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社員突撃インタビュー第2弾!ということで、今回は、前回【「グループ初の女性執行役員/大事にしてきたのは「縁」と「期待」】を執筆してくれたリザービア社長直下の新規事業部門、事業推進室のマネージャーを務める吉田奈津美さんを、私植田が突撃です!仕事では、魔法が使えるのかな?というほど正確且つ素早く、考え抜かれたアウトプットを行う吉田さん。プライベートでは、欠かさず朝の連続テレビ小説を見ていたり、ビールが大好きで冷蔵庫の棚一段をビールにしていたり(至福)、社内コミュニケーションツールのアイコンをビールにしているチャーミングな一面も。「一人ひとりが社会に貢献している実感を持てて、人生が充実する状態を創りたい。」という志を持って取り組む彼女に、私自身リジョブ社長室時代・現在のリザービアで何度彼女に支えられ、助けられたかわかりません。さっそく真っすぐでいつも本質的な答えを導き事業を推進しながら、心優しく人想いな彼女のプロフィールを拝見し、彼女の仕事観・人生観に迫ってみたいと思います!
▼吉田奈津美さんプロフィール
▼中学生時代:スリランカにホームステイした経験から、「日本人は相対的に見ればスリランカの人よりも経済的に豊かなはずなのに、暗い人多い。交流することによって、お互いもっと幸せに充実した人生にならないかな?」と感じた実体験を元に「外交官」を目指すようになる
▼高校時代:陸上部で競技に熱中する傍ら、外交官になるべく猛勉強。塾等は通わずに独学で京都大学に現役合格
▼大学時代:カヌー部に入部して学生時代を謳歌。就職活動時、事業会社でも自分の志した世界を実現できるという気づきからリジョブの内定を受諾
▼社会人:マーケティング部→社長室を経て、2019年にグループ会社となった株式会社リザービアに出向、プロダクトの未来を創る”事業推進室マネージャー”に抜擢
一人ひとりが社会に貢献している実感を持てて、人生が充実する状態を創りたい。
プロフィールを拝見すると学生時代に様々な経験を重ねてきた吉田さん。まずは、そんな彼女の人生観を伺ってみました。
(植田)ずばり!吉田さんってどんな人生観を持って日々すごしていますか?
(吉田)なんと!いきなり難しい質問ーー!(笑)そうですね。何のために自分の人生のウェイトを置くかは人それぞれですが、私は社会に対して”貢献したい”という気持ちが強いです。一次欲求も大事ですが、それは他の動物も同じ。人が人である尊厳って、近くの人に貢献している実感が持てること、そのことに幸福感を感じることができることなのかなと考えてます。承認となると他の人の動きに依存してしまうことが多いので、「自分自身がそう思える」ことが大事、という人生観ですかね。だからこそ、「一人ひとりが社会に貢献している実感を持てて、人生が充実する状態を創りたい。」というのが自分が生きていく上での志です。
(植田)なるほど。スリランカでのホームステイの経験が本当の豊かさや人にとっての幸福について考えるきっかけとなり、外交官ならその志を実現できると思い志望していたのですね。
(吉田)そうですね。当初は実現したい社会に対して「外交官しかない」と思ってました。でも、外交官の面接に落ちてしまって行政以外も見ようと思ったときに、それは目的が手段化していたということに気が付けたんです。これからの時代のことを考えたら、自身の性格的にもビジネス(事業)で実現していくことも合っているなぁと。
(ホームステイ先のファミリーとお別れの時の写真。スリランカの方々の心の豊かさに触れることができた事は、かけがえのない経験)
大切なのは”熱量を持って取り組めるかどうか”
(植田)そういった気づきから事業会社で働くことを意思決定した吉田さんですが、仕事をしていく上で大切にしている軸は何ですか?
(吉田)最も大切にしている仕事観が、「熱量を傾けられることをやる」ということです。誰しもが熱量を傾けられることをやった方が人って人生が充実すると考えますし、私自身熱量を傾けられること以外は適当なので(笑)、”熱量を傾けられること且つその機会がある場所を選ぶ”というのが大切かなと。時には衝動で「私、これ絶対やりたい!」みたいなのもあっていいと思うし、今何に気持ちが動くか、わくわくするかを大切にしたいなと思います。
(吉田)また、私の場合、「社会への貢献」ということを働く上で大切にしたかったので、リジョブグループの皆さんに面接時にお会いした時に同じ想いを共有できたこと、この会社なら自身の志が実現できると確信して入社を決めました。やっぱり熱量を傾けられることをやった方が人って主体的に動けるので人生が充実すると思うんです。そうすると一人ひとりのパフォーマンスもあがり、前に進んでいく。日本人はどこか耐える・私のほうが我慢している、といったことを美徳とするところもあるかもしれませんが、みんながやりたいこととしっかり向き合っているほうがHappyな社会になっていくのではと思います。
(植田)そういった部分では、リジョブ・リザービアの「自主性・主体性」を重要視した上での社会への価値提供という文脈は非常にマッチしていますよね。
(吉田)はい。この約10年、いや5~6年でも社会は大きくかわりましたよね。SDGsやソーシャルベンチャーは当時一般的ではなかったですが、この数年で社会全体の価値観は確実に変わってきています。私が就活をしていた当時は、ただビジネスをするのではなく課題に対して解決していく・貢献していくというところを本気でやっている会社が少なかった。そんな中で、自分が大切にしたい価値観との重なりが大きかったのがリジョブでした。
社会に貢献できるプロダクトだから、熱量を傾けられる
(植田)吉田さんがリザービアの事業推進室の話をもらった時はどうでしたか?
