こんにちは!人事のまおです。
8/25(金)にEC-CUBEカフェを開催しましたので、早速その様子をお届けしていきます☕️
開発者であるエンジニアの板橋さんに、開発秘話についてもお伺いしました👩💻
ぜひ最後までご覧ください!
EC-CUBEカフェとは?
EC-CUBEカフェは、EC-CUBE千葉ユーザーグループ主催のECサイトやマーケティングにまつわる情報交換の場です。「サイト運営」に関わることを話題の中心に、EC-CUBE、ECサイト制作、マーケティングに関わる人・関心がある人が集まり、それぞれのホットな話題、相談事を話し合います。
「EC-CUBE」がこのカフェのキーワードですが、広く「ECサイトの運営」「マーケティング」にも焦点を当てていますので、新しくネットショップを始めたい方やネットショップで悩みを持たれている方にもご参加いただいています。
今回のテーマ「AI×EC-CUBEで広がる未来」
最近のAIの進化は凄まじいですが、その中でもよく見かけるのが"ChatGPT"です。皆さんも一度は使ったことがあるのではないでしょうか?そんな話題沸騰中の"ChatGPT"のサポートプラグインを当社が開発!今回のイベントでご紹介させていただきました。
Chat GPTサポートプラグインとは
ズバリ、EC-CUBEの管理画面に"ChatGPT"のチャットボット機能を搭載できるプラグインです。OpenAIのAPIキーを設定することで、AIとの会話が可能になります。チャットボットは画面上どこでも移動させることができ、チャット幅も広いので長い文章にも対応可能です。
導入方法
"ChatGPT"のOpenAIにログインし、APIキーを取得。APIキーをEC-CUBEのプラグインに登録すると、「プラグイン一覧」に表示されます。あとは、APIの設定をすれば、すぐにチャットボット機能が使えるようになります。
こんな風に使ってほしい
板橋(開発者)|
やはり業務効率に活かして欲しいですね。例えば、商品説明とかであれば、商品のタイトルや情報などを入力すれば、よしなに商品説明文を書いてくれます。SEOに強い商品説明が欲しい場合、「商品名のタイトルの6~9%の出現率で1500文字」などと指定すれば、SEOに有効な商品説明が出来上がると思います。
あと、EC-CUBEはオープンソースなので、カスタマイズの方法やプラグインがインストールできない事案もよく発生しますが、そういう時に"ChatGPT"にサクッと質問できます。他の画面に遷移せず、そのまま管理画面上で使えるという点がメリットなので、是非ご活用いただけたらと思います!
プラグイン作成で大変だったことは?
板橋(開発者)|
名称には気を遣いました。たくさん使われている外部のAPIで連携できる便利なツールでもあるので、命名規則などは公式の内容を確認しながら行いました。機能的なところで言うと、管理画面内で動かせるというところはこだわりましたね。ボット機能がずっと画面の右下とか同じ位置にあっても不便だと思いますし、事業者さんにとっては必要な機能だと思い、工夫したポイントです。
今後の展望について
板橋(開発者)|
まだまだ改善の余地はあって、「AIと話す」とかも今考えると本当に自分で設定したのかな?って思うくらい、自分のセンスを疑うんですけど…(笑)こういう部分の改善もそうですが、いちいち"ChatGPT"に入力するのも面倒だと思うので、今後は管理画面上に生成ボタンを置いて、商品名から自動的に文を生成してくれるようなプラグインも開発していきたいと思っています。
次回のEC-CUBEカフェ
2023年9月のEC-CUBEカフェは、「CVRを上げるちょっとした工夫」についてお話する予定です!ボタンの色を〇〇にするとCVRが簡単に上がる〜などのお話をさせていただきます。ECサイトやマーケティングにご興味のある方は、どなたでもお気軽にご参加ください✨
詳細は9月以降、Compassにてお知らせいたします📄
まとめ
今回は15名の方にお申込みいただくことができ、回を重ねるごとに参加数も増えていて、運営側としてもうれしい限りです。今回ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございます。
ご紹介したプラグインは無料ですぐご利用いただけるものなので、是非多くの方に知っていただき、ご活用いただけたら開発者の板橋も泣いて喜びます!今後も世の中に便利なプラグインを発信できるよう、精進して参ります🙇♂️最後までご覧いただき、ありがとうございました!