【代表インタビュー vol.2】 代表 段林が語る!今後の六興実業の展望と、こだわりの組織づくり | 六興実業株式会社
みなさんこんにちは。六興実業株式会社 広報担当です。前回は、弊社エンジニアの相馬さんをご紹介しました。今回は...Vol.1に引き続き、弊社代表 段林インタビューです!今回はvol.2として、代表が...
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みなさんこんにちは。六興実業株式会社 広報担当です。
前回は、弊社代表の段林をご紹介しました。
今回のインタビューは…
今回はVol.1として、
社長としてご自身の会社を経営されていた橋本さんが、
どのようにして六興実業と出会い、入社を決意したのかを
アツく語っていただきました・・・!
思い返すと、まだ起業という言葉も知らなかった小学校の卒業アルバムに、「将来自分のお店を開く」と書いていました。その時からなんとなく、”自分で何かをするイメージ” があったのかもしれません。
そして高校生の時、とある番組を目にしたことで、自分が会社を起こすことや社長になることを意識するようになりました。
その番組では、30代くらいのアメリカ人の社長が「できる男は30までに社長になる」、そんなことを言っていました。それを見た世間の知らずの16歳の橋本少年はその言葉を信じ、「できる男になる」ために30歳まで社長になると決めたんです。
そしてデザイン系の専門学校を卒業し、将来独立することを視野に入れながら広告代理店に入社しました。そこでの仕事は楽しくて辞めるつもりはなかったのですが、組織改編をきっかけに会社側と馬が合わず離職の道を選びました。
ちょうどそのタイミングで一冊の本に出会ったんです。マーケティングの本だったのですが、「成功する方法が書いてある!これなら独立出来るんじゃないか!」と、初めて読むビジネス書に心動かされ、24歳にして独立の道に進むことにしました。
「デザインで中小企業を救う」という想いのもと、友人のデザイナーと共にデザイン会社を立ち上げました。
広告代理店に勤めていた時に、ロゴマークやチラシのデザイン一つで会社の印象や利益が大きく変わるということを実感はしていたのですが、中小企業においてはデザインの重要性はあまり浸透しておらず、むしろ敬遠される傾向にありました
そこで、自らデザインの重要性を伝えていき、デザインの力で中小企業を支えていくことを会社の軸にしました。
正直、壁にぶつかり、思うように行きませんでした。
一冊の本を参考にした独立の現状は、自分の想像と違っていて、今思うと子供のお遊びのような独立だったなと感じています。
その当時は、事務所を設立しさえすればお客様から電話がかかってきてデザインの依頼がたくさん来ると思っていたので、設備にしっかりお金をかけました(笑)。
100万以上する複合機や、ビジネスフォン、応接室も…。
当然のことながら、事務所を構えて待っているだけで仕事は自動的に入ってくるなんてことはなく、気づいた時にはもうすでに限界な状況で事務所を引き払い実家に戻ることにしました。誘った友人には悪いことをしました。友人と夢を語る日々は楽しかったですが、今思うと独立ごっこ、でした。
幸い実家だったので食べることには困らなかったのですが、実家での日々は地獄でした。
志したことが失敗に終わり何も生み出せなかったことがとても苦しく、辛い日々を過ごしていました。
自分を否定したり、気持ち的にとても落ち込んだりした時期でした。
人間追い詰められると不思議なことをするんですね(笑)。
自分の「褒められた年表」を書いたんですよ。
「自分はそんなに価値のない人間なのか?」日々そんなことばかり考えていたので、そんな気持ちを振り払うようにこれまでの人生できっとあったであろう「他人から褒められたこと」「評価されたこと」に目を向けることにしたんです。
そこで、「自分が生まれた時に周囲の人が喜んでくれた」「3歳の時に絵を褒められた」「部活で優勝したこと」「お客様に感謝されたこと」などと、生まれた時からの出来事を2時間くらいかけて振り返りました。
書き終わった後、不思議と気持ちは晴れやかでした。
「橋本慎吾はこれだけの笑顔を作ってきたんだから大丈夫」「今がたまたま上手くいっていないだけ」と思えたからです。
よし、次の進もう!そう思った時、年表の最後に書いた「評価されたこと」が冗談抜きで輝いて見えたんです。これがどん底から抜け出すきっかけになりました。
それは、結婚式のプロフィール本(通称:はっぴ本)の制作です。
自分の褒められた年表で輝いて見えた出来事は、「友人の結婚式で作成したインタビュー雑誌が絶賛されたこと」でした。実はこのインタビュー雑誌を機に、結婚式場の方から一緒にお仕事をしないかとお誘いをいただいていました。ただ、当時は「デザインで中小企業を救う」という目標を第一に考えていたため、ウェディング業界は自分の志している方向と異なると思い、お断りをしていました。
