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ローテーション研修を経て配属部署で任された仕事とは?【リビタ社員インタビュー第2弾】

リビタの社員をよりよく知っていただく機会として始まった社員インタビューシリーズ第2弾。今回もリビタ社員の過去、現在のシゴト、考えなどを掘り下げていきたいと思います!

今回インタビューをしたい社員は、建物を一棟まるごとリノベーションする一棟事業部で、プロジェクトマネージャーとして活躍している新卒入社(入社3年目)した岩田さん。入社前の想いや入社後の仕事のこと、今後のビジョンなど、たくさんお話を伺いました。

平塚:よろしくお願いします!まずは、岩田さんはリビタに入社前、大学ではどんなことを学んでいたのですか?

岩田:大学では建築、大学院では都市計画を学んでいました。大学で建築を学んでいた中で、建物をデザインして作って終わりではなく、建物を活用するための制度などを学びたいと思って、大学院に進学しました。

平塚:具体的に進学後の学びはいかがでしたか?

岩田:大学院に進学してからは、公共施設のマネジメントについて学んでいました。いま日本の社会では、人口減少による税収減などさまざまな問題で、必要な公共施設の数が減っているところもあるのですが、公共施設が身の回りから減ると周辺住民から反発が起こったりします。しかし、数を維持しようとすると自治体の財政は圧迫されてしまう…という問題が起こっています。そのような問題に対し、サービスは維持しつつも余分なストックを減らして、どのように活用していくか、どのように折り合いをつけるかということを研究していました。

平塚:合理的に複合化するなどストック活用の可能性はたくさんありますよね。大学院時代、研究部分以外では何か活動などされていましたか?

岩田:大学院時代に株式会社HITOTOWAという会社で2~3年間インターンをしていました。株式会社HITOTOWAの事業の一つに、マンションでのコミュニティ形成事業があり、私はNeighbors Next U26 Projectというプロジェクトに参画していました。Neighbors Next U26 Projectは26歳以下の世代がマンションにおいて、日本における社会課題を解決し、理想のマンションを提案することを目的としたプロジェクトです。プロジェクトでは勉強会をしたり、マンション共用部分の提案をしたりしました。私自身はインターンとして参加していく中で、自分の興味領域が見つかって、広がっていったという感じですね。

平塚:大学院で制度的なところを学びながら、インターンを通して実践的に経験を積んで学ばれていたのですね。岩田さんはそこから就活の際はどのような業界に注目していたのですか?

岩田:就活のときは、3つの軸を決めて臨んでいました。①企画から運営を一気通貫したスキルとして身に付けられるかどうか、②やりたいことができるかどうか、③社員の人の良さ、です。①の段階でだいぶ絞れたので、受けたのは電鉄系などの不動産会社、リノベ系の会社など全部で10社くらいです。

平塚:自分の判断軸があるって大切ですよね。当時、リビタの選考を受けてみていかがでしたか?

岩田:実は、私の時は少し特殊な選考だったのです。特別選考というもので、社長と役員の前でやりたいことをプレゼンして、合格が決まるという一発勝負の選考でした。

平塚:一発勝負…!すごく緊張しそうですね…!ちなみに、岩田さんはどんなことをプレゼンしたのですか?

岩田:公共施設マネジメントのことをプレゼンしました。大学時代に卒業設計したものをブラッシュアップし、大学院での研究内容も加えて、「このように再生をすればまちが良くなる。それをリビタに入って、公共施設の再生をやりたい!」とプレゼンしました。それは今でも変わらず、公共施設のことをやりたいという想いも持っています


平塚:そうだったのですね。その熱い想いが伝わってリビタに入社し、入社後の研修はどのようなものだったのでしょうか?

岩田:入社後の研修では、まずリノベーションフルサポートサービスの「リノサポ」で2カ月間研修をしました。次に、「THE SHARE HOTELS」のホテル研修として2カ月間、私はLYUROで研修をしていました。そして最後に、シェア型賃貸住宅「SHARE PLACE」(以下、SHP)で2カ月間と、各部署のローテーション研修を経て、一棟事業部に配属になりました。

平塚:配属前にいろいろな部署のプレ体験ができる研修って良いですよね。一棟事業部に配属後は、具体的にどのような業務内容だったのでしょうか?

