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REALITYは「メタバース」へーバーチャル空間で自由に遊べる「ワールド」機能の開発秘話

REALITY人事の荻野です。

2021年8月6日、REALITY社の親会社であるグリー株式会社はメタバース事業への参入を発表しました。この事業を牽引していくのがREALITY社です。メタバースへの第一歩として、バーチャルライブ配信アプリ「REALITY」内に「ワールド」機能をリリースしました。

そこで今回は、「ワールド」機能をはじめREALITY3周年記念企画の開発に携わった矢部 椋さん(以下:むくどりん)、麻田 修平さん、マンドレイク中嶋さんにお話を伺いました!

むくどりん/プロダクトマネージャー。(写真右)
普段はREALITYで新機能開発やキャンペーンの企画、配信上での演出を担当。今回は企画や進行管理を主に担当。

麻田 修平/エンジニア。(写真左)
普段はREALITYでUnity周りの開発を担当。今回はアバターのワールド上での操作等の開発を主に担当。

マンドレイク中嶋/3DCGアーティスト。(写真中央)
普段は法人向け事業のREALITY XR cloudでバーチャルライブやイベントの3DCGを制作。今回はステージ制作を主に担当。

REALITYがメタバースの入り口へ。「ワールド」機能をリリース。

3周年記念企画の1つとして「ワールド」機能がリリースされました!どんな内容になっているのでしょうか?

むくどりん:REALITYのアバターのままで3Dのバーチャル空間の中を自由に動き回ったり、友達とコミュニケーションを取ることが出来ます。ただ動くだけではなく、「ワールド」の中ではジャンプしたり、エモート(決まったポーズが出せる機能)を出したり、水鉄砲や傘のギフトを身につけて操作するなど自由度高く遊ぶことができます。「ワールド」は時間によって8つのテーマに変化するので、様々な空間を楽しんでいただけます。



「ワールド」機能を開発するにあたって特にこだわったポイントはありますか?

むくどりん:開発の観点では3周年に必ず間に合わせたい!と思っていたので、進行を工夫しました。通常は開発の進捗状況次第でリリース日を調整することもあるのですが、今回そういうわけにはいかないので、理想の体験に絶対に必要な機能から開発して、関係者と日々コミュニケーションを密にとりながらブラッシュアップしていきました。
例えばジャンプできる機能や、ネームプレートなどは開発しては触ってを繰り返しながら、エンジニアさんやデザイナーさんと「これあったほうがいいね」「いや、ない方がいいかな」という議論を経て追加をしました。

麻田:配信時の機能と同じ機能を残したことです。「ワールド」の開発は初めてだったこともあり、まずは最低限遊べるようなものをゴールにして作っていました。ただ開発しているうちに、技術的にも機能が加えられそうだという手応えを感じたんです。あと遊んでみてやはりエモートができたほうが楽しいし、ギフトがあった方いい。配信時にできて「ワールド」で出来ないことは極力なくしたいと思い、配信時用にすでに備わっている機能も加えていきました。

マンドレイク中嶋:3DCGの観点ではプロダクトマネージャーのむくどりんさんが想像している「ワールド」にどれだけ近づけていけるかをすり合わせながら制作しました。
良かったと思うのは、REALITYのギフトはすでに3Dで作られているので、それらの既存のアセットをうまく組み合わせて期限内に最大限のものが作れたことです。なので工数の観点ではそこまで掛かりませんでした。

REALITYアプリとREALITY XR cloud(法人向け事業)、事業や組織を超えて一緒に開発することになったのは何故ですか?

むくどりん:REALITYのアプリ側ではギフトなど3Dのアセットはたくさん作っていますし、ユーザーさまならこんな構図で撮影しそうという想像はあるのですが、3D空間自体は作っていないので知見がありませんでした。その点マンドレイク中嶋さんは、最近だとWONKバーチャルライブなど、これまでさまざまなバーチャルライブやイベント制作に携わっています。なので今回はそのノウハウを活かして一緒にできたらと思い、お声がけしました。

マンドレイク中嶋:そういう意味では今回の「ワールド」機能はREALITY社が持つバーチャルコミュニティーの運営の技術・知見と、3D空間の技術・知見が合わさり、シナジーが生まれたと言えますね。

REALITYにしか出来ない体験の追求

「ワールド」の開発にあたり大変だったことは何ですか?