(吉田)まず、「面白そう!!」と思いました。先ほどの話からも社会に貢献できるものを創ることにやりがいを感じるので、事業・プロダクトを創ることで社会の課題を解決しできるという部分にとてもやりがいを感じましたし、今も感じています。ビジネスと課題解決(貢献)の両方にコミットできる部分なのでわくわくします。
吉田さんがいつも純粋に全力で物事にコミットされている姿勢は、そういった仕事観からくるものだったのですね。ここからは、吉田さんから見た、こんな方にリザービアはぴったり!という人物像について聞いてみました。
人と人との化学反応が、新たな価値貢献につながる
(植田)吉田さんとは組織や人事でも一緒に仕事をさせていて採用に係るペルソナの話はよくさせてもらっていますね。改めて吉田さんが考える「こんな方と一緒に働きたい!」という方はどういった方でしょうか?
(吉田)リザービアってチームで仕事をしていくので、相手に対して敬意を払える、尊重し合えるというのが一番土台になるし大切にしていきたいと考えています。その上で異なる感覚を持った人同士だと”n₊n"ではなく”n×n”の掛け算の組織になっていく。感覚が違うので、もちろん意見が合わないことも発生してくると思うけど、お互いが尊重し合えた上ですり合わせていけば爆発力のある組織になっていくのではないかと思います。
(植田)第二創業フェーズだからこそ、お互いの足りないところを補い合って形にしていけるチームワークを大切にしていきたいですね。
(吉田)そうですね。また、今のリザービアって私の中で伸びしろという意味で20%くらいの完成度。これから創ることのほうが多いので、まだ見えていないことを楽しめたり、創っていくことに楽しさを感じる人がマッチしていると思います。あとはプロダクトが変わっても、実現したい未来や目指したい世界に重なりを持たせられる人がいいなと。一緒にわくわくしながら仕事したいです!
(打合せ風景。「自分と重なる部分がありつつも感覚が違う人との仕事は、やっていておもしろいと感じる」と吉田さん。とっても楽しそう。)
そんな吉田さんの考え方を形成してきたものは?
(植田)今回のインタビューでも改めて思ったのですが、2人で飲みに行ったりしても「私はこう思う」というのをお互い結構持ってるから、話していてディベートみたいな感じになっていくのが学びがあっていつも楽しいです(笑)そんな吉田さんの考え方を形成してきたもの、原点は何だと思いますか?
(吉田)うーん。一つは小説が自分を形成しているかもしれません。自分と違ったバックボーンを持つ人に感情移入することによってその人を理解することが習慣になっています。また、もう一つは家族の影響も大きいと思います。日本人ってあまり人と政治のことなどは話さないほうがいいとされていますが、私は日常会話として【ニュースを一つみて自分がどう感じるか】というのをアウトプットする家庭だったので、自分がどう思うかということを人よりも考える習慣がついてるのかもしれません。
(自ら企画・運営した学生インターンの様子。学生の皆さんには自ら考え、アウトプットしてもらうことを重視した。結果学生からも好評でした。)
(吉田)また、考えが相容れない人がいるのを私は知っているので、自分との重なりが大きい場所を選ぶこともとても大事になってくるのではないかなと思います。人間は相対的な生き物だから、優劣や比較ではなく単純に差分で自分の輪郭を明確にしていくことができ、おのずと意見が形成されていく。どちらか良い・悪いではなく、その差分をシンプルに認め合えることが理想です。
(産休中の吉田さんの同期が子供を連れてオフィスに遊びにきてくれました。)
取材を通じて吉田さんの芯の強さや周囲の人への優しさ、「貢献」という志の背景に触れることができ、より一層、彼女の言葉を借りるとこれからまた残りの80%を一緒に創っていけることにわくわくしてきました!
吉田さんの話をもっと聞いてみたい!という方は、ぜひ一度カジュアル面談のご連絡を!お会いできることを心待ちにしています。