岩田:配属後は、リノア武蔵野の担当になりました。主な業務内容は、プロジェクトマネージャー(以下、プロマネ)として、販売会社、管理会社、広告代理店、建築担当など様々なステークホルダーをまとめながら、販売戦略を練って、事業のスケジュールと収支計画の管理をすることです。また、配属後の仕事としてはリノア武蔵野の共用スペースを地域に開いていくために、地域で活動していくためのパートナーを決めて、一緒に地域に開いていくための取り組みをしたのが一番大きかったです。


平塚:一棟まるごとリノベーションした建物に新しく人が住むことで、地域など周辺にとっての変化も大きいからこそ、まず始めに地域に開いていくという部分は大切な取り組みなのですね。リノア武蔵野では、具体的にどのようなことを行ったのですか?

岩田:地域に開きながら、入居者懇親会を行いました。一番大切なのは、入居者の方々を巻き込めるか、地域の人を巻き込めるかということです。そして、リビタがいなくなっても、そのように地域に開いたイベントを継続できる状態にすることをゴールにしていました。当時私は、その入居者懇親会を遂行するという役割を任せてもらっていました。思い返せば、HITOTOWAのインターンでも近いことをしていたので、販売の業務では先輩に指導してもらっていたのですが、コミュニティの部分は始めからメインで担当させてもらっていました。

平塚:岩田さんの経験が配属後の業務にも活きていたんですね。業務の中で「嬉しかった!」などやりがいを感じる部分はどのようなところにありましたか?

岩田:一番嬉しかった出来事は、リノア武蔵野における2回目の入居者懇親会です。イベント自体はリビタが主催という形で、入居者のみなさんに「準備を手伝っていただけますか?」と呼びかけをしたのですが、それに関わらず入居者のみなさん自らが自分たちのイベントであると認識してくれて、主体的に準備を進めてくださったのです。最終的には「みんなでここを使うことでマンションや場の価値が上がりますよね」という話がでるようにもなりました。

平塚:素敵なお話ですね!入居者の方々が、リビタがいなくても、ジブンゴトとしてイベントに取り組んでいる状態は、まさしく目指していたゴールの姿ですよね。

岩田:そうですね。入居者の方々も本当に良い方たちで、コンセプトや場の価値をしっかり理解してもらいながらプロジェクトを進められたな、良い物件だなと心から感じました。イベントの準備中、「10合炊きの炊飯器うちにあります!」と助け舟を出してくださる方もいたり、入居して実際に住んでいるお家を「見に来ますか?」などお誘いいただけたりしました。そういった生の声を聞けるのが嬉しいですね。


平塚:岩田さんもご近所づきあいのうちの一人みたいな感じで、良い距離感ですね。少し話は変わりますが、リビタに入社して一棟事業部で実際に業務に携わってみてから、入社前のイメージと入社後のギャップなどはありましたか?

岩田業務の大枠が不動産事業であるというところですね。住宅の購入はお客様にとってはとても大きい買い物なので、お客様に安心して、納得して購入いただけるようしっかり販売マネジメントを遂行する、というところに多くの時間をかけていることは入社前にはわからなかったのでギャップだと感じました。傍から見ると分かりにくいですが、今ではとても重要だと感じています

平塚:最後に、新卒入社してから約3年間、一棟事業部で業務に携わってきた岩田さんは、今後挑戦してみたいことやビジョンなどありますか?

岩田:今は一棟事業部でマンション分譲の業務に携わり、賃貸も12SHINJUKUを担当しているので、今後は、シェア型賃貸住宅「SHARE PLACE」の運営をやってみたいという想いがあります。住居を扱う中で、もちろん大変なことはあると思うのですが、SHPの運営に挑戦してみたいです。また、運営業務を経験した後、改めて企画職にも挑戦したいです!

平塚:住宅の分譲とは違う経験ができそうですね。様々な事業領域を展開しているリビタだからこそ、性質の異なる経験が積める面白さがありますよね。本日はありがとうございました!

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