機能を実装するプロジェクトに取り組んでいます。運送会社の経営者や事務の方々に理解しやすい形で機能を提供することを目指しています。

現在は1つのプロジェクトに集中して取り組んでいますが、今後新しいプロジェクトが始まっても、今のプロジェクトが完了となり手から離れるわけではありません。長期的には、いくつかの案件を並行して進めていく形になると思います。



– 仕事の進め方や社内環境など、前職とのギャップはありますか?

ネガティブな面でいえば、ほとんどないです。あえてあげるなら人的リソースが足りないという点です。前職に比べ、より高度なリソースの活用が求められる状況のため、そこはギャップとして感じています。

ポジティブな面でいえば、ベンチャーならではの学びがある点です。六興実業のサービスは稼働し始めたタイミングなので、作るデザインに対して売りやすさという新たな評価軸が加わりました。前職では、既存ユーザーに対して使いやすいサービスを作ることが主な仕事だったので、Webのユーザビリティを上げたり、開発を進めたりすることの速さや質が評価軸で、プロダクトの売りやすさということはあまり意識していませんでした。
六興実業に入社して、Webアプリが目に見える形で提示されれば売りやすくなることに気づきました。

クライアントがサービスを導入する段階から関われているからこそ、前職では感じられなかった新たなギャップを学びとして得られました。
売りやすさは、ユーザーに画面を見せたときに「これが欲しい」と思ってもらえる要素でもあります。

ユーザーである高齢の方が多い運送会社様にとって、今までなかった体験を提供することになるので、これまで無かった視点や体験の可能性を感じてもらうことが受注に繋がりやすくなるポイントだと考えています。




Vol.2では、UI/UXデザイナーの立場から
六興実業のプロジェクトについてお話しいただきます!

ぜひ、楽しみにお待ちください!

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