しかし、年表を作成したことで、自分と仕事をしたいと望んでくれている存在に気づくことができ、少し遅れたお返事となりましたが結婚式場の方々と一緒に、新たなビジネスを始めることになりました。
その後、ビジネスを続けていくことで会社を法人化できたり、東京の会社と協業して事業を全国展開をしたり、タイの女優さんや企業家の方の冊子を作成したりとたくさん面白い経験をすることができました。
一言でいうと、経営者としての力不足です。
僕は、「結婚式のはっぴ本」と「デザインで中小企業を救う」というtoBとtoCの2つの柱で事業を運営していました。「はっぴ本」という自分のビジネスを持ち、自分で集客やマーケティングを試し、上手くいったものをクライアントに提供する。そのため、これらの2つの事業は僕のビジネスの基盤であり、互いに補完し合う存在でした。
しかし、コロナで結婚式のビジネスを突然停止せざるを得なくなり、2つの事業のバランスが崩れてしまいました。デザインやマーケティングの方は、オンライン集客の仕組み作りの需要が増えたため良かったのですが、何より15年以上やってきた「はっぴ本」のビジネスがストップしてしまったことは大きな出来事でした。
そして、経営者として誤った選択をすることになります。
僕は「自分がどう見られるか」に時間とお金を注いでしまったんです。本来ビジネスはお客様がいて成り立つものですが、僕は自分のプライドを保つために新しいサービスを作ろうと躍起になってしまいました。自分の納得感のためにサービスを作ろうとしているんですからうまく行く訳がありません。
20年やってきた会社を守ること、自分のプライドを守ること、そのどちらも大切だと思っていたのですが、ふと思ったんです。長い人生においてこのプライドを守ることに何の意味があるんだろう。こんなくだらないプライドなら一回捨ててしまって、新しい環境でもう一度やり直そう。そう考えた瞬間に一気に道が拓け、転職へ気持ちが傾きました。
2024年3月18日月曜日17時頃、六興実業の求人を見つけました。
明確に覚えています(笑)。
転職エージェントに登録していたんですけどちょっと納得いく状況ではなくて、別のサービスを検討していたんです。でも、最後にもう一回位企業を見ておこうと検索したら、914件の求人の中に前日までなかった、初めて見る企業が1社あったんです。それが六興実業でした。
自分と同じ考えを掲げている六興実業に出会えてびっくりというか感動しました。
また、会社が掲げる「六方よし」のひとつに「社員とその家族」が含まれていて、この会社はすごいと。
そして、代表の段林さんのことを調べるとますます興味が深まって、一度お会いしてお話ししたいと思いました。
そこで、最後に1社だけと、六興実業に応募することにしました。
まず、人事の立松さんと一番最初にお話しした時に、会社の情報をしっかりと提示してくださって、嘘のない会社だと感じました。
そして、こちらが審査されているという感じはなく、六興実業の社内を透明性をもって見せよう、そして僕のことも色眼鏡で見ることなく人柄を見ようとしてくださっているのが伝わる、ほのぼのとした面接でした。
次に代表の段林さんにお会いしたのですが、実はそのときあまり面接らしいお話はしていないんです。段林さんも、「審査」の側面ではなく、「相互理解」や「会社に合うか」を重要視されていると感じました。また、段林さんの判断軸の一つに採用担当の立松さんの意見もしっかり反映されていて、社員への信頼がしっかりあると感じました。
その後に、他の社員の方にも2回ほどお会いし、メンバー面談をしていただきました。そこではカジュアル感強めな面談と、ノリだけでは済まないしっかりとした質問をいただく面接がありました。その切り替えが少し大変でしたが、きちんと聞きにくいことを聞ける組織でもあるんだと、曖昧なところをそのままにしないのだと、好印象を持ちました。
もし自分が携わるなら何ができるかを日々考えて楽しく過ごしていました。内定のご連絡をいただいた時は嬉しさや安心感など色々な感情があり、特に”橋本さん、いらっしゃい”と温かく迎えてくださったことは嬉しかったです。
入社の決め手は「人」ですね。面接してくださったメンバーの方たちと一緒に仕事したい、そう思えたからです。
運送業界に対して挑戦したいことはもちろんありますけど初めて挑戦する業界です。
だからこそ、誰と仕事をするかが重要だと感じていました。
六興実業の面接でお会いした方たちは、みなさん個性的で素晴らしい人たちで、一緒に仕事したら楽しいだろうな、早く一緒に仕事がしたいなと思っていました。
六興実業を知らない人や独自のサービスを知らない人たちとの接点を作って、それを正しく伝えていきたいです。
ビジネスには必ず人と人がいます。僕がその間にマーケティングという導線を作って、デザインで形にして伝えていきたいと思っています。
デザインとマーケティング、この2つで伝わらないが伝わる世界にしていきたいですね。