むくどりん:僕というより、エンジニア、デザイナーのみなさんが大変だったことなのですが・・・。初期コンセプトから、方向性を大きく変更したことです。当初は3周年の企画ということもあり「REALITYの思い出を振り返れる博物館」みたいなコンセプトで開発していました。このコンセプトのもと、いざ作ってみて、手元で触ってみた時、ピンと来なかったんですよね。もちろん開発途中だったので、コンテンツが揃えばそれなりのものにはなったと思うのですが、ユーザーさまが一番楽しめるものになるという確信は持てず・・・。博物館を見てまわるよりもギフトで遊んでいることの方がずっと楽しかったんです。その時点で開発期間2ヶ月のうち1ヶ月が過ぎていたのですが、覚悟を決めてコンセプトを1から変更することを決めました。
プロダクトマネージャーの立場って、良いものづくりのために妥協せず考え抜くのが仕事である一方、エンジニアやデザイナーのみなさんがここまでどれだけ努力して開発してくれていたか分かるので、この決断の時は胃がねじ切れそうでした(笑)。
ただ完成された「ワールド」を触った時、この決断は間違っていなかったと自信を持って言えるほど、良いものができたと思います。

実際に開発されたお二人は、企画の変更についてどう思われましたか?

麻田:自分としてもむくどりんさんと同じ意見でしたね。初めの開発の段階で、今回入れるかどうかは分からないけど、自分的にあったら良いなと思う機能を入れてみたんです。例えばギフトを持ったりとか、ジャンプしたりとか。カメラも当初は自分の背面からしか見ることができない仕様だったのですが、自由度を高めて全体的に動かせるようにしてみました。それらを触ってみて、「ワールド」そのものを楽しめる空間にしたほうがいいのではないかという話になり、コンセプトを変更することになったんです。

むくどりん:実際、機能に触れられたのは、コンセプト変更においてめっちゃ重要でしたね。

麻田:早めに作ったものを触ってもらって、意見交換ができたのはよかったなと思います。

マンドレイク中嶋:3DCGの観点では、新しくなったコンセプトの開発はREALITYがこれまで積み上げていきた3Dのアセットを活用しながら作ることができたんです。なのでむしろ前のコンセプトの方が開発工数という意味では大変だったと思います。
私もこのコンセプト変更はとても良かったと思っています。正直前の「REALITYの思い出を振り返れる博物館」の企画はREALITYを知らない外部の人でも発想できる企画です。でも新しい企画はそうじゃない。ギフトなど今までの歴史を踏襲した先にある3D空間でREALITYがアバターを通じてコミュニケーションが取れるプラットフォームであることが生かされている企画になっているので、これはREALITYを熟知し、愛しているむくどりんさんだからこそ作れたものだと思います。

むくどりん:そう言ってもらえると本当に嬉しいです・・・。

世界中の人が制約なく繋がれる世界へ

今後REALITYで実現していきたいことを教えて下さい!

むくどりん:今回の「ワールド」にはREALITYのさまざまなギフトが配置されていますが、ユーザーさまそれぞれにも好きなギフトがあると思うんです。今後は、各々が好きな「ワールド」が作れたりしたら面白そうだな、と想像しています。
あとは今回4人で楽しんでいただく形ですが、エイプリールフールの時みたいに100人で楽しめたり、もっと先の未来では砂漠を旅できたり、そこで生活ができたり、プレスリリースでも発信された動画(下記動画)のようなバーチャル世界を作って行きたいと思っています。

麻田:僕はREALITYアバターが大好きなので、そのアバターが活躍できるシーンが増えていけば良いなと思います。
あとはメタバースっていまいちまだよく分かっていなくて、それはまだメタバースとは何か定義されていないからだと思うんです。なので野望としてはREALITYでメタバースをやっていくというよりは、REALITYがメタバースだと言われるようにしていきたいです。
例えば100人が動く空間でも、日本人だけではなくて、世界中の人が集まった空間でコミュニケーションを取ったり、いろんな壁を超えて繋がれる空間が作れたら素敵だし、作りたいなと思います。ただそのためには技術的にもいろんな挑戦をしなければいけないので、やっぱり一緒に作る仲間が必要ですね。

マンドレイク中嶋:メタバースの定義はまだされていないですが、1つだけわかっているのは「仮想現実」というように現実世界をミラー化させた世界だということです。そこは決してエンターテイメントだけの世界ではなくて、日常のインフラや、生活に必要なものが揃っている世界だと思います。REALITY社もライブエンターテイメント事業からメタバース事業に変化するということは人を楽しませるだけでなく、人が生きていく世界を作っていくということだと思うのでその世界で必要なコンテンツをどんどん作っていきたいですね。個人的には馬が好きなので競馬場があったら楽しいなと思います!

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「なりたい自分で、生きていく」ことのできる、メタバースの実現に向け
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REALITYについて
バーチャルライブ配信アプリ「REALITY(https://reality.app/)」の開発・運営やメタバース構築プラットフォーム REALITY XR cloud(https://reality.inc/products/realityxrcloud/)の開発・運営をしています。
・会社紹介資料(https://speakerdeck.com/realityinc/reality-introduction-aug-2021
・REALITY note(https://note.com/reality_eng/

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